2009年11月30日

ママのおなかをえらんできたよ。

「ママのおなかをえらんできたよ。」

ちびがるたが生まれたての頃
母親も、今思えば自分こと父親も
かなりテンパっていた。
こんな状況(子育てヂゴク)が続く限り
二人目なんか絶対、無理。

世に双子を生んだ家庭などは
よく育てる事が出来るよなあ。
ホンキでそんなことを考えていた。
金銭的なことからもね。

ちびがるたが三歳になって
金銭的には相変わらずだけれども
親のほうに精神的な余裕が少々出てきた。

ちびがるたがお兄さんになってきて
双方向コミュニケーション能力が
備わってきたこともある。

こちらが誠心誠意をもって話せば、
三回に一回くらいは、彼も話を
聞いてくれるようになっている。
(面白い事に、三歳児のクセに彼は
 赤ちゃん扱いをヒジョーに嫌がる。
「おにーさん」でないとイヤなのである。
 おにーさんだからコレやってね!と
 こっちがおだてるとノってくる事が多い)

それにしても次の子供ね・・。
某高貴な家柄の方ではないけど
コウノトリのご機嫌を伺ってですね〜えーと。

ママのおなかをえらんできたよ。
池川 明 (著) ・リヨン社

という本がある。要は「胎内記憶」の本だ。
作者は歴とした産科医だが、彼の長年の経験では
3〜5才くらいの幼児は、男でも女でもなく、
まだ人間というよりも妖精に近く、そんな彼ら彼女らは
気が向くと自分の生まれる前を話して聞かせてくれる
ことがあるらしい。



(妊娠中、諸事情でストレスが溜まってた母親の子)
「おなかの水が苦くて早く出たかった」とか

兄弟が出来る前に、
「僕の後ろに女の子がいたよ。でも話し合って
 僕が先に生まれる事にしたんだ」
その数年後にホントに女児が生まれたり。

出産前のことなど、親は子供に話していないのに、
ウソかマコトか、それをすらっと言ってのける
幼児がいるのだそう。だってこの本に書いてあったしw

世間の垢100%で人体が構成されている
我々オトナとはエライ違いだ。
そんな彼らも6歳あたりで、そんなこと話したっけ?
になるらしいけれど。

そういえば我が家にも、まだまだ人間というよりは
妖精さんに立ち位置が近い、境界線上で生きている
御方がおられた。
そう、うちのちびがるた(3歳1ヶ月)である。

ひとりブロックで遊ぶちびがるたに伺ってみた。

P「○○(←ちびすけの本名)、弟か妹が欲しくないか?」
ち「・・・」
P「どお?」
ち「ほしい」
P(おおッ)「どっち?」
ち「いもーと」

P「じゃあさ、○○がお母さんから生まれる前
  うしろに誰か並んでた?」
ち「うしろ?・・・さるだよ」
P「へ?」

ち「さーーーる!

P「猿すか?」
ち(ニコニコしながら)
 「うん。ぞうもならんでたよ」

PONは何度か聞き返したが
ブロック遊びの邪魔をするな!とばかりに
そのうちプイッと横をむき、答えなくなった。

それにしても「メスざる」に「ゾウさん」とは・・。

さすがにそれはムり。物理的に。



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追記
posted by PON at 21:00| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする