2010年07月24日

SF大全科 秋田書店

「SF大全科 秋田書店」

当時のコドモのバイブル
「ケイブンシャ○○大百科」の亜流
(だから百科でなくて全科)
にしてPONの昔の愛読書。

ボロボロになったけれど今でも所持。
カバーなどとうになく、後ちょっとの衝撃で
たぶんページが全面散逸してしまいそう・・。

ビデオレンタル制度などあるはずもなく
たまにやるTV再放送も、チェックはしても
けっきょく忘れて外に遊びに行ってしまうような
当時、昔のSF映画を知るうえで非常に貴重な
存在でした。

SF映画の中には、この本で仕入れた知識だけで
もうおなか一杯といった作品もありますが

下記は暇だった学生時代に、それでも
思い出してはレンタルして観てみた作品群です。
テキトーにひとことコメントしてみます。
(いつかは各個に独立記事にしてみたい)

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キングコング(1930年)
→白黒映画=重苦しくってツマランという
 勝手なイメージを払拭してくれた作品。

地球最后の日
→たしか双子の惑星が地球に衝突。片ッぽは
 地球と相殺するんだけど、残った惑星は
 そのまま地球の軌道にのり第二の地球になる話。
 「后」の字がいいね。

海底二万哩(マイル)
→海底で「パイプオルガン」を弾く船長。

放射能X
→唯一生き残った女の子。君が一番怖いよ。

宇宙人東京に現わる
→手裏剣の真ん中に目玉があるパイラ星人。
 デザインは岡本太郎。話もデザインもむちゃくちゃで苦笑。

宇宙水爆戦
→脳みそむき出しのミュータントが不気味。

マックィーン絶対の危機(ピンチ)
→この映画のせいでドアの隙間恐怖症に。

渚にて
→この映画にしても「復活の日」にしても
 ペシミスティックな人類滅亡映画が多かったこと。

人類SOS
→あれだけ獰猛な植物が海水に弱いってのも。


→よくよく見れば「鳥」って不気味な生物だもんな。

博士の異常な愛情
→ブラックすぎて大人すぎて笑えず
 単に不気味だった。ピーターセラーズYahoo!。

ミクロの決死圏
→ドラえもんで結構パクってた。ミクロ化。
 藤子先生が好きな映画だったんだろーな。

恐竜100万年
→ブロンド美女。羊の皮のビキニ。

2001年宇宙の旅
→さるがキャーキャーいう映画だから
 途中で寝てしまったという友人に軽くショック。
 人によって名画も駄作に変わるなあ。

猿の惑星
→漢字の威力ってすごい。「さるの惑星」だと
 なんかかわいい。

時計じかけのオレンジ
→主人公が通うミルクバーのオブジェが
 白い裸の女性。作家の奥さんもレ×プされるし
 コドモにはあらゆる意味で刺激の強い作品。

地球最後の男・オメガマン
→70年代の映画ってなんか枯れていて
 なんか必死でいい。

アンドロメダ・・・
→後半は科学者が研究所を自爆させないよう
 走り回っているだけの記憶が。

惑星ソラリス
→途中で寝ちゃったんだよな。
 たしか珍しいソ連製SF。出てくる
 未来都市は60年代の東京の首都高。

サイレントランニング
→静かな映画だったような。

ソイレント・グリーン
→人口が増えすぎた時代、政府が支給する
 美味しい栄養食の原料は・・

フェイズW 戦慄!昆虫パニック
→これも静かな進展で、体力がないと途中で
 絶対寝てしまうけど。邦題で損してると思う。

ウエストワールド
→かっこええな。ユルブリナー。
 また観たくなったぞ。70年代SFの持つ
 キリキリする喉の渇き感が好き。

ダークスター
→これなあ。後に有名になる映画制作者の
 習作と取るか単に駄作ととるか・・。
 自我を持った自爆ミサイルとの会話はまるでコント。

燃える昆虫軍団
→ゴキブリ嫌いは観ないでください。
 夜中のTV放送で観ちゃったが
 怖かった消防時代。

以上です。

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posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする