2010年11月08日

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」

なんか〜「腑抜けども」とか〜
自分が呼ばれたような気がしたんで〜
TSUTAやんでレンタルしてみた〜って、
ホントは妻が選んできたというのが
正解なんだけど。

あらすぢ
両親の訃報を受け、音信不通だった澄伽が
東京から戻る。家には、母の連れ子だった
兄・宍道と結婚相談所の紹介で嫁いできた
兄嫁・待子、内向的な妹・清深がいた。
4年前、女優になることを反対された澄伽は、
同級生を相手に売春して自己資金を貯めた。
それを清深が漫画にし、雑誌に掲載されたことを
澄伽は恨んでいた。ある日、澄伽は新進の
映画監督が次回作の主演女優を探していることを
知り手紙を書く。思いがけずに返事が来て…。

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佐藤江梨子が、主人公の勘違い女を演じてる。
彼女には悪いが、ハマリ役。
主人公は、田舎ではそれなりにかわいい女。
自分は特別な人間なのだと信じ、何の希望も
無い田舎を捨て、女優を目指す。
でも実際のところは才能もなく、単に自意識過剰な
自己チュー女だった。
彼女が放火に奔れば「くまぇり」の出来上がり・・
といった感じ。
佐藤江梨子も演技がうまくなって、素で演じている
ようにも感じられ、演ずれば演ずるほど、その
あまりの自然ぶりに「佐藤江梨子=嫌なバカ女」に
取れそう。彼女には気の毒なことであるが。

佐藤江梨子の妹は、ひそかに漫画家をめざす
これまた不気味な女。これ以上無い、漫画の
スバラシイ「ネタ」として、自分の姉の
「オロカかさ」を冷徹に見つめて作品にし
実はこれまた密かに田舎からの脱出を
計画している(妹の方が世に出る才能が
あった様子)
演ずるは佐津川愛美。知らないけど。
ネットで調べたら結構かわいい人だった。
あの気色悪さは演出とメイクと演技の所為か。
なるほど。

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ.jpg

うーーん。一度観劇すれば二度はいい。
観ててイラッとするというか、別に金払ってまで
そんな話観たくないよッとか思う。

原作の本谷有希子氏って週刊モーニングで
コラム連載してた。先日カラーグラビアになってた。
(さすがに水着ではなかったけれど)
これまた結構、キレイな人でした。

劇団「本谷有希子」主宰なんだとか。
松尾スズキ氏とも少々関係がある様子。
だからどうした?いや別に。



キャスト・スタッフ

監督 吉田大八

原作 本谷有希子
脚本 吉田大八

佐藤江梨子(和合澄伽)
佐津川愛美(和合清深)
山本浩司(萩原)
土佐信道(小森哲生)
上田耕一(和合曾太郎)

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ハ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする