2010年12月06日

サイダーハウス・ルール

「サイダーハウス・ルール」

「妻が借りてきたDVDシリーズ・・」
という枕詞ももう何回記述したことか。
このブログで扱う映画で、ハリウッド製バカ映画、
ホラー、SF、戦争ものといった、いわゆる
「その手」の分野以外で、良識的映画が出てきたらば
それはほとんど妻のセレクトであります。
いまさらながら枕詞不要。

「サイダーハウス」とかいうけれど
三ツ矢サイダーは直接は関係なくって。
そもそも「サイダー」って甘くてシュワーだけど・・

 サイダーは、国や地域によって定義が
 様々であるが、日本および韓国においては、
 甘味と酸味で味付けされたノンアルコール、
 無色透明の炭酸飲料のこと。
 <以上 Wiki>

であり

 フランスのシードル(仏語: cidre)と
 イギリスのサイダー(英語: cider, cyder)は
 「リンゴ酒」であり、フランスでは発泡性がない
 場合が多いが、イギリスでは発泡性がある場合が多い。
 アメリカ合衆国やカナダのサイダー(英語: cider)は、
 精製・熱加工していないリンゴ果汁を指す。
 <以上 Wiki>

なのだそうだ。であるから
「サイダーハウス」とは米国の場合、リンゴ果汁GETの
ための「リンゴ農園」のことなんですな。
「リンゴ農園の従業員用宿舎のルール」であると。
んで?

あらすぢ
メイン州ニューイングランド。ホーマー
(トビー・マグァイア)はセント・クラウズの
孤児院で生まれ育った。親代わりのラーチ院長
(マイケル・ケイン)の仕事である助産と当時は
禁止されていた堕胎の仕事を手伝う彼だが、
やがて自身の将来に不安を抱き始める。
ある日、ホーマーは手術に訪れた若い女性
キャンディ(シャーリーズ・セロン)とその
恋人の軍人ウォリー(ポール・ラッド)と共に
孤児院を飛び出した。彼はウォリーの誘いで
彼の母親オリーヴが経営するリンゴ園で働き、
収穫人たちの宿舎サイダーハウスで暮らし始めた

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最初は、物語がどっちのほうに転がるのか
まったく見えず、ラーチ孤児院長が世のためと
密かに行なう堕胎手術や、孤児院という存在を通して
現代の堕落した社会の嫌な所が浮き彫りにされ、
嫌な部分を見せつけられる陰鬱な映画なのか
とおもってたのだけど・・。

二度も里親に引き取られるチャンスを潰して
そのまま大人になってしまった青年が主人公。

非常にシビアだけど、孤児院も、赤子であるほど
引き取られる率は高く、成長と反比例して
どこかの家庭に引き取られる率は減る。

結局、ある程度大人になってしまった
子供は引き取られることもなく
外に働きに出るか、孤児院のスタッフになるしかない。
主人公は、孤児院の弟妹たちにとって、よき長男として
また、医学(特に産婦人科)に才能があった様で
ラーチ孤児院長(優秀な産婦人科医でもある)の
手伝いをするうちに、いつしか院長の片腕的存在と
なってゆく。

そのまま、孤児院で一生を過ごすのもアリなのだが
主人公はあるキッカケから外へ飛び出す。

ラーチ孤児院長は、世俗のイヤーな面をさんざん
見てきた上で、孤児院という家庭をつくり、
自らが盾となって孤児(子供)たちを守ってきた。
院長、口は悪いがそのプレッシャーは
相当だったんだろうて。死に様に顕れているし。

おやすみ、メイン州の王子
 ニュー・イングランドの王


孤児たちの消灯就寝時、毎晩、院長は
こう子供達に呼びかける。
正直意味不明だが、院長が子供達を
とても大事にし、愛しているんだな〜という
気持ちはくらいは伝わってくる。
(この間、寝る前の息子に言ってみたが
 ??だった様子。当然だ。)

主人公は、孤児では有るがその守られた中で
育ったある意味、お坊ちゃんだった。
出来た父親から飛び出した主人公が
「リンゴ農園」で見つけた「宿舎のルール」には
何が書いてあったのか?

それは私達、現代社会への警鐘だったのではないでしょうか?
いやー皆さん、映画ってホントにいいものですね。
ではまた来週もお会いいたしましょう〜。

水野晴郎の「映画がいっぱい」
今日は、カルフォルニアハイウェイパトロールの
制服・・

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「サイダーハウス・ルール」
(1999) 
監督:ラッセ・ハルストレム 
脚本・原作:ジョン・アーヴィング 
出演:
トビー・マグワイア
シャーリズ・セロン
デルロイ・リンドー
ポール・ラッド
マイケル・ケイン

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(サ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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