ちびがるたが生まれたての頃
母親も、今思えば自分こと父親も
かなりテンパっていた。
こんな状況(子育てヂゴク)が続く限り
二人目なんか絶対、無理。
世に双子を生んだ家庭などは
よく育てる事が出来るよなあ。
ホンキでそんなことを考えていた。
金銭的なことからもね。
ちびがるたが三歳になって
金銭的には相変わらずだけれども
親のほうに精神的な余裕が少々出てきた。
ちびがるたがお兄さんになってきて
双方向コミュニケーション能力が
備わってきたこともある。
こちらが誠心誠意をもって話せば、
三回に一回くらいは、彼も話を
聞いてくれるようになっている。
(面白い事に、三歳児のクセに彼は
赤ちゃん扱いをヒジョーに嫌がる。
「おにーさん」でないとイヤなのである。
おにーさんだからコレやってね!と
こっちがおだてるとノってくる事が多い)
それにしても次の子供ね・・。
某高貴な家柄の方ではないけど
コウノトリのご機嫌を伺ってですね〜えーと。
「ママのおなかをえらんできたよ。」
池川 明 (著) ・リヨン社
という本がある。要は「胎内記憶」の本だ。
作者は歴とした産科医だが、彼の長年の経験では
3〜5才くらいの幼児は、男でも女でもなく、
まだ人間というよりも妖精に近く、そんな彼ら彼女らは
気が向くと自分の生まれる前を話して聞かせてくれる
ことがあるらしい。
(妊娠中、諸事情でストレスが溜まってた母親の子)
「おなかの水が苦くて早く出たかった」とか
兄弟が出来る前に、
「僕の後ろに女の子がいたよ。でも話し合って
僕が先に生まれる事にしたんだ」
その数年後にホントに女児が生まれたり。
出産前のことなど、親は子供に話していないのに、
ウソかマコトか、それをすらっと言ってのける
幼児がいるのだそう。だってこの本に書いてあったしw
世間の垢100%で人体が構成されている
我々オトナとはエライ違いだ。
そんな彼らも6歳あたりで、そんなこと話したっけ?
になるらしいけれど。
そういえば我が家にも、まだまだ人間というよりは
妖精さんに立ち位置が近い、境界線上で生きている
御方がおられた。
そう、うちのちびがるた(3歳1ヶ月)である。
ひとりブロックで遊ぶちびがるたに伺ってみた。
P「○○(←ちびすけの本名)、弟か妹が欲しくないか?」
ち「・・・」
P「どお?」
ち「ほしい」
P(おおッ)「どっち?」
ち「いもーと」
P「じゃあさ、○○がお母さんから生まれる前
うしろに誰か並んでた?」
ち「うしろ?・・・さるだよ」
P「へ?」
ち「さーーーる!」
P「猿すか?」
ち(ニコニコしながら)
「うん。ぞうもならんでたよ」
PONは何度か聞き返したが
ブロック遊びの邪魔をするな!とばかりに
そのうちプイッと横をむき、答えなくなった。
それにしても「メスざる」に「ゾウさん」とは・・。
さすがにそれはムり。物理的に。
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