2010年01月27日

「1兆ドル」でこれだけのことができる

「1兆ドル」-アメリカの公的資金注入額の
 たった10分の1でこれだけのことができる


GIGAZINEより。

2008年秋の証券会社リーマンブラザーズ破綻に
端を発する全世界的な金融危機により、多くの
金融機関や企業において深刻な経営危機が
発生しました。これに対し各国政府により
様々な救済策がとられているわけですが、
その最も分かりやすいものが公的資金の注入。
巨額の資金援助を行って経営を支援するという
ものですが、あまりにも巨額すぎてその深刻さが
不明瞭になっているというのが現実です。

そこで、現在見積もられている公的資金注入額の
たった10分の1の「1兆ドル(約93兆円)」を使うと
いったいどんなことができるのか?ということを
分かりやすく説明する動画を、アメリカの
会計ソフトメーカーが制作しました。

■3ドル(約280円)のカフェラテを
 9億年間毎日飲める


■オーストラリアで1年間に売られる
 すべての物やサービスを買い取ることができる


■カナダ・トロント株式市場で売られている
 すべての株式を買い取ることができる


■北大西洋条約機構NATOの軍備をすべて
 買い取ることができる。あるいは
 9.11テロ以降に行われた米軍の軍事行動すべてを
 賄うことも可能。


■アメリカ大恐慌を救済するためのニューディール
 政策で投入された資金のさらに倍、第二次世界大戦後の
 欧州経済の復興策マーシャルプランの10倍


■アメリカ国内のすべての賃貸住宅の家賃を
 3年間支払うことが可能。あるいはすべての
 住宅ローンを14ヶ月間支払うこともできます。


■アメリカで2007年と2008年にローンが払えずに
 差し押さえられてしまった住宅をすべて
 買い戻すことが可能


■アメリカ人すべてを11週間のバカンスに
 送り込むことが可能


■合衆国の政府機関すべてを103日間運営することが可能

これだけの大がかりなことができるにもかかわらず、
1兆ドルというのは政府の公的資金注入予定額の
たったの10分の1でしかありません。


ちなみに、日本の2009年度の予算総額は約88兆5480億円で、
1兆ドルというのはこれを軽々超えています。
これだけの額のお金がただ借金を返済するために
使われる
というのはどうにも納得がいかない気がします。

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■オーストラリアで1年間に売られる
 すべての物やサービスを買い取ることができる


以前聞いた話では・・東京都の年間予算は
オーストラリア一国と同じというが・・
吉里吉里人じゃないけど、とりあえず
東京都がその気になれば、オーストラリア並の
軍備を整え、コアラとカンガルーと
ヒマな環境保護団体を養うことが可能ってこと。

もっともこの話は、たぶんまだ東京都の財政が
イケイケだったころの話だから・・ね。
いまはだいぶ元気がなくなってしまったこと
でしょうね。

それにしても・・・
>これだけの額のお金がただ借金を
>返済するために使われるというのは
>どうにも納得がいかない気がします。

そうそう。出来るだけ潰しちゃえば?

そら、工業などはシッカリ保護した方がいいけども
本来の職務(必要としているところに資金を回して
資本主義と市場を守る)を忘れ、美味しい思いを
しまくった挙句に経済を破壊してしまった
ウォール街の人達とか、ふざけた額の退職金をもらう
GMの元CEOとか、ああいう人達を保護する
必要はまったくありませんぜ。オバマさん。

■3ドル(約280円)のカフェラテを
 9億年間毎日飲める

カフェラテそんなに要らないさー。

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posted by PON at 21:00| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事(哀) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする