SIDEWAYS
カルフォルニア、ワインロード
人生が熟成していく贅沢な寄り道・・・
前回、紹介しました「サイドウエイ(邦画版)」の
元ネタ映画がこれです。
<あらすぢ>
国語教師のマイルスは、脱稿した小説の出版を
めぐり、編集部からの返事を待っている。
1週間後に友人のジャックが結婚することもあり、
2人は前祝いにワイン旅行へ出かけることに。
マイルスは相当のワイン通だが、ジャックの
目的は独身最後にハメをはずすこと。前妻との
離婚を引きずるマイルスに、ウェイトレスの
マヤを誘うようけしかけ、自分はワイナリーで
働くステファニーを口説き落とす。マイルスと
マヤも惹かれあっていくのだが…。
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こっち原作(原版)なんだけども
先に観たのでどうしても比べてしまう「日本版」と。
ポール・ジアマッティ (Miles)
=小日向文世 に該当
トーマス・ヘイデン・チャーチ (Jack)
=生瀬勝久 に該当
ヴァージニア・マドセン (Maya)
=鈴木京香 に該当
サンドラ・オー (Stephanie)
=菊地凛子 に該当
うーーん。まあワインが飲みたくなる、
カルフォルニアへ旅行に行きたくなる、
そんな映画でして、佳品だとは思います。
でも正直な所、わざわざ版権とってリメイクを
企てるほどの作品なのかといわれるとちょっと・・。
自分としては、そこまでに至った経緯のほうに
よほど興味があります。
たぶん邦画版のプロデューサーか企画者に
相当、この映画「サイドウエイ(洋画版)」に
惚れこんだ人がいたんでしょうね。
トーマス・ヘイデン・チャーチが演ずるジャックは
これまた、どうしようもない男で
結婚の一週間前だというのに、独身最後の旅行だと
ハメを外してハメまくるわけですが
(これがコメディ映画でなければ彼、殺されてるよ)
ヤツは女を選ばないんだ。
邦画版では菊地凛子が演じる、ジャックの浮気相手
スティファニー。典型的なアーモンド目の
オリエンタル女で、日本人の目から見ても正直、
美人だとはいいがたい。でもアジアン女性を、
どこか勘違いして神秘的に捉えている一部白人男性には
あーいうのもストライクゾーンなのかもしれない。
(ルーシーリューみたいな・・)
更には、デブでブスなオバハンウェイトレスにまで
手を出し、夜勤の旦那が早めに帰ってきてしまったため
これまたもうひと騒動。
お気の毒なのは旦那さんだが、彼はスッポンポンで
主人公一味を追い掛け回すことになる。
それがさ・・彼の股間がモロ見えでねぇ。
映倫はドコいった?
ヘンな時代になったな。
本番以外はOKなのか?
・・てなわけで、邦画版のほうが、お下劣さも薄まり
おなじ「人生が熟成していく贅沢な寄り道・・・」
映画でも、日本人カップルがデートで観るに
適した仕上がりになってます。
ま、そんなまとめ方で。
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監督 アレクサンダー・ペイン
出演
ポール・ジアマッティ (Miles)
トーマス・ヘイデン・チャーチ (Jack)
ヴァージニア・マドセン (Maya)
サンドラ・オー (Stephanie)
メリールイーズ・バーク (Miles' Mother)
ジャンル ドラマ
製作年 2004年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
上映時間 130分
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