2011年10月31日

オセロとリバーシの違い

「オセロとリバーシの違い」

著作権とかいった大人の都合で
使い分けしているのかと思ってたら
厳密には違うものであるらしい。

オセロとリバーシの違い↓
http://www.mix-zone.net/rekishi.php

こんな違いがあったとは・・

オセロの歴史(日本オセロ連盟)↓
http://www.othello.gr.jp/r_info/history/

リバーシというゲームは昔からあって
それをヒント(あくまでヒント)にして
長谷川五郎氏(オセロ連盟の会長らしい)が
ツクダオリジナルと組んで「オセロ」の名で
商品化、世に広めたものであるらしい。
そういや、ツクダオリジナルという会社も
とうになくなってしまったな。

オセロ 極(kiwame)

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2011年10月30日

「震える岩」宮部みゆき

震える岩 霊験お初捕物控 (講談社文庫)
宮部 みゆき 著

耳袋(怪談話集)を編纂した根岸備前の守という
奉行(江戸時代に実在)がつぶやく。

「都合の悪いこと、見たくないもの
 聞きたくないことを不思議話のなかに
 押し込めて自分も世間も嘘を突き通す。
 人間ほど恐ろしいものはないのだよ」


あらすぢ
内容(「BOOK」データベースより)
ふつうの人間にはない不思議な力を持つ
「姉妹屋」お初。南町奉行の根岸肥前守に
命じられた優男の古沢右京之介と、
深川で騒ぎとなった「死人憑き」を調べ始める。
謎を追うお初たちの前に百年前に起きた
赤穂浪士討ち入りが…。
「捕物帳」にニュー・ヒロイン誕生!
人気作家が贈る時代ミステリーの傑作長編。

江戸文化をさも見てきたかのように伝える
伝道師「杉浦 日向子」さんは
若くして亡くなってしまったけれど
いやいやここに健在。宮部の姉さん。

普通の「華のお江戸捕り物帳」でなくって
主人公にちゃきちゃきの女の子
ある霊感を持った「お初っちゃん」を
もってくるあたり、さすが宮部の姉さん。
一筋縄じゃいかねえ。以後しりいず化。

そしてヒロインの片腕っつーか相方として
与力見習の「右京之介」が今作から登場。
一見、頼りにならなそうな
ヒョロヒョロメガネの「右京之介」。
話の中でも、真っ先に、当のお初が
つぶやいてしまっているんだけども
「いやいや、鬼と呼ばれる与力の息子。
 実は武に優れて、敵をバッタバッタと
 切り捨てたり・・とか、類稀なる
 陰陽師能力を持っていて・・」とか
 無いんですねえ。これが。
実は算学者の卵で、誰もが気がつかないところに
目が行き、捜査の整理も巧み。なんで賢明でない
読者に成り代わり、物語を整理してくれます。
そう、まさに「水谷=右京=相棒」ですね。
あそこまでイヤミなヤツではないけど。

半分ネタバレ

赤穂浪士のふるさと、兵庫は花岳寺に
「義士出立の図」が現存している。
吉良邸の東口と西口をそれぞれ急襲した
義士47人が半々に描写されている。
討ち入り寸前は、ある意味ハレの舞台なはずで
皆、見得を切るかのように描写されているか
そうでなくとも顔くらいは正面を向いているハズ。
なのにたった一人だけ、後ろ向きで
描かれている義士がいる。

宮部氏はそれにインスピレーションを
受けて話を展開していったらしい。
すげいぜ。小説家ってヤツは。

でちょっとネット検索してみたら

史実とフィクションが巧みに
組み合わさって、そういうことも
歴史のウラには実はあったのかもなって
気にさせてくれます。
ホントうまいね〜。
よっ稀代のストーリーテラー、宮部先生。
安心して読んでください。



「うそってやつは、たいてい
 耳あたりのよいオチに落ちつく。
 つくり話ゆえにな」

(創作であるが故、想像のつくオチになりやすい)

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2011年10月29日

東日本ウォータービジネス株式会社

「東日本ウォータービジネス株式会社」

JR系列の水商売ならぬ、駅構内での飲料販売を
専門で行なう会社。
JR駅構内、ホーム上で、自販機のサイドに
「ACURE」と大書きされて、SUICA対応
の機能がついてたらこの会社のモノ・・。

子会社の強みを生かし、JR東日本駅構内の
飲料自販機はほとんどドコでも、この会社の
扱いのみになりつつある。

ホント、どこの駅でも品揃えが一緒で
ここの自販機は甚だ魅力に欠ける。


以前、缶飲料が100円の壁を突破したときは
けっこうニュースになったもので、世間からも
飲料業界はバッシングを受けた。
その後、消費税アップを盾に値上げは続いたが
近年は缶飲料=120円の相場で落ち着いている。

それなのに、ああそれなのに・・
ここは目立たぬように巧妙に飲料価格の
値上げを続けている。

誰が決めたかの「缶飲料=120円」ラインは
表向き、崩していないんだけど、
その缶商品に代わって台頭してるのが
ミニペットボトル商品。
缶よりビミョウに量が少なくて
しかもこれは缶じゃない、ペットボトルだ。
だから130円台だって140円だっていいのだ。
(一例として、カルピスWが、以前は350ミリ缶で
 120円だったのに、今はミニペット入りで130円)

うーーん、巧妙でエゲツないぜ。

と、ここまでを読み返してみたけれど
我ながらセコイと思った。

昔読んだ自己啓発本に
「缶コーヒーを飲む人間には金を貯められない」
なんて、ズバっと書かれてたのを思い出す。

爪でも切って反省します。

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2011年10月28日

オレオレ詐欺

「オレオレ詐欺」

オレオレ詐欺が世の中でメジャー化し始めた頃の話。
PONの実家にも詐欺電話が来た。

前線の電話かけ係に従事する兵隊さん
(ほぼドキュンであることは疑いないところだが)も
大変ゴクロウなことだ。

その仕事に対する情熱をヤミ業界ではなく
まともな業界で発揮すれば、なにも怖いことなど
ないと思うのであるが・・まあそれは言うまい。

もしもし我輩は息子だが風邪で声がオカシイのだ、
それと携帯電話を無くしたんで番号変更したよん、
といった、非常にスタンダードなスクリプト。

自慢するが、この電話がかかってくるだいぶ前から
PONは親に電話するときには折りにつけ
「もしもし、オラだけど」と敢えて
「オラオラ」電話を実施してきたので、
詐欺電話の最初が「オレだけど?」という声に、
母親はオカシイなと思ったらしい。
思ったけど、日常生活が忙しく
息子が発するSOSをすっかり忘れ
そんなに金に困ってるんなら、また電話してくるだろ、の
スタンスで構えていたらしい。

そんな折、なんも知らんホンモノのPONが親に電話。
PONを名乗るアフォがいたことが発覚。
親が言う「新しいPONの携帯番号」という
犯人指定の番号へ駅から公衆電話してみた。

P「あの〜ウチに電話しましたよね?
  アンタだれすか?」
犯「ああーーん?なんだテメーは
  押しかけるぞ?」
P「この番号に電話するよう、うちの家族の者に
  言ったのはあなたですよね?」

すると犯人は・・

犯「なんだよ、ヒキョーじゃねーかよ
  公衆電話なんかからかけてきやがって。
  今、オレは旅行中なんだよ。
  オラ、切るぞ。ガチャ。ツーツー」

公衆電話から電話して、卑怯者呼ばわりされたのは
初めてだった。

なにやら小声で女性とやり取りしている
気配も伝わってきたんで
電話かけ兵隊Aは、ホントにカノジョと
外出中だったのかもしれない。
その意味では愛すべき愚直なアホだった。

警察の調べでは「オレオレ詐欺」に引っかかる連中の
6割は「オレオレ詐欺」という手口を知っており
それでもなお、詐欺に引っかかっていると聞く。

まさか、私がだまされるハズが無い、という
根拠不明の自信に加え、なにより
身内の恥は隠し「金で解決できるならそうしよう」
と考える浅ましさがあるからだろう。

PONがいつも不思議に思うのは
交通事故の示談に金が必要、ってならまだしも
女をはらませたんで慰謝料が欲しいとか
会社の金を使い込んでしまったから建替えてくれ、とか
そんな話が電話口から聞こえてきたとき・・

ウチのミウチがそんなことするハズがない
うちの子に限ってそれはありえん!
・・これはおかしいぞ?

どうしてトッサに、そういった気持ちが
肉親からでてこないのか。

「まず金で示談を考える」の裏に
ああ、我が不肖の孫ならやりかねないな・・
そう言った気持ちが根底にあるように
思えてならない。

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ラベル:オレオレ詐欺
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2011年10月27日

トレーディングカードのこと

「トレーディングカードのこと」

カードゲーム販売会社の
社長がポロっと言ってた。
金を刷っているようなもんだ」と。

だろうな。
紙に印刷するだけだもん。

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2011年10月26日

ウルトラマンゼロ 決戦!ベリアル銀河帝国

ウルトラマンゼロ 決戦!ベリアル銀河帝国

いい子にするから、
ウルトラマンゼロのオモチャが
どーしても欲しいのだ!と
懇願するくらい
息子がハマってしまった。

ゼロはコワイものなぞ無い
生意気なルーキーという設定なんで、
ときどき、サムアップ&自分のくちびるを
クイっとなぞる、という、誠にアメリカンな仕草を持つ。

息子はそのマネが見事に板についてしまった。
さらにはゼロのファインティングポーズまで
いっちょまえにマネできる。
あれなら将来、海外で身の危険を感じたときに
ポーズだけでOh!ジャパニーズカラテマン、と
敵が勝手にカンチガイして
逃げていってくれることであろう。

あらすぢ
ベリアルはかつて「ウルトラマンベリアル」と
呼ばれ、ウルトラの父にならぶ実力者だった。
前作では、非行に走りウルトラの星の戦士たち
(ウルトラ兄弟をはじめ、パワード、セブン21、
 アニメのウルトラマンなどなど)
とにかくビデオシリーズとはいえ、主役級の
ウルトラマンをすべて返り討ちにするという
強さを見せつけたが、ヒーロー映画の悲しいお約束
残念ながらゼロに撃破されてしまったベリアル。

でも彼は生きていた。ウルトラマンの存在する
宇宙では王様になれそうもない。
だったらウルトラマン一族のいない、パラレルワールドの
別宇宙で威張ればいい。
そんなリクツで彼は「ベリアル銀河帝国」を確立した。

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そこで満足しとけばいいのに、時々部下をロボットに乗せ
そのロボットを、ウルトラ一族のいる元の宇宙に飛ばして
嫌がらせを敢行してたもんだから、ウルトラ一族に
ベリアルの健在がバレてしまった。

そこで派遣されたのがゼロ。

ゼロもルーキーだがウルトラマンメビウスも
またルーキーだった。
メビウス登場時には、そのあまりな「天然」と
お坊ちゃまぶりに、ウルトラの星の教育方針は
はたして大丈夫なのか?と思ったものだが。

よかったよかった。
実力があるのをハナにかけ
妙に生意気なワカモノって
ステロタイプ像が、まだ健在でした。

ま、実力からいえば威張って当然なんだけどね。

ゼロこそはウルトラで一番の武闘派
ウルトラセブンの息子であり
(アンヌの子供ではない様子。
 体に青系統が交じってるんで、
 ブルー族の母親を持つのかもしれない)
一族の伝説であるウルトラマンキング
(声:小泉純一郎氏→マジ)
監修のもと、ウルトラマンレオと
その弟アストラ(いい加減、弟もウルトラ兄弟
入りしたんだから、ウルトラマンアストラに
すべきだな)の特訓をうけ、さらには
巨人の星を真似てか、大リーグボール養成
ギブスまで着けている。

親父ゆずりの「アイスラッガー」を二本も頭につけ
胸につければブレストファイアーまで発射が可能!
とくれば天狗にならないほうがオカシイ、といえる。
まさにウルトラの国の最終兵器。

こうなると、血筋から言えば、もっとも
サラブレッドなハズのウルトラマンタロウの扱いを
もう少し考えてやってくださいと、ちょっと
言いたくもなるが、芸能界ならまだしも、
スポーツや格闘の世界では「二世」って奴は
「カズシゲ」だったり「カツノリ」だったりする
傾向があるから(実は「フクシ」だったりして)

さて、ひと通り思い付きを述べた後で
PONのようなオヤジ者が、
うんうん、製作者判ってんじゃん!と
肩のひとつも叩いてあげたくなっちゃうのが
ウルティメイトフォースの存在。

ウルティメイトフォースの方々.JPG
ウルティメイトフォース

劇中ではゼロ自ら「新しい、宇宙警備隊をつくるぜッ!」
とウルティメイトフォースを結成する。
別次元宇宙でみつけたゼロの友だち。
つまりはヒーロー軍団のことである。
いずれも個々に、守れる範囲で
正義を貫いてきたヒーロー達であるが
モチーフは円谷プロがこれまでに発表してきた
特撮番組の主役達なのだ。

ミラーナイト
元ネタ「ミラーマン」
二次元人と三次元人の親を持つという出生が
凄すぎな存在。今ならアキバ人が萌えキャラに
恋しすぎて、ついには子を為してしまったようなもんか。
人によっては羨ましいと思うかもしれない。
本人はベリアルに負けて引き篭ってしまう
面白い一面も持つ。現在公判中(←うそ)。
「今の私をみないでくれ!」

ミラーマンVOL.1【DVD】 / 石田信之, 宇佐美淳也, 和崎俊哉, 工藤堅太郎, 杉山元 (出演); 本多猪四郎, 鈴木俊継, 黒田義之 (監督)

ジャンファイト
元ネタ「ジャンボーグA」
お姫様が乗ってた宇宙船「ジャンバード」が
追い詰められ、そのお姫様を燃料!にして
変身したロボット。
原作では、主人公が親切な宇宙人から
侵略者を倒せ!とプレゼントされたロボットで
セスナが変形する「ジャンボーグA」と
軽自動車が変形する「ジャンボーグ9」があった。
当時としては珍しい1号機、2号機システム。
でも「セスナ」はどうトランスフォームしても
格闘に耐えうるロボにはならんだろ・・。
ましてや「軽自動車」というのは。
実は息子の二番目にお気に入りなロボ。
「失礼な!私は焼き鳥ではない!」

ジャンボーグA メモリアルDVDボックス 1 ジャンボーグA編 / 特撮(映像), 立花直樹, 松川勉, 丸岡将一郎, 加瀬麗子 (出演)

グレンファイアー
元ネタ「ファイアーマン」
自由を愛し、ベリアル帝国軍に抵抗活動を続ける、
「炎の海賊」なる謎の組織の用心棒として登場。
実はグレンさん、ヒーロー軍団の中では一番
素性が不明。足ぶらんぶらんさせ
炎の海賊艦のへさきに座ってるし。
それと宇宙で「炎」ってどうなのよ?とか
ツッコンでもいけない。
太陽だって燃えているではないか。
サンソすら必要ない魂の炎なのである。
原作のファイアーマンは、確かアカレンジャーを
演じた、誠直也さんが演じていたような。
変身時間が一分(それはアイアンキングかも?)
「あーつかれた」

ファイヤーマン DVD-BOX / 特撮(映像) (出演)

今回、ウルトラマンものにしては珍しく、
ベリアルは怪獣軍団を率らず、基本的には
「宇宙艦隊」で侵略する。
戦艦の間を縫うように駆け巡る人間形態。
さんざ馴染んだ光景だよなぁ・・
そ、ゼロを初めとするウルティメイトフォースの
戦いは、ガンダムのMS戦に見えてしまうのだった。

ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国 メモリアルボックス(Blu−ray Disc)|ウルトラマン|バンダイビジュアル(株)|送料無料

ところで「ウルティメイトフォース」参画する
ジャンファイト&ミラーナイトのお二方。
王家の護りはどうすんだ?

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2011年10月25日

コメダ珈琲店

「コメダ珈琲店」

コメダ珈琲店。
なんか最近、神奈川近辺で連続に目にする。
名古屋資本の喫茶店なんだろうか。
喫茶店の割には、駐車場も完備の
ファミレスに近い大きさの店ばかりだ。
 ↓   ↓
http://www.komeda.co.jp/index.php

ドトールやベローチェのような駅至近街型ではなく
郊外型喫茶店といったジャンルなんだろうか?

単なる喫茶店というのに急な出店
(↑のように自分には見える)
しかも、ファミレスサイズというからには、
これまでに無い、なにか「ウケ」要素が
あるのからなのかな?

名古屋地区といえば、度の越えた
コスパ良過ぎのモーニングセットとかが
有名と聞くけど、HPで見た限りでは
そうでもない様子。快進撃の理由が知りたいところ。

名古屋の喫茶店のモーニングサービスは
 本当に豪華だった


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2011年10月24日

題名のない音楽会

「題名のない音楽会」

提供 出光。良質な音楽番組。
昔は、日曜午前中のドラえもんの前番組
だったもんで、たまさか早くチャンネルを
廻してしまうと、仕方無しに見ていた
キオクがある。

今はそこまでコドモではない・・と思うので
自分の意志で観てるけど
(PONもスキだった作曲家「羽田健一郎」氏が
 司会をしていたので定期的に視聴してたのだ。
 亡くなってしまったんで、ご無沙汰ですが)

時々面白い特集をやっている。

・プロのオーケストラを自ら指揮したい素人

連合艦隊の司令官とプロ野球の監督と
一流楽団の専任指揮者ってものは
「ついで」になれるモンではないし・・
男子に生まれついたからには一度くらい、
なんていう気持ちもワカランでもない。

これにはR君を思い出した。
R君は中学時代の同級生。
ひょろっとした秀才タイプだったが
クラス対抗合唱コンクールとか
学年全体での合奏なんかになると
必ず教師からお呼びがかかり指揮してたヤツ。
今となっては、彼の陶酔しきった
顔しか覚えていないが
元気にしているかな彼。

それにしてもつい意地悪な視点で見てしまう。
映画監督同様、指揮者も数十人の反感を背負ってでも
オレはこうしたいんだ!と意志を貫き通せる人間
また「あの人がそういうのだから」と
周囲を黙らせてしまう実績とか畏敬の念を
いだかせる人でないと、勤まらんのだと思う。

この「素人に指揮をさせる」ってヤツ、
一日署長みたいに、周囲が万事
お膳立てしてくれているに過ぎないんだろうが
(つまり、たとえ指揮者が素人でも
 現場のプロが補正してくれる)
一度是非、実験してみたいことがある。

トーシロの一生懸命だがトンチンカンな指揮のとおり
忠実に演奏家達が演奏したとしたら・・

素人が指揮したプロ補正なしの演奏と
たとえばバーンスタインなんかが指揮した演奏とでは
どのくらい違ってくるのだろう?

他にもプロの演奏のもと「オペラを歌いたい素人
集合ってのもおもろかった。

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2011年10月23日

特撮リボルテック

「特撮リボルテック」

特撮リボルテック
2010年4月より展開されているシリーズ。日本国内外
問わず、実写映画や特撮番組に登場したキャラクターを
リボルテック化して発売していく。基本価格は2850円。
パッケージ扉内側には詳細な作品解説が載っている。

出来がいいとか、買ってみたらこーだったとか、
ウンチクであるとか、そんなんではありません。
まったく。

欲しいか欲しくないか、ただそれだけの
居酒屋レベル談義でございます。

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『No.001 エイリアン』(NR-45)
「エイリアン」より
2010年4月1日発売。
原型製作:矢竹剛教(可動アレンジ:松本栄一郎)
→うむむ。いきなりのエイリアンですか。
 これはいらないな。ヘッドカバーが
 つるつるである所からして第一作目の野郎か。

『No.002 大魔神』(NR-46)
「大魔神」より
2010年4月1日発売。原型製作:田熊勝夫
→大魔神って実はそれほど大きくない。
 せいぜい3メートルくらいではないだろうか。
 それでも悪人にとっては充分脅威だが。

『No.003 ブースカ』(NR-50)
「快獣ブースカ」より
2010年5月1日発売。原型製作:木下隆志
→要らない。ブースカ世代ではないので。

『No.004 バラゴン』(NR-51)
「フランケンシュタイン対地底怪獣」より
2010年5月1日発売。原型製作:松村しのぶ
→怪獣造形といえばこの人デスね。
 バラゴン・・人を喰うのが大好きな嫌な野郎だけど
 護国怪獣とやらで突然復活。ゴジラに
 ケンカ売ってくれたからなあ。弱かったけど。

『No.005 ジャック・スケリントン』(NR-55)
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」より
2010年6月1日発売。原型製作:寺岡邦明
→映画は劇場公開時に観にいきました。
 忘れもしない新宿南口、武蔵野劇場
 12月23日、しかも独りで。独身だったから。
 あの頃の寒々とした空気を思い出すからキライ
 なのです。

『No.006 ガメラ(平成版)』(NR-56)
「ガメラ 大怪獣空中決戦」より
2010年6月1日発売。原型製作:松村しのぶ
→懐かしいな。おタク友と観にいきました。
 新宿のロッテリアで怪獣特撮論を
 熱く語ったなぁ(語り合った、というよりは
 一方的なマシンガントークだった気も)

『No.007 ギャオス(平成版)』(NR-57)
「ガメラ 大怪獣空中決戦」より
2010年6月1日発売。原型製作:松村しのぶ
→これまた懐かしい。劇中ではギャオスが
 繁華街上空を悠々とエサを求めて飛び回る
 シーンがあって。当時、劇場から出るや
 夜の空を見上げました。

『No.008 バットマン』(NR-62)
「ダークナイト」より
2010年7月1日発売。原型製作:寒河江弘
→人型のもの(仮面ライダーとかウルトラマンとか)は
 メカものとは違って、間接部のジョイントが
 不自然に見えてしまうから、なんかちょっと
 醒めちゃうんだよな。

りぼ.jpg
売り場にあったパンフ

『No.009 ジャイアントロボ』(NR-63)
「ジャイアントロボ」より
2010年7月1日発売。原型製作:田熊勝夫
→ジャイアントロボは特撮版未体験世代。
 例の無茶な内容のアニメによる、スパロボで
 ちっと知っているくらいだから。パス。

『No.010 ウッディ』(NR-67)
「トイ・ストーリー」より
2010年8月1日発売。原型製作:松本栄一郎
→トイ・ストーリーは好きだけども。
 ウッディってば木でできた保安官人形でしょ。
 まだ、メカメカしているヤツの方が・・
 てなわけで不要。

『No.011 バズ・ライトイヤー』(NR-68)
「トイ・ストーリー」より
2010年8月1日発売。原型製作:松本栄一郎
→ウッディよりかはメカメカしているけれど
 ・・不要だなこれも。

『No.012 モスラ』(NR-72)
「モスラ」より
2010年9月1日発売。原型製作:木下隆志
→モスラって「人気怪獣」扱いされてるけど
 一体ドコが?と根源的ギモンが湧く。
 だってなあ、超巨大な「蛾」だからな。
 ゴジラが負けること事体、八百長のニオイが。

『No.013 モゲラ』(NR-73)
「地球防衛軍」より
2010年9月1日発売。モゲラ原型製作:田熊勝夫
(マーカライトファープ原型製作:渡辺結樹)
→モゲラってスキだ。あの弱いところが。
 仮にも異星を侵略するために駆りだされた
 機械が、橋から転落した程度で壊れてしまっては
 富士の裾野はおろか、オデッサも攻略できないよ。
 ちっとはザクを見習え!
 どうやらオマケで「マーカライトファープ」が
 ついているみたいだ。地デジ化対応?

『No.014 ジェイソン・ボーヒーズ』(NR-78)
「13日の金曜日」より
2010年10月1日発売。
原型製作:鬼木祐二、小関正明
(造形総指揮:竹谷隆之
 製作協力:山口隆、竹谷隆之)
→なんかソウトウなコダワリを持つ人が
 多いんだろうね海洋堂内に。
 なにこのムヤミに多いスタッフの面々。
 要らないけれど。

『No.015 メーサー殺獣光線車』(NR-79)
「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」より
2010年10月1日発売。
原型製作:谷明(可動アレンジ:大津敦哉)
→これはね・・欲しい。できれば1/144だと良かった。
 鉄道模型とコラボできるからですよ。
 確認してないけどスケールいくつ?

『No.016 エイリアン ウォーリアー』(NR-83)
「エイリアン2」より
2010年11月1日発売。
原型製作:松本栄一郎(原型協力:矢竹剛教)
→エイリアンの映画は好きだが、エイリアンそのものには
 あんまり食指が動かない。せめて実物大の
 チェストバスターならば。シュミ悪すぎだけど。

『No.017 サンタジャック』(NR-87)
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」より
2010年11月15日発売。原型製作:寺岡邦明
→ってなわけで、ナイトメアビフォア〜はオレ駄目。

『No.018 エイリアン・クイーン』(NR-88)
「エイリアン2」より
2010年12月1日発売。価格は3600円。
初回生産分のみ3300円。原型製作:渡辺結樹
→こっちが「クイーン」の名のとおり女王エイリアン。
 ううーーん。やっぱ要らんな。

『No.019 ラドン』(NR-89)
「空の大怪獣ラドン」より
2010年12月1日発売。原型製作:渡辺結樹
→ラドンってこれも人気が高いとされるけど、ホントに
 人気怪獣なんだろうか。モスラにせよラドンにせよ
 あんな安定形のゴジラに勝てるとはとても思えない。
 戦車VSセスナ機みたいなイメージと説明すれば
 判っていただけないでしょうか?

『No.020 骸骨剣士』(NR-92)
「アルゴ探検隊の大冒険」より
2011年1月1日発売。原型製作:川田 秀明
(造形総指揮:竹谷隆之、
 造形監修:竹谷隆之・山口隆、造形協力:小関正明)
2011年4月下旬に、付属の盾のデザインを変更した
「2nd Ver.」が発売予定。
→子供のころ「アルゴ探検隊の大冒険」を楽しんだ。
 向こうの神話も文化も知らんけど、とにかくモンスター
 がたくさん出てくればそれだけで楽しい。
 それにしてもこの製作陣のボリューム。
 スキなんだろうな。ガイコツ剣士が。俺ダメだけど。

『No.021 アンギラス』(NR-93)
「怪獣総進撃」より
2011年1月1日発売。
原型製作:田熊勝夫(可動アレンジ:大津敦哉)
→アンギラスってしゃべるんだぜ。
 いそげ!いそげ!とか。あとゴジラの舎弟だし。
 メカゴジラに口を裂かれたときは可哀想だったなあ。
 てなわけで、要りません。

『No.022 プレデター』(NR-96)
「プレデター」より
2011年2月1日発売。
原型製作:矢竹剛教(原型可動アレンジ:寺岡邦明)
→プレデターってさ、それほどカッコイイかな?

『No.023 ガイガン』(NR-97)
「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」より
2011年2月1日発売。
原型製作:田熊勝夫(可動アレンジ:大津敦哉)
→ガイガンは好き。全体に痛そうだもの。
 特に胸のカッター。あれだけみても絶対に
 自然発生はありえない存在だ。さすがサイボーグ怪獣。
 でもゴジラやコイツのように、三角形の怪獣が
 宇宙を飛ぶ姿ってカッコ悪い。

『No.024 アイアンマン マーク6』(NR-100)
「アイアンマン2」より
2011年3月1日発売。原型製作:松本栄一郎
→かっけー。これは欲しい。できれば実物が。
 (マーク4だっけ?できれば折りたたむと
  旅行カバンになる携帯タイプ希望)

『No.025 ジャック・スパロウ』(NR-103)
「パイレーツ・オブ・カリビアン」より
2011年4月1日発売。価格は3600円。
原型製作:鬼木祐二
(造形監修:竹谷隆之・山口隆、
 造形協力:竹谷隆之・山口隆・小関正明)
→監修と協力って何が違うんだろ?
 監修:脇で見ていて時折口を出す
 協力:ああ、見ていらんね〜、ちょっと貸せ
 てなとこだろうか。ディズニーアトラクションの
 実写化で成功してんのはコレだけだね。

『No.027 ガメラ1967』(NR-105)
「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」より
2011年5月1日発売予定。価格は3500円。
原型製作:松村しのぶ(可動アレンジ:大津敦哉)
→これは・・アキバのショールームでちっと
 見たんだけども・・欲しいぞッ。部品はいっぱい
 余るがUFOタイプにも変形する。 
 子供でもちょっと落書きすれば再現できそうな
 シンプルなデザイン。子供達に人気だった一因だと
 思う。

『No.028 ギャオス1967』(NR-107)
「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」より
2011年6月1日発売予定。価格は3500円。
原型製作:松村しのぶ(可動アレンジ:大津敦哉)
→ギャオス。コワイよな。ギャオス退治作戦で
 出てきた人工血液が、ピンクグレープフルーツ
 ジュースのようで美味そうであった。

『No.029 サリーとマイク』(NR-109)
「モンスターズ・インク」
2011年7月1日発売予定。2体セット。
価格は3500円。原型製作:松本栄一郎
→まあ、2体セットだろう。あの目玉野郎単品では
 売れないに気まっとるし。 

特撮リボルテックNo.006 ガメラ

ほか、発売時期未定。
『機動歩兵(スタジオぬえデザイン版)』
「宇宙の戦士」より
『ティラノサウルス』
「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」より

なんていうか、クリエイターが造りたいものだけ
造っているんですね。すばらしいですぜ専務。
これからも日本のサブカルを盛り上げてください。


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2011年10月22日

昭和のアニメまんが つぶやき その7

「昭和のアニメまんが つぶやき その7」

<ここまでのあらすぢ>
早い話、オヤジの思い出話。
1966〜1979年まで年代順に追います
最終回「1979年 昭和54年」です。

※見ていないが存在を知っている番組はそのまま残す。
※他にも番組と思いますが適宜省略。
※資料性ゼロ。酒飲み話だと思って下さい。
※ファンの人がいたらスルーしてくださいまし。

************************

【1979年 昭和54年】
赤毛のアン

→名作だと思う。後日再放送ではほぼ全部観て
 しまったくらい。しかし当時は今以上にお子様
 だったんだな。アンのペラペラしゃべり過ぎ
 のキャラ(そういう設定なんだけど)に加え
 山田栄子さん演ずるアンの声がどうにも
 耳障り(←すみません)でした。OPは好き
 だったけど。
タイムボカンシリーズゼンダマン
→前作ヤッターマンの惰性で見てたけど
 OPの気だるい歌声と、ゼンダライオンのデザイン
 がキライだった。
花の子ルンルン
→これ、観てたなあ。OP曲が好きでね〜。
 「もうすぐアナタとすれ違う
  そおゆう気がします〜」
  え?オレと?どこどこ?
サイボーグ009(新)
→OP曲が好きだった。ギルモア博士の鼻と
 ドルフィン号のデザインが嫌いだった(←こんなの
 ばっかで、どうにもすみません)
未来ロボダルタニアス
→近所に住んでた友人が持ってた完全合体超合金。
 その真ん中であるライオンロボでよく遊んだ。
くじらのホセフィーナ
ドラえもん(新)

→我が家のトモダチ10チャンネルテレビ朝日で
 月〜金の6:50分から10分だけ放映してた。
 日曜は9:30から30分番組。
 何だかんだ言ってもドラえもんには教わりました。
 いろいろありがとう。
ザ・ウルトラマン
→この頃は(1979年)何故か特撮超氷河期で
 ゴジラもガメラもウルトラマンも過去の伝説。
 新作がまったくなかった時代。やっと復活した
 ウルトラマンがなぜかアニメでガッカリした記憶が。
 何故にアニメで?
アニメーション紀行マルコ・ポーロの冒険
シートン動物記
りすのバナー
機動戦士ガンダム

→モグタンばっかり観ていて、本放送を見逃してたオレ。
 ガンダムは視聴率が悪くて打ち切りになってしまった
 ワケだが、その責任の一端がジブンにもあったのかも。
 でも、打ち切りだったからこそ名作になりえたんだ。
 長ければいいというモンでもない。ダグラムとか観ると。 
新巨人の星2
→左ヒジは前作で崩壊してしまったので、今度は
 右腕投手に転向。
SF西遊記スタージンガーII
→このアニメ好きだったけどもパートUもあったのか。
 子供だったから特に意識せず観ていたのかもしれない。
宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち
→出た。諸悪の根源。下ぶくれ澪。
マリンエクスプレス
→24時間テレビのスペシャルアニメ枠で放映。
 当時はこのスペシャルアニメ枠が楽しみだった。
 話のほうは途中からタイムスリップものになってしまい
 海底超特急がどこか行ってしまったけれど。
 音楽はルパンの大野雄二さん。女性スキャット。
円卓の騎士物語 燃えろアーサー
→OP曲は好きだったけど、OPが終わると
 チャンネルを変えてた。円卓ってナニ?みたいな
 子供には、まだ早かったな。ドラクエも発売前だったし。
アンネの日記 アンネフランク物語
こぐまのミーシャ

→おそらくこの後に控えてた「モスクワオリンピック」を
 無理に盛り上げるためのアニメだったんだろう。
 オリンピックを国としてボイコットするって考えてみれば
 すごい話。あんなのが当たり前だった当時。
 ワールドカップを北で開催するんでボイコットする、なんて
 世界情勢が実現なんかしたら今の日本はどう反応するだろ?
 ちなみに放映はテレビ朝日系列。納得。 
科学忍者隊ガッチャマンF
→Fと書いてファイターです。ガッチャマンは初代以外は
 とうに見切っておりました。
闘士ゴーディアン
→アニメよりもオモチャが面白かった。ダイゴ大滝。
 ロシア民芸品マトリョーシカみたいなロボット。
 詳しくはこちら↓
http://ameblo.jp/kenz-coco/entry-10321582084.html

まんが猿飛左助
→猿飛左助をアニメ化しようと決意した、どこかのアニメ家も
 すごいが、そこに「まんが」とつけてしまう感性に脱帽。
あしながおじさん
ベルサイユのばら

→実はリアルタイムでは見ていない。基本少女漫画だし
 フランスの歴史なんてまったく知らない子供だったし。
 OP曲は名曲だよね。
宇宙空母ブルーノア
→戦艦、蒸気機関車を宇宙に上げればロマンで儲かる。
 であれば次は空母だってのは流れですな。
 このあと「帆船」まで宇宙に行くことになります。
 OP歌、川崎麻世。

以上、これでシリーズは終了。

続・テレビまんが主題歌のあゆみ / テレビ主題歌, 林恵々子, チャーリー・コーセイ, 水木一郎, 小野木久美子, ヒデ夕木, シンガーズ・スリー, 東京城北少年少女合唱団, 十田敬三, 子門真人, 和泉常寛 (CD - 2005)

あのころ、テレビ局の言う「ゴールデンタイム」って
子供向けアニメだらけだったんだよね。
今の19時代ってほぼバラエティでしょ。
テレビの編成は、1970年代生まれの世代に
照準をあわせているのか?量が多いから。
もしかして。

いやあ、それにしても楽しかった。
言い放しっていいねえ。

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2011年10月21日

海底人類アンチョビー 安永航一郎

「海底人類アンチョビー 安永航一郎」

漫画家、安永航一郎氏の作品について
つらつらと語るシリーズ第二弾。

「県立地球防衛軍」
「陸軍中野予備校」
と続きまして・・
海底人類アンチョビー

これまた題名からして人を嘗めてますが。
仕方ありません。この人の作風というか
もうポリシーですから。

一応、覚えている範囲であらすぢを
書きますと、ごく普通(この人の漫画に
「普通」は無いんですけど・・)の
父子家庭に生まれた主人公「新巻圭」。
豪快さんの父に、ある日突然
お前は「海底人類アンチョビー王国」の
王子なのだ!と宣言され、よく解らないまま
よく解らない世界が開けてゆく。

アンチョビー.jpg
一応、海のトリトンへのオマージュ?らしい。

この漫画でジブンが好きなのは2点。
海上自衛隊 特殊潜水隊員「鈴木地面」・・と
敵国「ホンダワラ王国」が技術の粋を
集めて製造した「海中戦艦モリアワセ号
(名称は不正確)

鈴木地面」とは、あのバサロ金メダリストの
ヒド過ぎる「もじり」であるが、
ジブンは安永氏のこういう小ネタが大好物でして。

確かにひとところ、子供の名前に「大地」を
つけまくる親が続出しました。
どうせ我が子の名前で世間にアピールしたいなら
「悪魔」なんかじゃなくて「地面」に
すればいいんだよな。反対もされないぞ多分。
それに差別はよくない。「地面」も「大地」も
同じ母なる地球である。

海中戦艦モリアワセ号」も書いときますか。
敵国「ホンダワラ」の切り札として登場したんだが
全長数百メートルの、見た目は巨大な船盛。
悪シュミなことに「女体盛り」であるので
船上には巨大な女性型ロボが横たわり
ロボの上には刺身やイセエビなど豪華な盛付。
この刺身(もちろん巨大)を投げつけて
外部に嫌がらせも出来る。

盛り合わせ号.gif
画像は借用しました。ごめんなさい。

船の移動は、船体下部から生えている
複数の「野郎の足」(8本だったか10本か?)
が行なう。安永作品であるので「スネ毛・剛毛」
は、もうマストアイテムである。

ホンダワラ王国はこの「モリアワセ号」で
アンチョビーではなく、地上世界征服にでる。
が・・このフネは乗り心地最悪で、乗組員に
船酔い続出。ゲ口ばっか。ゲロゲロ。
何より、自分たちで作ったわけではないので
船内に戦艦を操れるヤツがいないw
すべてこんな感じの漫画なので
あとはお察しください。

彼の漫画にしては珍しく、広げたフロシキを
丁寧にたたんで完結している。
一応、本当に一応だが、貴種流浪譚。

考えてみれば、かつては同じスゴイ科学を誇る王国で
あったのに、自国民ごと爆破してしまった
不思議の海のナディアのネモ船長(元国王)より
スチャラカで何も考えていないようにみえて
ちょっとは国の先を考え、地上社会との同化を選んだ
アンチョビー国王の方が立派だったかも。

ネモ船長とアンチョビー国王を比較するのも
ジブンくらいなものだろうが。

このほかにも書いていて頭が痛くなるが
「巨乳ハンター」
「頑丈人間スパルタカス」
「火星人刑事」
「青空にとおく酒浸り」

といった作品もある。
さすがに「頑丈人間スパルタカス」あたりから
読まなくなったけど。

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e8c67347.gif単発の掲載だったけど
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2011年10月20日

県立地球防衛軍 安永航一郎

「県立地球防衛軍 安永航一郎」

いつもの突然ですが、学生時代に読んでいた
漫画について。つらつらと。
資料性はゼロなのは、もはやお約束ということで。

この人の代表作といえばやっぱコレ。
OVA化もした「県立地球防衛軍」

名前の通り「県立」の地球防衛軍。
部員不足で地方大会にも出られない
田舎高校の野球部員が、先生に命じられて
なぜか地球防衛に体を張る話。

【県立地球防衛軍】
・主人公(名前忘れた)武器は金属バット
・タダの大男、助久保。
・肩からミサイルを発射するインド人留学生
 カーミサンチン(名前おぼえてた)
・紅一点、アキ子さん。

敵は「電柱組」。あ、説明要りますか?
材木問屋で、悪いことすれば家が壊れる
→家を建て直す必要→材木需要が増す
というリクツで、ご近所だけを中心に
悪事をもくろむ。悪事といっても、ただただ
近所メイワクなだけの怪人をどこからか連れてきては
ご近所が迷惑をこうむる・・ただそれだけ。
小規模で手作り感でいっぱいなショッカー?

【電柱組】
・若旦那(一応司令塔。でも実権はバラダギ様)
・悪の組織の女幹部、バラダギ様
・戦闘員(下っぱ1、下っぱ2、下っぱ3・・)
・怪人グリコーゲンX
 →サクラ前線のニュースを見るたび思い出すなぁ
・怪人マッスル日本
・怪人正月仮面

ま、人は死にません。ギャグマンガですし
バラダギ様も下っぱも、実は防衛軍と同じ高校の生徒。
時給何百円で雇われている有様。
ほっといても実害ゼロなんだけど。

県立地球防衛軍.jpg
絵柄は、高橋留美子ちっくな美少女や
メカとかもしっかり描ける正統派?漫画家
だったんだけど、テンションが少々高く、
野郎の「スネ毛」やら、ただただ暑苦しいあぶら汗
とか・・要するにまあ、100年経っても
あだち充あたりが到達しそうにない要素満載。
てかそもそも小学生フレーバーだったんですよ。
それは今も変わっていない様子。

よせばいいのに、ワザワザ茶化す。
ワザワザどうしようもない設定、
無茶なキャラクターで漫画を描く。
私はこの路線ですが何か?ってな感じ。
雰囲気的には、トニーたけざきとか
ほりのぶゆきとか、悪ふざけに歯止めが利きません
なタイプ。

80年代POPでライトなラブコメを求める
当時の読者には、それは受けないよな。
(ちなみに、当ブログでは映画紹介など
「あらすじ」を「あらすぢ」と長年
 書き続けていますが、実は安永作品の影響です)

「七代タタってゆるすまぢ」とか
ぢょぎんぐの鬼」とかね。
そういうコネタ、ことばの選び方がどうにも
ツボでした、当時。

・・でマニアックすぎちゃって
漫画の王道からはずれて行きましたが
一定数のディープなマニアは残り
今も独自路線を歩んでおられるようです。



続いて連載開始したのが・・
陸軍中野予備校
これの影響で、PONにとってはかなり昔の映画
であるはずの「陸軍中野学校」を観てしまった。



「陸軍中野学校」そのものは昔の日本軍に
本当にあったスパイ養成学校。
戦闘訓練はもちろんのこと、場合によっては
外国に潜入するわけだから、流暢な英語、
スマートな身のこなし、マナーなども身につけた
紳士スパイを養成する機関。
鬼畜米英!英語は敵性語だといって野球用語を
ストライク→ヨシに言い換えよう!なんて発想しか
浮かばない、当時の一般的軍人からすれば
軟弱のかたまり、到底理解できない存在だったこと
でしょうな。

インテリジェンス(情報)を馬鹿にしてたと
思われていた旧軍にも、諜報を重んじる動きも
あったんだなーとか、当時の好奇心アンテナが
余計な方向にも向いたりもしましたが、
それはまあココではいいです。

で、そんあ「中野学校」があるなら、その「予備校」
があってもいいんじゃね?
ただその思いつきだけで6巻くらいまで連載して
しまったようです。いやはや。

・主人公 須藤大蔵(純粋培養。祖父のころからの 
 中野学校志望者。あまりに純粋で敗戦も知らぬまま
 てってー的に鍛えられた男)
・愛犬 コバヤシ丸
あと忘れた。

中野予備校.jpg
ちなみに中野予備校出身者は、変装術にも長け
ているが実は簡単に見分けがつく。あまりにキビシイ
訓練を潜り抜けたため、白米(銀シャリ)を
見ただけで条件反射で泣いてしまうのだ。

長くなりました。この人の作品につきまして
もう少しだけ続けます。

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2011年10月19日

「川を覆う闇」桐生祐狩

「川を覆う闇 著:桐生祐狩」角川ホラー文庫

角川ホラー作品も気がつけば何作くらい
読んでんのかなあ。
最初は「パラサイトイブ」か「リング」
シリーズあたりから入ったと思うが。

コレも角川ホラー。作者に見覚えが・・
あの斬新で独特な世界観をPONに
見せつけてくれた「夏の滴」の作者じゃないですか。
たしか・・村興し(金儲け)のために
子供らを「木人」に変化させ、一種の漢方薬
としてネットで販売する大人たちの話ですよ?
子供達も子供達で大人顔負けの
陰湿な足の引っ張り合いしているし。
いったいナニそれ?ですや。んで・・。

あらすぢ
内容(「BOOK」データベースより)
警備会社に勤める土岐は、副都心に程近い
マンションから失踪したある女性を捜すよう
依頼を受けた。女性の部屋を訪れた土岐は、
腐乱したゴミが堆積し、想像を絶する悪臭を
放つさまに驚愕する。次第に土岐の周りに
出現し始める汚穢に満ちた空間。
そして中世ヨーロッパで清潔の追求を
基本理念としながら、迫害によって消滅
していた宗教、ドゥーゼ派の復活を目論む
怪しげな組織。現代人の潔癖信仰を揺るがす、
驚天動地の長編ナスティ・ホラー。

************************

・・・あ、アホな小説。
豊富な文章力、作家とのしての力量を
全力で無駄使いして作品化したうえで
そんなジブンを大いに楽しんでいる。
つまらない、というワケではないけれど。
ナスティって英語では「悪趣味」とか
「吐き気がするような」の意で、俗には
「やるじゃん!」「すげーよ」という意味も
あるらしい・・が。

角川ホラー文庫収蔵。
ホラーじゃなくって・・うーん。
ホラ吹き文庫?そんな感じでおk。

二元論、人間の幸せとか救いとか
ハナから置いてきぼり、
勢力争いだけのために戦う神たち。
聖書だとかなら、善と悪の戦いだったりします。
神対神の構図のなかでは、
けっきょく右往左往するしかない人間。

この話では、ネタバレしますと
「うんこ VS デオドラント剤」
の戦いなのです。いやホント。

もっと神々しい、もっと壮大な叙事詩として
展開できるハズなのに、なんでまた
ああいう方向に行くかなあ(笑)
浄神 VS 不浄神・・

不浄神に目を付けられてしまった東京近郊の町が
(たぶん荻窪とかそんなあたりだと思う)
意味も無く壊滅する。
世界穢(せかいえ)とかいって、要は
我々が想像できるキタナイものってありますよね
ウ×コ、ゲ口、ゴキ×リ、生ゴミ、ウジ、
ネズミの死骸、腐った水
etc・・書いていて嫌になるけど
そういった類のものが次々と出てきては、
渾然融合一体化。
キレイ好き世の中に逆襲を開始するのだ。

掃除といっても、ヨゴレがさっぱり消えるワケも無く
A地点のヨゴレがB地点に移動するだけののこと。
均一だった汚れが、掃除をすることで清潔な場所ができる
反面、いずこかに濃度がこくなった「汚れ」が蓄積される。

極端なキレイ好きはキタナイのと一緒。
と、作者(作中のキャラ)は言うのである。
えーー?でもなあ。

さらに言うなら、汚れとは生命活動の結果。
世界穢こそは「生命のスープ」なのだ!とか
聞こえはいいけども、とにかくヒドイ世界観。
エヴァンゲリオンはLCLの海に世界が飲まれて
同化してしまったけど、ここでは全てが
「ドロドロになったゴミの海」に一体化するという・・。

世界穢とは世界中の「ヨゴレ」のかたまりなんだけど
ヒロインが世界穢と同化してしまい、主人公の土岐と
再会するシーンがある。

映画アビスでは、水の壁に人間の頭が立体的に
浮き出てくるシーンがある(当時はCGの進歩を感じた)
あえて書くが、この小説には、ウンコやらゲロやらの
滝壁に、ヒロインが浮き出てくるシーンがある。

 いかなファンタジー、いやSFでもゴシック小説でも
 よもやこんな現れ方をする女性など
 最も悪趣味で偏屈な書き手ですら発想しないであろう。

と、作者も小説内で自虐する始末だ。あーあ。



先に書いたけども、作者のデビュー作「夏の滴」は
この作品は後日談に相当する作品であるらしい。
自分も「あとがき」で知ったのですが。

あれに出てきた、馬鹿ガキの壮絶なイジメに耐える
裏のヒロイン「八重垣 潤」が転生した姿。
ここに出てくる、かなり困ったヒロイン
「森 志穂子」なのだそう(同一人物ではないけど
かなり意識して書いた様子)ほほう。



途中までは、ほとんどギャグのノリで読んでたんだけど
やっぱホラーだと思ったのはエピローグ。
自分が作ったキャラ、世界にまったく愛着を
感じることなく突き放すエンディング。
あの突き放し方、作者の醒めた製作姿勢は
たしかにホラーだった。

皆殺しのトミノ的?

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でも花の都パリが・・
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2011年10月18日

「夜想」貫井徳郎

「夜想」 貫井徳郎(著)

あんだけ「バカ」なことをしでかした
オウム真理教(現アレフ)だけど
そもそもは中央線沿線にある
繁盛していた鍼灸院からスタートしたんだとか。
(治療士が麻原で心服した患者達が幹部に)

実は最近のPONなんですけど
「椎間板ヘルニア」と診断されてしまいまして
気持ち的に「手術」はいやだし、
これでも勤め人なんで、長期戦線離脱も致しかね・・
とにかく、妻が独身時代よりお世話になっている
鍼灸治療院へ駆け込み、助けを請いました。

なんかね、麻原のいた鍼灸院を核に
オウムを立ち上げた連中の気持ち、
ちょっとワカル気がした。

とにかく、痛さから逃れたい=救いを求める患者
(この場合、PONも含む)にとって
「治療院」の存在は、ほんと救い主だ。

なんといってもココの先生、聞き上手でね〜。
この「聞き上手」によって、患者の不安が
多少なりとも緩和され、それが回復に向わせてる
という線もアリだと思うし、
治療が引き出したジブンの自然治癒力の効だとしても
なんかもー全面的に先生を尊敬したくなる。

キャー、先生ついてゆきます〜てなモン。

そんな経験の最中に読んでしまった小説がコレ。

あらすぢ
デビュー作であり出世作でもある『慟哭』から14年。
『夜想』は、作者自ら「『慟哭』の主題に改めて挑んだ」
と語る作品。『慟哭』は新興宗教を扱った衝撃的な
ミステリーでしたが、貫井さんは「オウム以後、
新興宗教をどう描くかをずっと考え続けてきた」
とのこと。本作に賭ける並々ならぬ気合いが窺える。
事故で妻と娘を喪い、絶望の中を惰性で生きている
主人公・雪籐(ゆきとう)。ひとりの女性に出会ったことで
動き始める彼の運命は……。ミステリーの手法を通じて
“絶望と救済”を描き続ける著者の、
畢生の傑作。

************************

ひとことで言うなら、新興宗教が立ち上がる
プロセスのシミュレーション小説。

話は、ホンモノの超能力(触るとその人の内面を
理解する)を持つ、可愛い女子大生が、
迷える主人公(雪籐)と出会うところから始まる。
「救われた」とおもった雪籐は、殺到する相談予約を
さばくため、予約受付係をかってでる。
それが後の組織「コフリット」になる。

「力」がホンモノだろうとカンチガイであろうと
関係ない。「力」で人々を救いたいと思う気持ち。
純粋に「人助け」を旗印に立ち上げた集団だ。

まだまだ小さくて組織とも呼べないようなコミューン、
コフリット。人を騙したり、ましてや金儲けなんて
これッポチも考えていない。

でも、組織が拡大すればするほど、多様の人間が集まり
本来のイロや存在意義が揺らいでゆくもの。
これは宗教に限らず、人の集団にはどこにもある
仕方のない現象。

街のパート職場における人間関係にありがちな
オバサン信者同士のカクシツ、つーか低レベルな喧嘩。

さわやかで妙に組織に尽くしてくれるイイ奴だなあと
思ってたら、実はナンパしやすい女性を漁れるから、と
テニサー代わりだった大学生。

ハナから神なぞ信じることなく
組織など金ヅルにしか思っていない宗教ゴロも寄ってくる。
闇世界に堕ちずに、表社会にいたら結構な経営者に
なりそうな、妙なパワーを持っているもの。

以前に、ビートたけし原作の映画
「教祖誕生」ってのを観た事があったんで
ボヤッキーみたいな、このオッサンの正体を
「宗教ゴロ」だ!志村〜うしろっ、と
心でつぶやいた自分がいる。

ほかにも、王国などにありがちな、
オレが一番、教祖と教義を知っているんだ!という
「オレが一番」という意識の張り合い。
つまり、王(教祖)の寵愛を一番受けることができるか?
競争ね。

信者たちは、私を救ってくれるのは、この人(教祖)だッと
勝手に決めつけ、ジブンの理想を
勝手に教祖に押し付け、入れあげてゆく。

ジブンの救い主なんだから、こうでなきゃ困る、
こうである筈だ・・。
聖なる存在の教祖はセックスなどもってのほか
なのである。見た目可愛い女学生であればなおさらだ。

教祖と信者のめざすベクトルが一致しているウチは
これほど従順で頼れる信者もいないのだが
もし意にそぐわなくなると、思い入れるジブンが
オカシイのではなく、思い通りではない「教祖」が
イケナイのだ!という考えに至り、暴走を始めるバカも。
(この辺の心理は、偏執的なアイドルストーカーや
 一部の政治運動家にも通じる)

さらには、自分ではリクツに沿って動いている
つもりなのに、そのリクツが世間と乖離してることを
最後まで理解できず、どうにも人にメイワクをかけずには
いられない精神的に困ったオバサンも絡んできて・・・。
(↑無意識に最大メイワクなヤツ。
  ひとりで篭もって死んでくれればいいのに)

金と欲とエゴがこれほど全面に出てくる組織で
しかも教祖が「若くて可愛い女子大生」となれば
ドロドログチャグチャ、フラグが立つことは
もう決定な気もするが、この作者はいい人
(自分の作品世界を決定的に汚すことができない)
なので、教祖の属性は「聖」であり、読後感も
それほど陰鬱にはならない。

これが実社会のように「俗」だと麻原のような
末路になる。

読者としては、小説の主人公にマトモな
「判断力」と「行動」を求めたい所であるが
なかなかそうもいかない。

主人公雪籐の行動を読み進めるうちに
あれ?コイツの言動おかしくね?
ちょっとでもそう感じられたら、
まあまだあなたに救いは不要。

逆に共感しまくりだったりしたら、
現在ちょっとジブンはマズイ時期にいるのでは?と
自省してみるのもよろしいかも。



「あたしはずっと、夜の中にいました。」
救われる者と救われない者。

読者は最後に「夜想」とつけられた題の意味を知る。

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ラベル:夜想 貫井徳郎
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2011年10月17日

「戦鬼たちの海」白石一郎

戦鬼たちの海―織田水軍の将・九鬼嘉隆
(文春文庫) 白石 一郎 (著)

九鬼水軍は日本初の艦砲射撃と揚陸戦を
実施したとされる・・らしい。へー。

簡単にいえば、大会社を一代で作り上げた
名物社長(信長)を、常に横から見ていた
現地採用社員(九鬼)が、支店長クラスにまで
出世する話。

あらすぢ
内容(「BOOK」データベースより)
織田信長が天下一統を志して伊勢、志摩の平定に
乗り出したとき、志摩の土豪から身を起こした
九鬼嘉隆(くき よしたか)は真っ先に
信長の麾下に馳せ参じた。信長の知遇を得て、
九鬼の運命がひらけた。文禄の役で織田水軍の
総大将として海戦に明け暮れた戦国大名の
数奇な人生を聞く
長篇時代小説。第5回柴田錬三郎賞受賞作。

************************

九鬼嘉隆は、ご存知織田水軍の武将。
水軍とは要するに戦国時代の海軍のことだが
当時、海で乱暴狼藉する連中は一緒くた
「海賊」と「海軍」の区別がついていなかった。

小説の中では、織田信長が
「織田海賊では聞こえが悪い、織田水軍にせよ」と
改名を命令していたりする。
(ここで「織田海軍」って思いついていれば
 さすっが時代の最先端信長さん!となるのだが
 それでは話ができすぎ・・)

戦国日本人の頭の中は
「海=自由な外界への出入口」ではなくって
「海=それ以上外に進めない壁」
と多分に思っていたようで

要するに、海など真っ当な武士が行く所でない、
陸で上手くやれなかった連中が
最後に吹きだまるところと考えられていた。

日本の陸の代々の権力者は、海にあんまり興味がなく
その重要性も、戦い方も理解していない。
信長も「ウチと仲のいい琵琶湖の
水軍を部下につけようか?」と
提案してきて、さすがに九鬼も
「海と湖では自ずと戦い方が異なりますれば・・」
と断っていたりする。

信長の提案は命令であって、本来ならば
不興を買ってもおかしくないところ。
そか、そんなもんか、と言ったかは知らんけど
信長もそれ以上、追求せずに九鬼に全面委任したり
それほど海の戦いを理解していなかった様子。
この頃の信長はまだ、陸の戦いでおおわらわ
だった(第一次信長包囲網で苦戦中)てのもある。

九鬼家というのは、先祖が200年前に
志摩地方に流れ着き、相当強引な手法
(戦争というよりは連続殺人に近い)で
志摩地域に勢力を拡大。地元の海賊豪族に
代々恨まれた一族。

九鬼嘉隆も、初めは地元の豪族同様、
日本の統一なんか微塵もなく、ただ一族と土地を
守るだけに汲々としていた田舎侍だった。
結局、守りきれず一族郎党で、志摩を脱出する
ことになってしまうのだが、一族郎党が全滅せず、
いざとなったら船で脱出するあたり、
非常に海賊らしくて、土地や名誉に
執着してしまうオカの侍とはメンタリティが違う。

嘉隆も地方豪族にしては合理的な男であり
例えば、当時の海の戦いで、船の櫓をこぐ人を
狙うのは卑怯、という海戦の暗黙のオキテが
あったらしいのだが、殺し合いに卑怯など無いと
平気で敵船の櫓から狙ったりしている。
だから九鬼家は嫌われるわけだが。

ちょっとだけ他より行動力があって
頭もよかった彼は発想を転換。
イチサラリーマン技術者(スキル「海戦」)
飛ぶ鳥を落とすイキオイの織田家に転職する。

九鬼家時代には、駆逐艦を維持するだけで
精一杯だったのに、信長は織田水軍の名に
恥じぬよう水軍を作れ!と戦艦を大量生産できる
金を嘉隆に一任する。その懐の深さと
任せたからには、結果を出さないと
追放されてしまう徹底した実力主義にも敬服。

嘉隆は、滝川一益の与力として織田家にて
織田家の集団戦法、目的のために手段を選ばず
ただひたすら織田家拡大に邁進する、
信長の部下達の働き、恐怖と欲で人を支配する
領土拡大手法を目の当たりにし
これまで自分達、地方豪族がやってきた事は
戦とは名ばかりの児戯に過ぎないこと、
あれほど強敵で憎かった、自分達を追放した
志摩の豪族達と後年、相対したとき、
彼らがまるで敵ではないことに気づくのだ。

このあたりの描写は見事。

九鬼嘉隆が、どんなに頑張ろうとも
結局オカの政治情勢にそれほど寄与することもなく、
内陸(というか地上)では史実どおり
本能寺の変があって関が原の戦いがあって
都度、翻弄される九鬼家。

海賊大名・九鬼嘉隆を、
戦国の世を颯爽と駆け抜けた男として
カッコよく描こうとしている小説なんだが
嘉隆が本家筋の甥っ子を、なんの落ち度もないのに
あっさり殺してしまうあたりに
史実だとすれば、やっぱこのヒト
根っからの海「賊」だわ・・と思った。

それと読んでいる最中、隆慶一郎先生の作品
「影武者 徳川家康」と
「見知らぬ海へ」を思い出した。
前者では息子、守隆の意外な活躍が
後者では嘉隆の海のライバルとして活躍?した
向井正重の息子、向井正綱が登場する。
(さてこれから正綱のカッコイイ戦いが・・
 というところで作者急逝のため、終了した作品)

今度、信長の野望(烈風伝)をやるときは
九鬼くんを大事にしようかな。



九鬼水軍が、朝鮮出兵で活躍しなかったのを
不思議に思っていたのだが、この小説で
なんとなく理解した。
それにしても、ムカつくぞ。脇坂安治には。
関ヶ原といい、抜け駆けの海戦といい・・。

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2011年10月16日

未来の食卓

「未来の食卓」

妻がレンタルしてきたドキュメンタリー。
2007年のフランス映画。
「不都合な真実」に少し似ている。
まあ社会に警鐘を鳴らす
「ドキュメンタリー」だからね。

あらすぢというか内容
フランスの小さな村を通じ、子供の未来を
脅かす食物汚染や環境汚染を訴える
ドキュメンタリー。フランス南部に位置する
バルジャック村では、村長と村民の熱心な
働きかけにより、小学校の給食を全て
オーガニック化するという前例のない施策が
講じられている。国民の健康よりも生産者や
企業の利益を優先する現代の食産業の実態に
真正面から触れ、人間と自然の調和を
スクリーンに美しく描き出した意欲作。

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「最新の研究結果によると我々の世代よりも
 次世代のほうが健康を損ねている%が高い」

BIO(仏語でビオ。オーガニック農法)のこと。
どんどんオーガニック農法を広めよう!という内容。

このドキュメントを額面どおり取るのであれば

我が子というか次世代には、健康的なものを
食べさせた方が良いに決まってるし
地産地消もまったくもってその通りだと思う。

そのために、普段あなたが買っているキャベツ
100円が300円になっても文句言わないね?
そんなドキュメンタリー。

宇宙服のような作業着を着て
殺虫剤を畑にばら撒く農家。
従事者はウツ、頭痛などに悩まされ
その子供は若くしてガンで亡くなり
農村のガンの発症率が90%だとか
なんとか画面に次から次と表示されれば
映画の通りが仏農業の現実だとしたら・・
そらああーた、もう仏直輸入ワインすら
飲みたくなくなるってもんです。



フランスっつったら農業大国。
すべてがホントだとは言わないけれど
中にはホントの事が混ざっていると思う。

「それにしても未来の食卓にゾッとした!
 しかしこういった動き(オーガニック農法)が
 地道に拡がってきているとは、なんとスバラシいんだ
 さすが欧州!」
なんて、観劇直後のジブンのような人も
大勢いらっしゃるでしょうから

あえて、この映画に懐疑的なブログ
紹介しておくことにします。
パワーバランスとして。

【参考】
「映画「未来の食卓」に見る情報操作」
 ↓
http://mscience.jp/truth/?p=92

 平均寿命が80歳とか言うじゃないですか
 それは1920〜30年生まれの
 若い頃にまったく合成化学物質の洗礼を
 受けなかった人たちの話です。

↑劇中の談話には結構納得。



原題:Nos Enfants Nous Accuseront
監督:ジャン=ポール・ジョー
プロデューサー:ベアトリス・カムラ・ジョー
撮影:ジョエル・ピエロン、アマル・アラブ
音楽:ガブリエル・ヤレド
製作国:2008年フランス映画
上映時間:112分
配給:アップリンク

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2011年10月15日

「アナン」飯田譲治・梓 河人

アナン、(上) (講談社文庫) [文庫]
飯田 譲治、梓 河人 (著)

 その少年は『未来』という名の扉を開けた!
 ホームレスの男と拾われた少年。運命の絆で
 結ばれたふたりの周囲で不可思議な現象が
 次々と起こる。「アナザヘブン」の作者が
 放つスピリチュアル・ファンタジー

作者の飯田譲治さんに罪はないんだけど
飯田というとワープの社長を
譲治というと「アウトランダーズ」の漫画家を
イメージしてしまうので、どちらにしても
なんかボリュームたっぷりな男性って感。

自分のつたない前知識では、この飯田氏とは
昔、武田真治とトヨエツが出ていた
超能力モノのドラマを作っていた気がする。

あらすぢ(上)
内容(「BOOK」データベースより)
東京に初雪が降った夜、高級料亭のゴミ置き場に
生まれたばかりの赤ん坊が捨てられていた。
その子を発見したのは、流という名の記憶喪失の
ホームレスだった。拾われた赤ん坊は「アナン」と
名付けられ、流と仲間たちによって育てられる。
やがて、アナンの周囲で不思議な現象が次々と
起こるようになる―。

************************

腰巻(帯)の惹き句がさ〜
「スピリチュアルファンタジー」
結果的に間違ってはいなかったんだけども
なんか俺には関係ない分野だなあと。
「スピリチュアル」・・「なんとかの泉」が浮かぶし
表題も「アナン、」ときてる。
中身がまるで想像つかないし
想像つかないって事は興味がわかない。

上司が、最近にしては久々ヒットだったと
いうので読んでみた。
・・で、結論。面白かった。

神に愛された子供を拾ってしまったドン底男が
奇妙で素敵な人生をおくる話。

キャラ設定にリアリティがない。
(すべてのキャラ、出来事が、すべて主人公
 アナンの人生ために用意されているといった感じ)
まあ、であるからこその「ファンタジー」。
RPGとかアドベンチャーにも感じられた。

単行本から文庫に書き換えにあたり
表題も「アナン」→「アナン、」に変わった。
理由は不明。モーニング娘。とかほっしゃん。
藤岡弘、に影響を受けたわけでもないだろうけど。

いろいろとどうでもいいケチをつけてしまいましたが・・
「あー、なんか読後感のよい小説ないかなあ」と
思われる方がいらっしゃいましたら、この小説に
安心して心をゆだねてよいでしょう。

けっこうギャグ?というかクスリとさせる
記述もあってさわやかな気持ちになれます。

あらすぢ(下)
内容(「BOOK」データベースより)
開かれた『扉』の向こうで、人類がみたものは!?
少年のまわりで次々と起こる不可思議な現象。
誰もが彼を求め、惹かれ、癒され、そして光を
みいだしていく。アナンは「進化した人類」なのか!?
ホラー映像の旗手が描く新境地!会心の書き下ろし
1400枚大巨編作品!!世紀末
スピリチュアル・ファンタジー、ここに誕生。

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なんかさー、あらすぢ書いている人も
書くことがなくなってしまったんだろうね。
ホラーも世紀末も関係ないし。
最後に「スピリチュアル・ファンタジー」という
奇怪な造語をムリヤリ出して、いーから読め!的
やっつけ仕事である。



小説そのものはNHKの朝の連続テレビ小説なんかで
採用されたら面白そうだ。俺は観たい。

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2011年10月14日

釣りバカ日誌20 ファイナル

「釣りバカ日誌20 ファイナル」

有終の美というヤツですな。
♪とりあえずは元気でいこうぜ〜
 
あらすぢ
近年の不況の波はゼネコン業界にも訪れ、
鈴木建設も例外ではなく、業績悪化の一途を
たどっていた。そんな中、会長の一之助
(スーさん)が無期限の給料全額返還を
実行すると宣言、その噂は社内外に広まり
大騒ぎになる。そんな中、スーさんのために
一肌脱ごうと奮起した伝助(ハマちゃん)は、
得意の釣り人脈から思いがけない大型受注に
成功する。そのご褒美に釣り休暇をもらった
伝助は、スーさんと共に北海道へ釣り旅行に
出掛けた。

************************

今回の話は、ついに「スーさん」自身もファイナルか?
んで、「三途の川」近辺でサンバカーニバル。
浜ちゃんこと「西田敏行」は
三途の川の渡し賃を持たない亡者に
身ぐるみ剥いで六文銭を貸し付ける
三途のババア?役。なんだかな〜。

まあ、西田ババアのおかげでスーさんは
生き返るんだけどね。

後は釣りして、スーさんが心残りだったらしい
若かりし頃の恋愛にケジメをつけ、
(松坂慶子さんが若干、福々しくなってしまったが
 やっぱ元がキレイだからキレイだわ)
そして自分の会社、鈴木建設に別れを告げる。
劇中では、鈴木建設のスーさん引退式
だったはずが、いつの間にやら
「釣りバカ全20作」お疲れ様でした〜的
グランドフィナーレで終了。

もはやここまで来ると、「釣り」なんか
どうでもいいといった感も漂うが・・
邦画から寅さんの居なくなってしまった
寂しさを、かなり埋めてくれたと思う。



芸達者で、日本には珍しいエンターティナーの
西田敏行さん
そして三國連太郎さん。
お疲れ様でした。どうもありがとうございます。

♪とりあえずは元気でいこうぜ〜
(↑俺、この歌好きで。作詞 青島幸男)

監督・脚本
朝原雄三

脚本
山田洋次

出演
西田敏行
三國連太郎
浅田美代子
松坂慶子
吹石一恵

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2011年10月13日

猫の恩返し(地上波放映)

「猫の恩返し」(地上波放映)

この間、TV地上波でやってたんで
息子と妻と共に観賞。
「耳をすませば」のスピンオフ作品
なんだろ?くらいの知識しか。
さてさて。

あらすぢ
ハルは、決断力が無く周りに流されてばかりの
17歳の女子高生。ある日、トラックに轢かれそう
になった猫の国の王子・ルーンを助けた彼女は、
猫王から恩返しに猫の国に招待される。
ところが、猫王の歓待ぶりに「このまま猫に
なってもいいかも」と思った途端、その姿を
猫に変えられたばかりでなく、王子の妃候補に
されてしまう。そんな彼女を救うべく、
颯爽と現れた猫の事務所のバロン・・

************************

きれいな絵の子供(小学校高学年)向けアニメだな。

主人公、ハルの声が「池脇千鶴」
声優としての演技力はハナから期待していないけど
まあ、カワイイんじゃないですか。

キザ野郎、猫のバロン役が「袴田吉彦」
「はかまだ」君って、平成ガメラでバイオ系
大学院生役のイメージしかない。
まあ、バロンが芝居がかったキャラなんで
これもまた可もなく不可もなく。

猫王が「丹波哲郎」
ほほう。さすがです。
結構前に亡くなりましたね。大霊界ってヤツ。
先生、あっちでゲンキにやって
いらっさるのでしょうか?Gメ〜ン75.

あとは・・前田亜季、山田孝之、岡江久美子
濱田マリ、斉藤洋介・・そのキャスティングの
基準はナンなの?ってラインナップです。
本職の声優は使わないというジブリポリシーは
伝わってきますが。

デブ猫の「ムタ」?がいいキャラだった。
昔、ふらっと猫の国に現れ、湖の魚だか
マタタビ酒だかを残らず自分のものにして
しまった剛の者。
猫の国では伝説のならず者だったらしい。

息子(4歳)はそれなりに楽しんでいたようで。



ただ、番組枠(金曜ロードショー120分、
CMを除けば正味90分程度)には、
この映画はもともと短かいので、
たとえノーカット放送だったとしても、
15分以上余ってしまったらしく、
映画終了後にもひたすら番宣が続いたのは
少々辟易。

キャスト(役名)
池脇千鶴  (ハル)
袴田吉彦  (バロン
(フンベルト・フォン・ジッキンゲン))
丹波哲郎  (猫王)
前田亜季  (ユキ)
山田孝之  (ルーン)
佐藤仁美  (ひろみ)
岡江久美子 (ハルの母)
佐戸井けん太(ナトリ)
濱田マリ (ナトル)
渡辺哲 (ムタ)
斉藤洋介 (トト)
本名陽子 (チカ)

スタッフ
監督 森田宏幸
企画 宮崎駿
脚色 吉田玲子
原作 柊あおい
キャラクター・デザイン 森川聡子
作画監督 井上鋭 尾崎和孝
音楽 野見祐二
歌 つじあやの

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2011年10月12日

サヨナライツカ

「サヨナライツカ」

だあ〜ツマラねえ。

あらすぢ
1975年、タイ・バンコク。航空会社の
エリート社員・豊は婚約者の光子を東京に残し、
バンコク支社に赴任。そこで艶やかな女性・
沓子と出会う。ホテルのスイートルームに住み、
金にも愛にも困らない奔放な沓子。そんな彼女に
豊は惹かれ、情事を重ねていく。だがそれも
結局は、光子との結婚までの間のこと。結婚式を
目前に控え、豊は沓子と別れようとするのだが……。
[ 2010年1月23日公開 ]

************************

つまらなかったよ。
原作者である辻氏が
オノレの奥さんを念頭に書いたものを
プロモーションビデオ化したもの。
どちらかというと「日活」系な。

自分は途中で早々に挫折(寝た)。
妻もひとこと。
「西島秀俊さんの無駄遣い」

ただ、一応思い出深い作品になった。

我が家のDVD放映はPS2と
安物(台湾製)DVDプレイヤーの
2大体制だった。大概のDVDは
一方がダメでも、もう一方では
再生ができたのでなんとかなったが、

この「サヨナライツカ」は台湾製
プレイヤーはサボタージュするようになり
PS2も「ディスクを再生できません」
とかいって拒否する始末。

「できません」じゃないんだよ!
「魂」で再生「しなければならん!のだ!

とくとくとPS2に説教したも通用せず。

「PS2はゲーム機であってDVD再生は余技、
 アルバイトみたいなもんだからなあ〜」と

妻を説得。ついに購入することを決意。

てなわけで、この映画にでてくる男女のように
非常に反社会的DVDであったがため
我が家のDVDプレイヤー状況を一新する
契機となったというお話。
それだけは礼を言っておこう。



監督
イ・ジェハン
原作
辻仁成

出演
中山美穂
西島秀俊
石田ゆり子
加藤雅也
マギー

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