2010年07月30日

クローズZEROU

「クローズZEROU」

相変わらずだ。楽しんだけどね。
ひと昔前、健さん映画を観ては
肩をいからせて映画館を出てくる観客と同じ気分。

あらすぢ
不良学生たちの巣窟・鈴蘭男子高校制覇を狙い
リンダマン(深水元基)との頂上決戦に敗れた
源治(小栗旬)は、まだ全校を統一できずにいた。
そんなとき、かつてし烈な抗争を繰り返していた
鳳仙学園との停戦協定が破られてしまう。
鳴海大我(金子ノブアキ)率いる鳳仙学園の
猛者たちが攻勢をかけてくる中、鈴蘭高校は
かつてない危機を迎える……。

高橋ヒロシ原作の大人気コミック「クローズ」を
鬼才・三池崇史監督が実写映画化した、
『クローズZERO』の続編。

********************

まあ、突っ込みドコロだらけなんだけど

「ZEROでU(ツー)って何?」ですが
原作漫画が1(ワン)ならその一世代前の話なんで
ZERO。その第二作だからUなんですな。

>鈴蘭高校はかつてない危機
かつてない危機ってアンタ・・。
既にこの高校の教師および周辺人民にとって
日々是「危機」だし、なにより学校そのものが
既に存亡の危機だよ。
は、まさかッ、高校原則無料化に対する
アンチテーゼ映画なのかッ!?


その鈴蘭高校も相変わらずの荒れ模様。
それにまったく教師の姿が見当たらない。

ネタばれになるけど、映画のラストで
彼らはきちんと卒業します!
卒業証書も発行されているし。
たぶん、完全放任主義の高校なんでしょうな。
考えてみれば、彼ら不良学生とか言われながら
毎日、率先して(朝もはよから)登校しているし
授業は「体育」のみ。競技は100パー喧嘩。
そんな意味では主人公、小栗旬は特待生だ。

嫁が言ってた。この映画のヤンキーは立派だって。
基本的に武器は禁止だし、倒れた兵隊を
蹴り上げるとかないもの・・と。
なるほど、確かに角材やメリケンサックとかいった
凶器所持者はいないし、マウントポジションからの
フルボッコってのもなかった。

鳳仙学園のボス(演:金子ノブアキ)なんか
「男はコブシだろ!」と、ナイフで鈴蘭生徒に
挑もうとする部下をぶっ飛ばすシーンすらある。

本来人殺しの道具であるはずの真剣を竹刀に変えて
剣道となったように、彼らが興じているのは
「スポーツ喧嘩」なんだな。うん。

小栗旬演じるヤクザの息子(父役は岸谷五朗)は
俺の後継ぎたいなら、鈴蘭制覇してこいやと言われ
本気で鈴蘭番長を目指す。で、喧嘩の中で仲間が増え
最大のライバル芹沢(演:山田孝之)を倒す。
やったーと思ったら、小栗よりも山田よりも強い
ノンポリ学生が出現。挑みかかって終了。
以上が前作ZEROのあらすぢだったけど・・

>リンダマン(深水元基)との頂上決戦に敗れた
>源治(小栗旬)は、まだ全校を統一できずにいた。
・・ありゃりゃ、小栗旬、負けてたんですか。
なにそれ?
前作、今作を通して見てみると
結構、負ける率が高いんだよ。この小栗旬。

鳳仙学園との最終決戦。
独りで乗り込む小栗旬。もちろんボコボコ。ピーンチ。

そんな時「ウチの大将をハデにやってくれたなあ」と
軍団を率いて登場、山田孝之くん!

かつての最強ライバルとのツートップという画は
なんのかんの言いながら。やっぱ燃えますな。
これぞジャンプ方式



ただ、全体からしてみれば・・
まだやってたの?あんたら」って感は
否めませんでしたが。

『クローズZERO』続編
原作:高橋ヒロシ
監督:三池崇史
脚本:武藤将吾、 水島力也
配給:東宝  上映時間:133分

小栗旬
やべきょうすけ
金子ノブアキ
三浦春馬
高岡蒼甫
岸谷五朗
山田孝之

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif

続きを読む
posted by PON at 21:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(カ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする