腹減っている時は読まぬが良。
「タイタニック号99の謎―驚くべき真実!」
より転載。忘備録として。
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■一等食堂は500人以上収容可能。
一等のディナーは少なくとも七品目
多いときには十一品目もある・・
たとえば・・
【平均的な一等船客のディナー】
・前菜の盛り合わせor牡蛎
・二種類スープの選択
・サーモン
・フィレミニヨンorチキンor
スタッフド・マロウ
・四種類の軽い口直しから一品
・野菜添えの子羊or子鴨orローストビーフ
・四種類のデザートから一品
・各種飲み物
【沈没直前の14日の夜のメニュー】
・カナッペ盛り合わせ
・アスパラガスとクロタンチーズのサラダ
サフラン風味ドレッシング
・オマール海老のグラタンor牡蛎のグラタン
・コンソメスープ
・北欧サーモンのブイヨン煮
ムースリームソース
・牛フィレステーキ、フォアグラ添え
・エクレアシュークリームとバニラアイス
・焼き菓子
・コーヒー
→・・これ、再現メニューを食わせる店ないかな。
昔のタイタニックブームの時に、どこかの
レストランで話題作りにやった気もするが。
厳密に味とかレシピを追いかけなければ
それほど難しくはないと思う。披露宴のコース
でありそうだし。
これらを味わったその日の夜に、氷漬けになったり
溺れ死んだりしたわけか・・割に合わないな(苦笑)
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■二等も品目数は減り、簡単になるがそれほど
見劣りしない。
・コンソメスープ
・魚料理のコース
・カレー風味のチキンとライス
野菜とポテト or
ライス添えの子羊かローストターキー
・デザート各種
・ナッツとフルーツ、チーズ
・コーヒー
→タイタニックは二等船室クラスですら
その辺の客船の一等船室クラスに
該当するらしい。これでも充分ではありますが
さて、ディカプリオ様などが食べていた
三等階級の食事。(PONがタイタニックに
乗っていたとしたら、順当にいってこの
クラスでしょう。食べるとしたら)
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■移民の人が多かった労働者階級は、他の階級と比べ
食事パターンが違った。昼食が一日のメインであり
それがディナーとよばれ、夕食はティーとよばれた。
肉体労働者が多く、昼間にカロリーを摂取するのが
合理的だったといわれる。
ティーは肉や魚などの一品料理がつくが、
昼よりは軽い。
朝食:シリアル、パン、マーマレード、
ゆで卵or燻製にしん、紅茶orコーヒー
昼食:スープ、ローストポーク野菜添え、
デザート&フルーツ
夕食:一品料理+パン、デザートorフルーツ、紅茶
夜食:ビスケットorオートミール、
チーズ、コーヒーなど
ちなみに三等、最後の晩餐は
ビーフシチューのピクルス添え。
→さすがタイタニック。三等船客といっても
なかなかのものじゃないですか。少なくとも
現代人のファミレスやコンビニ弁当なんかよりは
遥かにまともで美味そうな食事だ。
時代背景もある。化学調味料やレトルト、
冷凍食品とかもなかったんだろうし
メシを作るなら、階級によらず
ダシをとるところから始めなければならない。
そう考えると、現代人の食事の方がはるかに
お粗末なのかもしれない。
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