2010年01月03日

タイタニックの食堂

タイタニックの食堂

腹減っている時は読まぬが良。
「タイタニック号99の謎―驚くべき真実!」
より転載。忘備録として。

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■一等食堂は500人以上収容可能。
 一等のディナーは少なくとも七品目
 多いときには十一品目もある・・
 たとえば・・

【平均的な一等船客のディナー】
・前菜の盛り合わせor牡蛎
・二種類スープの選択
・サーモン
・フィレミニヨンorチキンor
 スタッフド・マロウ
・四種類の軽い口直しから一品
・野菜添えの子羊or子鴨orローストビーフ
・四種類のデザートから一品
・各種飲み物

【沈没直前の14日の夜のメニュー】
・カナッペ盛り合わせ
・アスパラガスとクロタンチーズのサラダ
 サフラン風味ドレッシング
・オマール海老のグラタンor牡蛎のグラタン
・コンソメスープ
・北欧サーモンのブイヨン煮
 ムースリームソース
・牛フィレステーキ、フォアグラ添え
・エクレアシュークリームとバニラアイス
・焼き菓子
・コーヒー

→・・これ、再現メニューを食わせる店ないかな。
 昔のタイタニックブームの時に、どこかの
 レストランで話題作りにやった気もするが。
 厳密に味とかレシピを追いかけなければ
 それほど難しくはないと思う。披露宴のコース
 でありそうだし。

 これらを味わったその日の夜に、氷漬けになったり
 溺れ死んだりしたわけか・・割に合わないな(苦笑)

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■二等も品目数は減り、簡単になるがそれほど
 見劣りしない。


・コンソメスープ
・魚料理のコース
・カレー風味のチキンとライス
 野菜とポテト or
 ライス添えの子羊かローストターキー
・デザート各種
・ナッツとフルーツ、チーズ
・コーヒー

→タイタニックは二等船室クラスですら
 その辺の客船の一等船室クラスに
 該当するらしい。これでも充分ではありますが
 さて、ディカプリオ様などが食べていた
 三等階級の食事。(PONがタイタニックに
 乗っていたとしたら、順当にいってこの
 クラスでしょう。食べるとしたら)

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■移民の人が多かった労働者階級は、他の階級と比べ
 食事パターンが違った。昼食が一日のメインであり
 それがディナーとよばれ、夕食はティーとよばれた。
 肉体労働者が多く、昼間にカロリーを摂取するのが
 合理的だったといわれる。
 ティーは肉や魚などの一品料理がつくが、
 昼よりは軽い。

朝食:シリアル、パン、マーマレード、
   ゆで卵or燻製にしん、紅茶orコーヒー
昼食:スープ、ローストポーク野菜添え、
   デザート&フルーツ
夕食:一品料理+パン、デザートorフルーツ、紅茶

夜食:ビスケットorオートミール、
   チーズ、コーヒーなど

ちなみに三等、最後の晩餐は
ビーフシチューのピクルス添え。

→さすがタイタニック。三等船客といっても
 なかなかのものじゃないですか。少なくとも
 現代人のファミレスやコンビニ弁当なんかよりは
 遥かにまともで美味そうな食事だ。

 時代背景もある。化学調味料やレトルト、
 冷凍食品とかもなかったんだろうし
 メシを作るなら、階級によらず
 ダシをとるところから始めなければならない。 
 そう考えると、現代人の食事の方がはるかに
 お粗末なのかもしれない。

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posted by PON at 21:00| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする