いきなりで申し訳ないが
表題の通り「ヘンリー捕物帳」である。
これはしりあがり寿さんの漫画。
そもそもは彼の「少年マーケッター五郎」を
某三色古本屋にて100円で購入したのが縁。
表題にあるおそらくメインの漫画
「少年マーケッター五郎」とは名前の通り
少年でマーケッター。
絶対売れそうもない製品を開発してしまって
とほーに暮れる中小企業のおとなの人達が寄せる
マーケティング依頼を、メチャメチャな方法で
解決する。子供だから。自称スゴ腕マーケッター。
でも許される。子供だから。
家に帰れば(5:00以降)、少々スノッブなところも
あるけどフツー?の子供。子供を演じるときには
巨人野球帽をかぶり
(阪神だと周囲が心配するからなのだそうなw)
夕ごはんがカレーだと、飛び跳ねて喜ぶ。
まあ、そんな「ぐたぐた」な漫画(←完全にホメ言葉です)
の集まった短編集であります。
っつーか、基本、彼の作品はほとんど「短編」ですが。
その中の一本でした。
「ヘンリー捕物帳」
PONのお気に入りなのですよ。
長い太平の世にはときどき奇妙な事が起るモンです。
江戸の町のジユーとヘイワヲマモルタメーの
岡ッ引き。その名は
「ヘンリー・マックスウェル」
ステイツはオクラホマ出身。
少々日本語不自由。腰位置が高いので
いつまでたっても着物が板につかない。
なんで彼が、鎖国の江戸にいるのかとか
岡っ引きなのかとか、そういうギモンは
持たないほうがいいでしょう。
だって本人も含めて誰もわからないからデース。
これがヘンリー親分
ここは花のお江戸八百八町。
メリケンかぶれの豪商の所有する「アメリカの星」。
これを狙い、怪盗「ジゴクの使者」より予告状が届く。
ヘンリー親分とその子分の活躍を描く!
ヘンリーの通訳も含めて、実質一番活躍しているはずの
ヘンリー子分は名前すらなしw
そう、親分はそこにいればイイのだ。
なぜかすべては勝手に解決する。
たった一話の読みきりかと思いきや
連載してたんだ。(2007年)
最近になって知った。
やるな。しりあがり先生。
「オサヨボー オサヨボー」
「HAHAHA! ディッキー、ニョーボ マッテル」
「ノー ノー キニマイル ノー」
「まったく、漢字が読めないんだからオヤブンは」
ほんと、あの漫画家は世間をおちょくるのがウマイなあ。
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