2010年11月18日

ハンサム★スーツ

「ハンサム★スーツ」

最近の邦画、なかでもコメディーは
安心して観ていられるモノが増えた。

この映画「ハンサム★スーツ」は
放送作家「鈴木おさむ」氏が原作。

はじめは、放送作家が映画を小説化して
小説家を名乗ったんだろ?と思ったが、
それはうがち過ぎで、まず映画化ありきで
放送作家が小説を執筆した流れみたい。

関係ないけど、この「鈴木おさむ」氏
PONの心中で小さく応援しているんだよね〜。
アンチ長谷川公彦派らしいので。
(本人はそんなカテゴライズ、非常にメイワク
 しているかもしれないけれど)

「レッツ ハンサム!」
「人生を変える夢のスーツ、あります!」


あらすぢ
母親の残した定食屋を継いだ琢郎は、
ブサイクだが料理の腕前は天下一品の
優しい男。これまで数々の女性に告白
してはフラれ続けてきたが、心優しい
美女、寛子がバイトに来るように
なってから、琢郎の生活は変わった。
しかし、寛子にもあっけなくフラれた
琢郎は、自分がモテないのはブサイクな
ルックスのせいだとひどく落ち込む。
そんな時、立ち寄った洋品店で、
着るとハンサムになれる
“ハンサム・スーツ”を勧められる。
[ 2008年11月1日公開 ]

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やはり放送作家って人種はあざといなあ。
(そつがないというか・・ここではホメ言葉です)

・ハンサム★「スーツ」=洋服の青山
 →だったら協賛企業になってもらおう
・ブス役が必要
 →自分の奥さん(森三中の大島美幸)に
  出演依頼
・物語上なんの必要性も思われるが、さしたる
 アナウンスもないままに、主人公の
 イケメン友人役「池内博之」が車椅子
 →ハンディキャッパーが普通にいるという描写
・1990年前後のJ・POPを前面に出す
 →40代の連中を呼び込む
・TVの仕事で知り合った芸能人にはどんどん出てもらう  
 →己の人脈をフル活用

結局結ばれることのなかったが、主人公に
よって少し「笑顔」が戻ったモデル界一の
クールビューティー来香(らいか)が、
ブサイクデブに戻った主人公に最後に言う。
「なんだか解んないけど、ガンバレってかんじ・・」
ってセリフがカッコよかったでよ。

ヒロイン役の「北川景子」
前からCMなどには出ていたらしいけど
PONにとって名前と顔が一致したのは
この映画がお初。
この映画用に「清楚」なメイクに衣装ってことで
非常にステキな(出来すぎな)ヒロインを
演じてはいる。おもわず惚れてしまいそうであるが
本来はもっと現代っ子っぽい、チャラけた芸能人
なんだろうなと勝手に想像。

「ハンサム★スーツ」を世のモテない男に
提供している「洋服の青山」(苦笑)だが
主人公にセールスするのが「中条きよし」氏。
おなじくその横に彼の部下で、髭生やした
ココリコの田中氏がいた。てっきり友情出演
でもしているのかと思ったら、EDのキャストに
名前がない。不思議に思って調べてみたら
まったくの別人だった。(伊藤明賢というらしい)

エンドロールに
「洋服の青山のイケメン店員の皆さん」
ってのがあったが、それはさすがに
媚の売りすぎではないかとちょっと思った。

俳優の「琢己琢郎」さんも昔テレビで
「もう「豚郎」とは呼ばせない!」と
自虐ネタにしていたけど。京大出でハンサムの彼
だからシャレになるんだよな。

谷原章介も、彼が演じるからシャレになってる。
いつも優香の横でなんか言ってるだけのヒトかと
思っていたのですが、あのハジけた演技は
グッドでした。PON内の高感度アップ。

佐々木希が出ていたが必要性薄い。
バーターかなんか?

本上まなみも出ていたが必要性薄い。
バーターかなんか?



自分は二度は観ないけれど。
地上波でやってて、時間があるなら
観てもいいかもしれません。

監督
英勉

脚本
鈴木おさむ

役:出演
光山杏仁:谷原章介
大木琢郎:塚地武雅(ドランクドラゴン)
星野寛子:北川景子
來香:佐田真由美
橋野本江:大島美幸(森三中)
狭間真介:池内博之
谷山久恵:本上まなみ
玲美:佐々木希
大沢勇気:山本裕典
米沢明:ブラザートム
白木:中条きよし、温水洋一
神山晃:伊武雅刀
沢田:伊藤明賢
山田隆夫:住田隆
他のハンサムスーツ:
石田純一、パンツェッタ・ジローラモ、デーブ・スペクター
バイクの男:鈴木拓(ドランクドラゴン)
ブサイク男:日村勇紀(バナナマン)
ハンサムスーツくん(声):田中真弓
笑福亭鶴光(声だけ出演)
森本レオ(声だけ出演)

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ハ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする