2009年12月11日

崎陽軒 シウマイ弁当

崎陽軒 シウマイ弁当

シュウマイではありません。
シウマイです。
カレーのことを、あくまでカリーと呼称する
老舗洋食店のようなコダワリ。

桃鉄でご存知の通り、横浜名物=シュウマイ
ってのは、崎陽軒の貢献度大です。

「あーのとーきの様に、今日も明日も
 おいしいシウマイ、き〜よぉ〜けん」

多分、関東ローカルCMでしょうが。
このCMと「磯村建設」「スイミー」
「第一家庭電気」と「ハヤミズ」

そして「カダン」(←カダン、カダン、カダン
お花を大切に〜のアレですよ)あたりは
全部セットの記憶が。平日4時ごろにまとめて
見ることが出来た気もします。

そうそう、そんで「シウマイ弁当」。
B5サイズほどの折包みに、半分がご飯
シウマイ3個、カジキマグロ、玉子焼き
そしてあんず(←結構苦手な人もいるようだ)

要するに「シウマイ」入り幕の内弁当なんです。
折いっぱいにぎっしり詰まって
それで780円。

最近の駅弁は、とにかく業者が銭ゲバになっており
最低でも1000円は消費者からゲットしてやる!
という野望に燃えた商品ばっかりです。
単に弁当食うだけなら、JRのコンビニで
コンビニ弁当買えばいいだけなのでして
この「シウマイ弁当」は、名物駅弁としての
存在感をキープしつつ、実用弁当としての
コスパにも優れた、偉大な弁当だと訴えたい。
世間に。Yes!We Can(古いか)

これでも結構値上がりしてしまって・・。
ほんの2年前までは710円だったのになァ。
でも崎陽軒ガンバレ。

550円の横浜チャーハン弁当ってのもある。
このあと50円がクセモノって感もあるけれど
でも駅弁で550円はかなり立派

ちなみに崎陽軒のシウマイは
6個入り:270円
15個入り:580円
30個入り:1150円

いずれも30円ほど上がってしまったのは残念。
15個入りってのは、独りだと結構食べ応えがある。
横浜にお越しの際のお土産にいかが?

別に崎陽軒のまわしモンではありませんので。
(送りつけてくれるのは大歓迎ですから >崎陽軒様)

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2009年12月10日

通勤電車の車窓から

「通勤電車の車窓から」

通勤電車の車窓から、いつも小学校が見えます。
この小学校が見えたら、降りる駅までもうすぐ。
PONが電車で通りかかる頃は、こども達が
登校して朝礼までの間、グラウンドで遊んでいる
頃か。

ほんの一瞬だが、校内の木で木登りしている
小学生を発見した。珍しい。

久々に気分のよい朝だった。

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2009年12月09日

機甲艦隊ダイラガーXV

「機甲艦隊ダイラガーXV」

(きこうかんたいダイラガーフィフティーン)
15台のマシーン(ほとんど自動車)が合体する
究極の合体ロボ。


全身にコクピットがあるってこと。
アタマ、胴体、両手、両足に5人ずつ
酷い設計だ。戦闘メカである以上
必ずどこかが損傷せねばならない
ところが出てくるはず。
キックとかパンチなんて怖くてできない。
ところが多数決でヘッドバッドは解禁になったりねw

それにしても体中に人間が乗っている
理由がよく判らない。
デビルマンにでてきた「ジンメン」か。
しかも敵にとってはなーんも脅威になっとらん。

もしも、万が一、スーパーロボット大戦に
参戦してしまったら・・一躍最強ロボに
なるであろう。
なんつったってパイロットが15人!
精神コマンドを何回使えることか!

(精神コマンドってのは、ゲームにて
 各ロボットの操縦者が持っているとされる
 まあ、「ズル」が許されるコマンドのこと。
 各人ともRPGでいうところのMPを
 持っているので、そのMP分だけコマンド
 発動が可能。たとえば「ひらめき」コマンド
 を事前にかけておけば、敵の攻撃を
 絶対に一回は回避する)

5人パイロットを乗せた、かのコンバトラーV
やボルテスVの参戦も、かなりズルイと
当時は評判だったのに。
単純に言って、コンバトラーの三倍、長い間
戦うことが可能。

数だけ競うならば、筆箱の「フタ」の数を競う
ブームもあったなあ。ほとんど使われなかったけれど、
最高で24個フタのある筆箱を誇る友人がいた。
でもそうなると、せいぜいクリップくらいしか
個別には収納できない。

ボタンを押すと鉛筆収納トレイが射出するタイプ
ボードゲーム内臓タイプ
ゾウが踏んでも壊れないタイプ
缶ペン(アニメ系、アイドル系)etc・・

実はダイラガー、観ていなかったんで。
話にならず、筆箱ネタに逃げてみました俺がいます。
いまどきもう言わないかな「筆箱」
ペンケース??

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2009年12月08日

「償いの椅子」沢木冬吾

「償いの椅子」沢木冬吾

「外道には二種類ある・・自覚した上でイザとなると
 鬼になれる外道と、自分のことしか考えない外道。
 能見、お前は前者なんだろ?」

あらすぢ
内容(「BOOK」データベースより)
五年前、脊髄に銃弾を受けて能見は足の
自由を失い、そして同時に、親代わりと
慕っていた秋葉をも失った。車椅子に頼る
身になった能見は、復讐のため、かつての
仲間達の前に姿を現した。刑事、公安、
協力者たち。複雑に絡み合う組織の中で、
能見たちを陥れたのは誰なのか?
そしてその能見の五年間を調べる桜田
もまた、公安不適格者として、いつしか
陰の組織に組み込まれていた。彼らの
壮絶な戦いの結末は…。

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ハードボイルド・ピカレスク小説
二度読むほどではないけど、面白かった。

内容は、ルパンで例えれば、ルパン一家の
大黒柱ルパンが死んでしまった後
残されたキャラがそれぞれに道を見出すまでの話。
主人公「能見」=手負いの次元かな。この場合。

この作者の持つ構成力、筆力はかなりの物。
個別の人物が持つエピソードを小さな単位とし、
ジグソーパズルでいえばバラバラのピースとして
各所に配置されており、
読者はそれをほぼタイムリーに入手できるので
ハナシがつながってくる。

この作者は自分の小説がというか、
自分がつむぎ出す世界がダイスキな人に違いない。
何度も何度も読み返し、推敲し、ブロックを
並び替えるかのように小説を完成させたのだろう。

一方、この手の小説にありがちなのが、
時間軸の前後や場所が変わったり、
なんの前フリもないままキャラが登場して
急に芝居を始めたりと、構成に振り回されてしまい
読みにくくなってしまうこと。
ひととおり、人物をアタマにインプットできれば
後はグイグイと引き込まれ、面白い小説になると思う。
その、人物インプット作業が面倒なんだけど。

登場人物は、それぞれの父親が外道であったために
家庭的にみな不幸な出自。そんな彼らが再び「父性」を
見つけ出し、また失なうまでの物語。

この小説における完全な「父性」こそが
主人公「能見」である。

そして「能見」のライバルである「南城」。
彼はこの小説で唯一、父性に当たる存在を
見つけ出すことが出来ず、また自らも「父性」に
なれない不幸な存在。

だからこそ能見のライバルくらいにしか
なれなかったのかも知れない。

そんな「能見」と「南城」だが、子供(特に女の子)
にはそろって調子が狂うってところは面白かった。

そして狂言回しの桜田。彼は警察側の人間で
正義感が空回りして南城にだまされるままに
行動していたが、そのうち自意識を持ちはじめる男。

小説に出てくるキャラは「能見」を
はじめ「南城」にしても完璧な男でありすぎて
読者はとてもあんなになれそうもなく

ああいった非日常的ドンパチに巻き込まれた時には
能動的に動いたつもりでも結局は、桜田のように
なってしまうのが関の山。
(この小説、能動的に動かないキャラ=警察官は
 名前が「カタカナ」です)

最後の最後になって、やっと舞台の袖まで
たどり着くことの出来た、エキストラのようなキャラ
「桜田」が主役の能見に言うセリフが素敵。

能「たしかアンタ?」
桜「・・いちファンですよ」

しかし「公安」ってあんなイヤーな団体なんだろうか?
今度知り合いに聞いてみようかな。
公安が嫌な団体というよりも、陰湿なインテリジェンス活動
(要はスパイ合戦)に対抗する組織となると、
自然と陰湿にならざるを得ないのでしょう。

対諜報活動部隊が「甘ちゃん」の集団だったら
そっちの方がよほどコワイ事態。



「怪物と戦う者は自らも怪物とならないように
 気を付けねばならない。 汝が深淵を覗き込むとき、
 深淵もまた汝を覗き込んでいるのだ」


フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

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2009年12月07日

ブリッジエンジニア

「ブリッジエンジニア」

ブリッジエンジニアという役職がある。
橋梁設計者ではもちろんなくって
日本と海外の「架け橋」になるエンジニア。

要は、インドや中国など海外に発注した
プログラム開発をのめんどうをみる職。
海外発注だけでなく、外国人エンジニアを
日本につれてきて作らせることも。

そのブリッジエンジニアに話を聞いた。
彼は「エジプト人」と「インド人」担当経験者だ。
(埃及←エジプトと読むらしい)
人種差別とかではなくって、あくまで文化の違いに
驚いたとも語っていた。

曰く、エジプト人のほうがインド人より
メンタリティが欧米に近く、ビジネスがやりやすい。
インド人は「親戚の親戚が倒れた」とか言って
何かにつけてすぐ帰りたがる。
しかしながらアウトプットは英語圏であるためか
インド人のほうが優秀。

どうにも大変なのは、日本人が職場でお菓子を
食べるように、インド人は仕事中に生野菜を食べる
キュウリとか。ボーリボーリと。
あまりのキュウリ臭さで他職場から苦情が出たことも。

自分も、たまに外国人と接することがあるけれど
彼らのハングリー精神は、今の日本人にはもうない。

例えば、履歴書の書き方。
日本人はTOEICを受けようと思って勉強中でも
実際に受験してからTOEICって言葉を書く。
でも彼らは、日本語能力検定試験受験中とか書く。
出来なくても、出来ます、と言い切ってしまう。
少なくとも勉強している事はウソではないんだから。

そんなセルフプロデュース能力
実にエネルギッシュ。

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2009年12月06日

モジュールレイアウトの話

「モジュールレイアウトの話」

英国では趣味の王様と言われるらしい鉄道模型の話。

「レイアウト」ってのは鉄道模型界では
板の上に線路にトンネル、道路、駅などを
設置した箱庭のこと。
これまでは小判型レイアウトといって、ぐるぐると
ずっと電車が回っていられるような線路配置が
主流だった(まあこれからもそうでしょう)

家の広さには限りがあるのだから仕方ないが
小判型はあまりに非現実的な線路配置で、
モデラーが思うようになかなか風景を作りこめない。
だから・・「モジュール」といって風景ごとに
分割して作成、状況に応じてモジュールを
ブロックのように組み合わせてレイアウトに
する手法があります。

趣味人が何人も集まって、個別にモジュール
レイアウトを作成、年に数回、体育館とかで
つなぎ合わせるなんてことも。
そうなれば、新幹線のフル編成16両、
北斗星に東海道線普通電車など実物同様の
長大編成を、ただひたすら真っ直ぐに
走らせる事が出来るのです。
ヘビの共食いじゃないけど、頭がシッポを
追いかけてぐーるぐるにはならない。

このモジュールってのも作者の個性がでて
結構面白い。夏の風景モジュールの横に
冬山があったりするのはご愛嬌だけど
最近はひたすら作りこめるからか、
モジュールレイアウトを専門とする
モデラーもいるらしい。

発表会にむけて誰もが見せ場をつくる。
地下鉄を組み込んでみたり、本線の横に
支線やローカル線を走らせてみたり、
山を設けて独立して稼動するロープウェイや
ケーブルカーなどを設置した例もあった。
鉄道模型は、電車は動くけど人や車は
止まったままでも誰もツッこまないのが
不文律だけど、ベルトコンベア方式を採用
果敢に不文律にチャレンジした方も。

面白かったのは・・

マリンエクスプレス
水槽の底の方にかまぼこ型のチューブを設置。
その中に線路を通して模型を走らせる。
上には巨大金魚が回遊。維持管理が大変そう。

【地球防衛軍】
何かと思えば、線路沿いに基地と滑走路があって
そこにコスモタイガーUが並べてあるっつー話。

【タイムスリップ】
これまた何かと思えば、線路沿いの基地に
並んでいるのは第二次世界大戦の日本軍機。

レイアウトでゴジラやギャオスが列車を襲う
シーンがあってもいいと、個人的には思うけど
鉄道模型の世界って結構マジメなマニアが多くって、
以上のものなんかは子供はよろこぶけど、かなり
イロモノ扱い。

古くはAFVマニア(戦車などミリタリー系愛好家)
がガンダムのようなプラモを完全にオモチャ扱いして
いた時代もあったように、
鉄道模型モデラーはマジメな人が多くって
写実主義(リアルであればあるほど良)が主流。
イロモノは無視される事が多いのです。



関係ない人間(多くはオトナの女性)からすれば
どれも、いいトシした男がオモチャに
未だかまけているだけである事に変わりません
ので
彼女らの前でジャンル分け、いがみ合い、
「俺はあいつらとは違う」とかいう正当派主張は
無意味なのでいす。

てなわけで、まずは国共合作を唱えるものです。

(涙)鉄道模型を捨ててから、夫の様子がおかしい

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2009年12月05日

「ヘンリー捕物帳」 しりあがり寿

ヘンリー捕物帳

いきなりで申し訳ないが
表題の通り「ヘンリー捕物帳」である。

これはしりあがり寿さんの漫画。
そもそもは彼の「少年マーケッター五郎」を
某三色古本屋にて100円で購入したのが縁。

表題にあるおそらくメインの漫画
「少年マーケッター五郎」とは名前の通り
少年でマーケッター。
絶対売れそうもない製品を開発してしまって
とほーに暮れる中小企業のおとなの人達が寄せる
マーケティング依頼を、メチャメチャな方法で
解決する。子供だから。自称スゴ腕マーケッター。
でも許される。子供だから。

家に帰れば(5:00以降)、少々スノッブなところも
あるけどフツー?の子供。子供を演じるときには
巨人野球帽をかぶり
(阪神だと周囲が心配するからなのだそうなw)
夕ごはんがカレーだと、飛び跳ねて喜ぶ。

まあ、そんな「ぐたぐた」な漫画(←完全にホメ言葉です)
の集まった短編集であります。
っつーか、基本、彼の作品はほとんど「短編」ですが。

その中の一本でした。 
ヘンリー捕物帳
PONのお気に入りなのですよ。

長い太平の世にはときどき奇妙な事が起るモンです。
江戸の町のジユーとヘイワヲマモルタメーの
岡ッ引き。その名は
「ヘンリー・マックスウェル」
ステイツはオクラホマ出身。

少々日本語不自由。腰位置が高いので
いつまでたっても着物が板につかない。

なんで彼が、鎖国の江戸にいるのかとか
岡っ引きなのかとか、そういうギモンは
持たないほうがいいでしょう。
だって本人も含めて誰もわからないからデース。

ヘンリー.gif
これがヘンリー親分

ここは花のお江戸八百八町。
メリケンかぶれの豪商の所有する「アメリカの星」。
これを狙い、怪盗「ジゴクの使者」より予告状が届く。
ヘンリー親分とその子分の活躍を描く!

ヘンリーの通訳も含めて、実質一番活躍しているはずの
ヘンリー子分は名前すらなしw
そう、親分はそこにいればイイのだ。
なぜかすべては勝手に解決する。

たった一話の読みきりかと思いきや
連載してたんだ。(2007年)
最近になって知った。
やるな。しりあがり先生。

「オサヨボー オサヨボー」
「HAHAHA! ディッキー、ニョーボ マッテル」


「ノー ノー キニマイル ノー」
「まったく、漢字が読めないんだからオヤブンは」


ほんと、あの漫画家は世間をおちょくるのがウマイなあ。



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2009年12月04日

ルパン三世 GREEN VS RED

「ルパン三世 GREEN VS RED」

いつの間にか、夏休み恒例
金曜ロードショー「ルパン三世TVスペシャル」
の地上波放映がなくなってしまい、
この作品もOVAとして発表された。
そういえば、自分もここ数年
ぜんぜん新作を見ていない。
ルパンではもう客を呼べないのか。
あるいは山田康雄氏がなくなった時点で、
アニメルパンの命も尽きていたのか。
クリカンも頑張ってはいるけれど。

あらすぢ
今日も世界中で活動をするルパン三世。
しかし、それはほとんどが違う格好、違う顔、
違うジャケットを着ていた。
何十人のルパンを海を越えて捜査していた
銭形は、それはすべて偽者だと感づいていた・・・・。
いったい本物は何処に?

東京の寂れた街。夢も希望も無く、ただ毎日を
漠然と過ごすしかないラーメン屋のアルバイトで
生計を立てる青年ヤスオは、恋人である人気
レポーターのユキコからも愛想をつかされつつ
あり、叶う事の無い「刺激」を求め続けていた。
しかしそんな時店に残っていた緑色の
ジャケットとすったワルサーP38を切っ掛けに、
彼の人生は大きく狂い始めて行く事になる。

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「うる星やつら」という、なんでも呑み込める
懐の深い原作から、オシイ監督が名作
「ビューティフルドリーマー」を作った様に
おなじく基本的には何でもありの「ルパン」から
やはり同系統の作品が生まれた。
観念的、哲学的。完全にお客を選ぶ。

少なくとも、夕方5時30から
ランドセル放り出して再放送で楽しんだ経験が無かったり
ルパンをまったく見たことがない人に、
最初に見せる内容でないのは確か。

ルパンはスキだという御仁であっても
この映画の評価は、うーんと唸ってしまうか
まったく受けつけないか、のどちらかだろうなあ。

「ビューティフルドリーマー」も公開の頃は
原作者がだいぶご立腹であったり
(映画第1作オンリーユーの方が
 原作者ウケもよかったらしい)
駄作だ、ワケわからん、とさんざんと
コキおろされた(オシイ作品はみんなその傾向)

ルパンでいえば、もはや文句いう人も稀な
「カリオストロの城」すら、公開当時
ボロクソにけなすファンも多かった。
(ルパンは、あんな少女にうつつを抜かす
 甘ったるいオトコではない!ということらしい)
ま、批評なんてモンは時代によって変わるので
それは今更のハナシなのだが。

【劇中のサッカー中継でアナウンサーが・・】
「こうして新しいヒーローが生まれるのです!」

テレビ第二シリーズのいわゆる赤ジャケット
ルパンで「死の翼アルバトロス」と
最終回「さらば愛しきルパンよ」を
世界のミヤザキ監督が製作したのは有名な話。
あの最終回も、ニセモノのルパン一味が暴れまくり
銭形に変装してた本物のルパンが姿を現し
コトの収拾に動き出すのは、話の2/3過ぎてから
だった。

あるアニメ評論家によれば、ミヤザキ監督は
ポップコーンで宇宙へ行ってしまうような
低級お子様路線で人気を取った、赤ジャケット
ルパンが嫌いだったらしい。
だから最終回において、これまで100余話
やってきたテレビ第二シリーズのドタバタ話は、
すべて最終回のルパンのニセモノ達が
やってきた事にするという、
思い切った挙にでたのだとか。

(これは公式設定ではないけれど、ジブンが作る話に
 なにかしらのメッセージを埋め込む事が
 得意のミヤザキ監督のことであるから
 結構ありがちだと思う)

【劇中のニュースで・・】
「ルパンの一斉検挙です!」

以下ネタバレ。
アニメルパンの作画が異なるのは歴代の製作者が
違うのだから当然なワケなんだけど
この作品では、作品ごとの顔やジャケットの違いすら
実は意味があることにしてしまった。

「ルパン」の名は、個人名というよりも
その時代、もっとも優秀な「自由人」に
与えられる(勝手に奪う?)称号
だったのである。

まだかけ出しの緑ルパンが次元達と仕事をしている
ところに、赤ジャケットルパンが颯爽と登場する。
(演じるはクリカンなんで、たぶんホンモノ。
 かつて次元達と大暴れしたルパンで大物クラス
 なんだろう)

次 「おー、久しぶりじゃねーか・・。元気そうだな」
赤ル「よーくゆーぜ」
五 「とうに死んだものと・・」
赤ル「バカいえ! おまえらこそこんなの(緑ルパン)に
   騙されやがって」
五 「そこにいるのはまぎれもなくルパン・・」
次 「ホンモノかどうかは問題じゃねぇ。
   組んだら他のどんなヤツとやるよりオモシれえ。
   そういうヤツの事をいうんだろ?
   ルパンってやつは・・

次 「そいつは、おめーよりもおめーらしいかも知れんぜ」
(この間、赤ルパンは緑ルパンに背中を見せ続け
 緑ルパン完全無視。何たる余裕。)

なんと次元と五右衛門(あと不二子)が見込んだ
男がルパンだった!

途中ででてくる紅屋の主人もかつて一時代を築いた
元ルパンのようだ。
「男は男に生まれるのではなく男になるのだ
 ルパンもまた然り」

それと、銭形。今回もかっこいい!!
アニメではデタラメでマヌケの象徴。
ルパン達がハードボイルド(斬ったハッタの世界)に
行ってしまっても、我等がノホホン世界に
引き戻してくれるそんな存在なのだが・・
ここの銭形(だけ限らず近年のゼニガタはみなその傾向)
はカッコよく描かれている。

確かに、ルパンこそ捕まえられないけれど
ルパンでも命の危機を感じるシチュエーションに
付き合いながら、かならず生還。
時にはルパンの手助けまでしてしまう銭形。
相手が超人間級のルパンだからマヌケに
みえるだけで、彼は充分すぎるほど
有能な警官なのである。本当は。

その大きな背中。敵のエージェントの発砲に
たじろぎもしない。こんなところにも
彼が無数の鉄火場をくぐってきた事がわかる。

【報道レポーターに向かって】
「さがっていなさい。軍は国民ではなく
 国家を守っているんだ」
このセリフにゼニガタの警察に対する
矜持を感じる。

【次元】
「きかねー名 だな・・」

BGMやセリフ、画面構成のあちこちに
これまでのルパン作品からのオマージュが
散りばめられ、探すのも一興。
ジャズアレンジのルパンBGMもかっこいい。
ルパンにはジャズが似合う。



次元、五右衛門、不二子、銭形の
ベテラン声優各氏の衰え知らずに感銘。
(山田氏が亡くなる直前のルパンの声も
 かすれていて、聞いてて可哀想だった。
 銭形の納谷吾郎氏も一時期苦しそうだったが
 復活された様子。)

ベテラン健在だけに、ラーメンズが演じるヤスオや
ヤスオの彼女役といった若手?の演技のヘボさが
際立ってしまったけど。

ルパンに限らず、旧来キャラのすべてで
声優の後継者を求めているのかもしれない。
禅譲ではなくその座を奪え!と。

原作 - モンキー・パンチ
監督・絵コンテ・演出 - 宮繁之
脚本 - 大川俊道
音楽 - 大野雄二

キャスト
ルパン三世 - 栗田貫一
次元大介 - 小林清志
峰不二子 - 増山江威子
石川五ェ門 - 井上真樹夫
銭形警部 - 納谷悟朗
ヤスオ - 片桐仁(ラーメンズ)
ユキコ - 平野綾

難点は絵はキレイなんだけどキレイすぎる点。
それと話を読み解くのが醍醐味なんだけれど
説明不足で解かりにくい点。
セリフが聞き取りにくい点。
そんなところ。

独りで何度も見返して
新しい発見を重ねてゆく、味ある作品だった。

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2009年12月02日

ダークナイト (バットマン)

「ダークナイト (バットマン)」

先日、レンタルで見ましたよ、ついに。

バットマンシリーズを愛し、丁寧に
見続けてきたファンにはミドコロたっぷりで
更にバットマンの世界が広がり
よろしいのではないのでしょうか?
セリフが粋で、展開もスピーディ。それでも
盛りだくさん過ぎ、単にエンターテイメント映画と
捉えた場合ちょっと長く感じましたが
楽しめましたし、所々唸るものもありました。

あらすぢ
ゴッサム・シティーに現れた最悪の犯罪者ジョーカー
彼は、マフィアたちに成り代わってバットマンを
追い込む“ゲーム”を開始。それは
「バットマンが正体を明かさなければ、毎日市民を殺す」
という卑劣なルールで、戦いの中ゴードン警部補も
凶弾に倒れてしまう。ブルースは遂にバットマンの正体
を明かすことを決意。記者会見に登場しようとするが、
それを制したのは新任検事で“光の騎士”と慕われる
デントの意外な行動だった……。以降盛りだくさん。

************************

スタートから銀行強盗発生。大事件なのに澄ました顔の
銀行支配人?が登場。何かしらやらかしてくれそうな
期待をしていると、無計画に銃を乱射、いきなり殺られる。
なんだコイツ?と思ったけど、この銀行そのものが
裏社会と繋がっている、つまり暴力団のフロント企業
である描写がしたかったんですね。

表は銀行の支配人だけども、そんな彼すら裏稼業出身。
「ジョーカー」からすれば時代遅れの悪党に過ぎない・・と。
彼が死ぬ間際に口にします。
「昔の悪党には信念があった。名誉や敬意を信じていた・・」

死ぬような目にあった連中はみなイカレている

ティムバートン版バットマンではジョーカー誕生の
いきさつが丁寧に描写してましたが、この作品では
本人のたった一言で、ほぼジョーカーという存在を
説明しきってます。

ジョーカーの怖さを知る、組織のボスは語る。。

世の中には、金では動かず、理屈で理解できない
 悪もいるもいるんだ。そんな奴には交渉も成り立たない


ダメだ。おまえ(バットマン)とは取引できない。
 おまえはルールを守る正義の味方だ。
 だがジョーカーはその正反対。怖ろしくて裏切れない。
 奴のような敵とは理性では戦えない


憎しみには耐えられない。
 バットマンの限界だ・・


「憎しみの力」が人間を転落させる近道と
ジョーカーが言ってるが、それってシスの教えだね。

自警市民ってそんなにイケナイ存在なの?と問われれば
おそらくマズイんだろうな。バットマンが正気を保っている
ウチはいいが、彼が道を踏み外したとき、犯罪者よりも
脅威となって権力にはむかってくる場合もありうる。
人を傷つける権利は自分たちだけが持っていたい・・
というのが権力側の本音なんだろう。

それにしても過去にとんでもない経歴を持つ
伊達に生きていない、役に立つジジイってカッコいい。
(年をとってさえいなければ、それぞれの時代で
 主人公になっていそうな能力を持つ方々)

大好きだったコミック「稲中」にあった話。
前野とか怖いもの知らずの馬鹿厨房にいい様に扱われ
怒った爺さん達が

爺A「貴様ら、少しは年寄りをいたわらんかい!」
爺B「ワシら、エバれるほど大した人生送ってないやん・・」
全爺「泣・・・」

執事のアルフレッドはもとより、モーガンフリーマン扮する
元エンジニアのウェイン商事社長とか。
(古いところではダイターン3のギャリソン北村とか
 キャッツアイの3姉妹を支える永石さんとかも)
ウェイン商事社長の存在からして、バットマンリターンズの
完全な続編なんだな。

地方検事って、アメリカの司法制度はよく判らんのだが
選挙で選ばれんのか。

GCPD本部長の対処療法は酒というシンプルさ。

「猫には強いニューバットマンスーツ」
開発者の言い草がカワイイな。

これまでのシリーズの中で、既に観客が驚くような
要素はやり尽くした感もあるが、そのなかでも
とにかく人と違うことをやってみよう。
マニアも満足、一般人もそれなりに理解ができる
そんな映画
をムリに目指したといった感じ。
そんなめちゃくちゃな理想がある程度実現できた
稀有な映画だと思う。

それにしてもバットマンは本当にヒネテいる。
バットマンもジョーカーと同じくらい
狂っていないとできない商売だ。

携帯電話と潜水艦ソナー技術を応用して
居ながらにしてあらゆる情報をキャッチできる。
一瞬の判断ミスが取り返しのつかない結果招く戦場で
すべてを把握できる存在こそ最強。
それにしてもすげー。MGのようなゲーム世界
映画とはいえ再現。緊急避難的ながら(それは神の領域
一般民がタッチしていい技術なんかではないと
いうようなことをモーガンフリーマンも言ってます)

クライマックス。ジョーカーの仕掛けた心理戦
のなかで、カッコいいな!黒人の囚人。
結果的には何も起こらなかったあたり
ゴッサムシティの市民は、コトの行きがかり上
立場が市井人だったり囚人だったりするけど
その心の根底はまだまだ捨てたモンじゃない。

苦悩しながら、天使にも悪魔にもなれる、それが人間。
その両極端な存在「バットマン」も「ジョーカー」も
ゴッサムシティには不要、つま弾き者なのだ。
薬と毒は表裏一体。健康体にはどちらもいらない。

それは「ジョーカー」が一番理解している。
俺もおまえもフリークス(バケモノ)
 用済みになったら社会から捨てられるしかない


バットマンもジョーカーも光の騎士=デントも
社会への出力方法(関わり方)が違うだけで
はみだし者という点では共通してたんですね。
同類なのです。

被害者にもなりますが、各所でしたたかに生き
最後に地上に立っているのはゴッサムシティの
市民達ってことで。
黒澤映画「七人の侍」のラストと同じです。

絶対的な悪がいたら苦労しません。
(ジョーカーは理性のない悪に見えますけど
 映画的に必要なんで誇張しているに過ぎず
 あれが宗教とか理念あるいは復讐に狂えば
 現実世界でいえばテロリストでしょう)

「自分がほんのちょっとこれくらいやっても
 たいして影響はないだろう・・」

市民はみんな社会正義とかいう、あいまいな理念ではなく
各人の社会から見れば小さな理由、当人から見れば大きな
理由のもとに生活し、各人が見えないところで
少しだけ道を踏み外した行動を取る。
それが重なったとき、正義陣営にとっても
悪にとっても、想像のつかない結果を生み出すわけで。
環境破壊問題と一緒。
みんなワル。みんなエゴ。



やっぱ一番スゴイのはジョーカーだが
彼の部下達はみんな「精神病患者」って設定を
公にできる、この映画のダークっぷり

結構なもんだと思うぞ。

製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
配給 : ワーナー・ブラザース映画

監督・脚本 : クリストファー・ノーラン
出演 :
クリスチャン・ベール
ヒース・レジャー
アーロン・エッカート
マギー・ギレンホール
ゲイリー・オールドマン
マイケル・ケイン
モーガン・フリーマン

「「真実」がいつも最善とは限らない。
 彼はヒーロー(英雄)なんかじゃない。
 ダークナイトだ」


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ネタばれ&ツッコミです・・。
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2009年12月01日

わたしはカモメ

12月に突入です。
早い、早すぎ!世の中よ。
そんな、時の神様には
藤子F不二雄先生のSF
光陰」をオススメします。

マスライです。

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「わたしはカモメ」

ソ連初(人類初)の女性宇宙飛行士
テレシコワさんが、宇宙に行ったときのセリフ。
わたしはカモメ

ガガーリン宇宙飛行士のように
地球は青かった」ってのは
こどものPONにもストレートで
よく判る名言でしたが・・
宇宙へ行ったテレシコワさん。
わたしはカモメ

宇宙に行ってよりによってカモメ?
何故?テレシコワさん、元海軍とか
海沿い出身だったとか?
ソ連でカモメは天女の象徴だとか??
ヤモメだとフクザツ・・とか。

前から不思議に思ってたのですがねぇ。
この間知った真相・・

当時のソ連宇宙局?において
テレシコワさんのコールサインが
「カモメ」だったから
という単純な理由。

だから宇宙での名言というよりは
宇宙での「第一声」だっただけのコトらしく。
なーーんだ。

ボストークの愛称
1号 ケードル  (杉) 搭乗員・ガガーリン
2号 オリョール (鷲) 搭乗員・チトフ
3号 ソーコ   (鷹) 搭乗員・ニコライエフ
4号 ベルクート (鷲) 搭乗員・ポポヴィッチ
5号 ヤーストレプ(鷹) 搭乗員・ブイコフスキー
6号 チャイカ  (鴎) 搭乗員・テレシコワ

テレシコワさんにガガーリンさんのコールサインが
あてがわれていたら
わたしは杉」になっていた訳で・・。
日本人からしてみれば「・・良太郎?」

そうなるとテレシコワさんが発声した他の言葉が
歴史に残っていたでしょうな。

ワレンチナ・テレシコワ

テレシコワさん、任務としてやるべきことは
こなしたけど(だから帰還できた)
結構、宇宙でパニクリまくったみたい。

それを見た当時のソ連指導部のオヤジどもは
「やっぱ、女はダメだ」とかなんとか。
思ったみたい。だから長らくロシアの宇宙開発に
女性はノータッチだった。
これは彼女が悪いのではなく、宇宙酔いとか
そういう概念すらまだ確立されていなかったためと
思われる。ほほう。
なお、彼女はご健在とのこと。



そういえば、日本人初宇宙飛行士という称号だけを
得るために旧ソ連に大枚をはたいてアナウンサーを
宇宙へ送りだしたTBS。
秋山さんだったか(今はアナウンサーを引退して
田舎で農家やっているようですが)
あのヒトの第一声は
これ本番ですか!?
だったっけ。あー、こちらはもっと味気ない。

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