真船直樹さんという鉄道写真家?が
いいコト書いていた。
鉄道文化論3〜(抜粋)
確かに状況は危ないが今よりも死が遠かった。
「死ぬほうがバカ」
「俺はあんなバカな死に方はしない」
と誰もが思っていたし、思っていた以上
死なないように注意をしていた。
そしてその経験が更に安全性を増していたとも言える。
しかるに今ときたら・・。
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彼が撮影したらしい写真も何枚か一緒に記事に
なっていたのだが、いずれも1960年〜70年頃のヤツ。
近所が海水浴場なんでしょう。けど自分と海の間には
線路が遮っており、踏み切りでは遠回り。
左右よく見て、電車が来ないのであれば
道代わりに線路を歩いたっていいじゃないか!
とばかりに古いデザインの水着とグラサンで
意気揚々と線路をあるくお姉さん方。
昔の旧型客車は、車両のエンドに柵もなんもなく
豪快なまでに展望車だった。また乗降扉も手動で
開閉可能なので、車内が暑かったり、キャパ以上に
乗客が居ると全力開放のドア付近まで乗客が溢れ・・
落ちないように踏ん張りつつも、のんきに
風を楽しんでいる乗客。
更に、自分もびっくりした写真は
EF57といった旧型機関車のデッキ
(車体がチョコレート色の旧型機関車は
前後にデッキがあったのです)に
乗客が乗ってしまっている写真まで!
そんな状況を許している社会というか
国鉄もスゴイけど。
すべては・・
「確かに状況は危ないが今よりも死が遠かった。」
「死ぬほうがバカ」
と誰もが思っていたなのだな。
究極の自己責任。
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ラベル:真船直樹