2010年11月26日

ウルトラ宇宙興亡史

「ウルトラ宇宙興亡史」

これは、あるシュミ人がウルトラマン世界を
まじめに?検証したサイト


<以下引用>
 ウルトラセブンは、第三者として、たまたま、
 地球に味方していたようですが、ウルトラマンや
 ウルトラセブンの一連の報告?で、ウルトラ一族は、
 この「地球」と言う星を、自分たちの植民惑星に
 することを正式に決定したようで、その後、
 新マン以降は、絶えず、自分たちの戦力(ウルトラ兄弟)
 を地球に配置して、外敵の侵入を阻止するように
 務めています。

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いや。目からウロコ。ぽろり。

ウルトラ一族は純粋な善意から
地球を守ってくれているのかと思いきや・・
この在野のウルトラマン研究家の論文では

>この「地球」と言う星を、自分たちの植民惑星に
>することを正式に決定したようで、その後、
>新マン以降は、絶えず、自分たちの戦力(ウルトラ兄弟)
>を地球に配置して、外敵の侵入を阻止するように・・

この星(地球のことね)は俺らウルトラ一族が
先に見つけたんだもんね〜
他の宇宙人は来るんじゃねーよ。来たらぶつぞ!

ってなノリのようです。

そうだよな〜。そういった国家的戦略
(地球をウルトラ一族の植民星と勝手に決定)が
裏にないと、意味不明だもの。彼らの行動。

ウルトラ兄弟ってのは、歴代地球を守った
ウルトラ一族の中でもエリート部隊。
近衛兵とか親衛隊みたいなもんだ。
どこの世界に、守るべき価値の低い地域に
直属の親衛隊を派遣する
かね。

「この星が好きだから」とか「アンヌがいる限り
 この星を守る」とか・・そんなありきたりな
理由じゃあ、ウルトラ一族があそこまでムキになって
地球をまもる説明がつかないし、世間の目がある。

怪獣はともかく(単にケモノだし)
これまで攻めては敗れてきた宇宙人たちから
抗議が殺到するだろう。
彼らだっていろんな理由はあるけれど
基本的には生活のため、民族すべての資源を
投入して地球まで遠征に来ているわけだから、

地球人が自力で防衛勝利するならともかく、これまた
別の星の連中が「善意」「正義」を前面にだしながら
横から勝手に用心棒なんかやってたら
あんたらナニ考えてるん?と言いたくもなろう。

まったくウルトラ一族の植民地経営手腕は
旧大日本帝国も見習わなければならない。
地球側はまったく支配されているとは思っていないし
ウルトラ一族だって崇め奉られたり、
地球から資源やら金品やらを収奪しようとは
思ってないはず。

じゃあ、なんで意地になって地球を守ろうとするのか?

なんとなくだけど、ウルトラマンメビウスで
答えは提示されていたような。
要は「ウルトラ一族と地球人は相性がいい」って
ことのようで。つまり地球人はほかのどこの星の
生命体よりもウルトラマン化する可能性を秘めていると。


最終回において、メビウスひとりでは
太刀打ちできなかった絶望的な力差の
悪の宇宙人に対し、
「決してあきらめず、仲間への思いと団結力で
 最後まで立ち向かえ!仲間サイコー」とか
戦争なのにスポーツ精神が高らかに叫ばれる。

ところがメビウスは「仲間の団結」を
そのまま実現してしまうのだ。
「敵を倒して仲間を守りたい」という共通の
思いに燃える防衛チームの連中を吸収合併。
パワーアップ!
半ば逆切れのように最強の敵を倒す。

確かに、たとえ戦争であっても仲間との団結は
不可欠であるが、そういうのは「言葉のアヤ」
であって・・
もうそこに理屈とか、質量保存の法則とか
そんなの関係なし。

言い方を変えるならば、ウルトラ一族にとって
地球人ってやつは、かゆい所に手の届く
便利な存在
なんだろう。
地球タイプの惑星上で行動するときには、
地球人に憑依して、体力を保存しておけるし
いざとなれば吸収合併も可能。

ってなわけで、基本的におおかたの宇宙人を
敵に回してしまい、慢性的人手不足の
ウルトラ一族には、地球人は貴重な戦力
(ウルトラ兄弟)を割いてでも守らねばならない
存在なんだろうな。うん。

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posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする