腐ったミカンなんかじゃない、
私らは人間を作っているんです!
ああ、ミカン農家さんゴメンナサイ。
あの頃、テレビドラマは熱かった。
作る側も視聴者にいいものを届けようと
試行錯誤しながら丁寧に作っていたし
視聴者もしっかりと観ていた。
アホな団体や個人のくだらない揚げ足取りと
ドラマ制作側のサラリーマン化により
(問題がおきそうな話ははじめから避ける)
テレビはどんどん詰まらなくなってしまった。
加藤〜! 加藤〜!
わが生徒が警察にしょっ引かれるのを
見ているしかない金八の悲痛な叫び
加藤が逮捕され、ストップモーションで
警察車両に連れ込まれるシーン。
中島みゆきさんのこの歌、「世情」が流れる。
♪シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく
変わらない夢を 流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を
見たがる者たちと 戦うためへぇ〜
歌の魔力で、ムリヤリ盛り上がる。
泣けてくる。
・・ま、今思えば
それほど大騒ぎするようなことなんかな〜
という感じもするんだけどね。
学校をめぐる、逮捕したされたなんて話
今ではウンザリするほどあるからな。
知恵袋とかでこの歌の
「シュプレヒコール」ってなんですか?
と質問する奴までいる。時代を感じるが
質問の前にまず入力してみろよ。
目の前のキーボードで。
1965年ごろに学生運動を展開、その後
社会に埋没した人といえば、1945年生まれ。
ってことは現在65歳。現場の教職員は
既に引退しつつあるのかもしれないが
教職もソコソコになんたら教員組合とかに
走った連中は委員長とかいって政治活動に奔走。
まだまだ意気軒昂!とかいう世代だ。
彼らが暴力的学生運動から転換、40年以上かけて
合法的な(自称)社会改革を推し進めた結果が、
モンスターペアレント出現であり、淫行教師の続出、
民主党、そしてゆとり世代だよ。
いったいどうすんの?
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