2010年08月13日

「日韓がタブーにする半島の歴史」室谷克実

「日韓がタブーにする半島の歴史」

日韓がタブーにする半島の歴史(新潮新書)
室谷勝実 著

著者の室谷 克実氏は 元時事通信社記者。
ソウルで特派員の経験が長かったひと。

この本も「嫌韓本」のカテゴリに入ってしまうだろう。
読みたい人は率先して読むだろうし、そうでない人は、
「いかにもネトウヨが飛びつきそうな、半島に対して
 悪意に満ちた本で、こんなの読んでるってことは
 日本民族は歴史を捏造し、まだ反省していないんだ
 ああ恨めしい!!」
などと、あわれ華氏451の対象になりかねないそんな本。

それにしても哀しい民族だ。正直わからん。

あらすぢ・・というか内容
内容(「BOOK」データベースより)
古代日本は朝鮮半島から稲作などの先進文化を
学び、国を発展させてきた―という“定説”は
大嘘である。半島最古の正史『三国史記』には、
新羅の基礎を造ったのは倭人・倭種、中国の
『隋書』には、新羅も百済も倭国を文化大国
として敬仰していたと明記されているのだ。
日韓古代史の「常識」に異義を唱え、韓国の
偏狭な対日ナショナリズムと、日本のあまりに
自虐的な歴史観に歪められた、半島史の新常識
を提示する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
「時事解説」「時事評論」「地域づくり」各編集長。
2009年定年退社(本データはこの書籍が刊行された
当時に掲載されていたものです)

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小説、銀英伝にも
「彼は報告書を信じたのではない。
 信じたかったのである」
なんて一説があるけれども、

読みたい人は探してでも読んで信じるだろうし
そうでない人は強制されたって読まない。

実際、自分にはこの本の内容が、正しいのか
間違っているのか判断できるだけの
知識も方法すら持っていない。
ネット全盛の情報化社会に生きている
ひとりとはいえ、つまりはその程度なのだ。

でも自分はこの本の内容を信じる。
文体を抑え、公平に記述するよう努めているように
感じられ、好感が持てるのもポイント高。
(本の後半は、それまで我慢した分が爆・・)

ひとまず、教育をなめてかかるとオソロシイ事
悪意を持って教育に従事すると、修正のキカナイ
酷い未来が待っている、それはよく解った。

1)かの国民は国策として「漢字」を教わらなくなった
→漢字で書いてある本が読めない世代が大多数に。
 国民を漢字から遠ざける政策。

2)ネット全盛とはいえ、サイトにアップしてある
  古文書も、大学が発行した原典とされる古文書
  既に悪意ある(もしくは国家に忠実な)学者の
  手によって改ざん、国民に見せたくないところは
  ページごと削除している有様
→改めて研究したくとも一次情報も信用できない

3)捏造の歴史教育をホンキで信じてしまっており、
  そんな世代が教職員、学者、政治家、報道者になって
  すでに韓国社会で活躍している
→悪意はなく、それが「ジョウシキ」になっている。
 日本人が徳川家康が関が原の戦いで大勝したことに
 なんら疑いを持たないように、竹島は独島なのである。
 彼らからすれば。

4)韓国には徴兵制度がある。軍隊内の教育
  誰もが自国に都合のいい「歴史」を学ばされる。
→軍なんで反論は許されない。洗脳に近い。
 これがすべての世代にわたって行われるのだ。

5)「右翼」勢力はもちろん半島にも存在するため
  まじめな学者が公平な研究により、たとえば
  半島に不利な結論を学説としてしまったら最後、
  彼の身に危険が迫る可能性が。
→ゆえに沈黙もしくは転向。主流になれない。

6)歴史認識の不幸は韓国だけの所為でもない。
  日本の戦後の歴史研究は「皇国史観」(戦前の
  軍事国家教育とか)を否定
する作業から始まる。
→戦前に威張っていた歴史研究者はナリを潜め
 中にはマルキシズムを信奉する学者なども出現
 右に偏りすぎた日本の歴史研究のハンドルを
 戻そうとして今度は左に傾いてしまった部分もある。
 (いわゆる自虐史観

7)半島や日本よりも古い歴史を持つ中国の
  歴史書
(当時の公式文書に相当)をひもとけば
  半島のキロクは韓国民族および為政者にとって
  都合の悪い、もしくは読んでいて情けなくなる
  キロクしか出てこない。しばらく経って、
  半島でも歴史文書「三国史記」が作られるように
  なった(その頃はまだ歴史の捏造が少ない)ので
  詳細に読み解いても、やっぱり悲しい事しか
  書いていない。
→ただでさえプライドが高く僻みっぽいお国柄。
 そんな民族をまとめるには歴史を捏造するしかない。 
 国威発揚のためにも。かの国の政治家(当時は軍人)
 がそう考えてもフシギじゃない。
「現代韓国的儒教精神」からみてもそんな歴史は
 受け入れがたい。

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まあ、自分もこの本に影響を受け
実際に自分が調査したわけでもないのに
この本を読んで「なるほど」と思い
この著者と内容を信じようと思ったわけで。

ベクトルが違うだけで、韓国の民衆が
日本は間違った歴史認識に動かされ
しかるに日本海は東海である竹島は独島なのである
日本、それが何故わからん!!うきーッと
騒ぐのと根は一緒。

それだとこの本を読んで溜飲を下げ、
各地で受け売りウンチク披露をし、
これだからあの国は・・とバカにする。
かの国のネチズンwがやっていることと
たいして変わらない・・と思うのである。

「自分は正しい。間違っているのはアイツだッ」
凝り固まってしまっている輩には
何を言っても悪意にしか取ってもらえない。
ふう。



とりあえず、この本からは
歴史を捻じ曲げた「崔南善」なる韓国の文学者と
オインク(OINK〜Only in Korea の略で、
大韓民国でしか起こりえない出来事という言葉)
を覚えておくとよいかと。

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忘備録として書いておきます・・
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(歴史) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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