CS(多分FOXチャンネル)でやってたんで。
死に(許しに)魅入られてしまった若者の話。
フラットなライナーってことで
心電図が平坦になってる状態、心停止のことかな。
「哲学も宗教も駄目になった今
残るは科学だけだ。
人類には知る権利があるんだ」
わお、最近(といっても1990年だが)の映画に
しては珍しい、力強い科学バンザイ主義がこんなところに。
<あらすぢ>
シカゴの医大の学生ネルソン(キーファー・サザーランド)
は死の壁の向こうを覗こうと自ら実験台になる計画を
仲間に打ち明け、女子学生のレイチェル(ジュリア・ロバーツ)
停学処分を受けているデヴィッド(ケヴィン・ベーコン)
プレイボーイのジョー(ウィリアム・ボールドウィン)、
医学による人類創世を夢想するランディ(オリバー・プラット)
の4人の野心的な学生が協力することになった。大学の
美術館に秘密裏に集まった彼らは人工的にネルソンの
心臓を停止させ、そして1分後に蘇生を試みた・・。
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出演者がやたらと豪華。
それぞれピンで映画の主役を張れる。
90年代だったらまだ可能だったんだな。
このラインアップ。
5人の医学生は以下の通り。
ケビン・ベーコン
ジュリア・ロバーツ
キーファー・サザーランド
ウィリアム・ボールドウィン
他一名
「神様、あんたの領分に入って悪かった!
謝るだけじゃダメなのか!!」(ケビン医学生)
この後、ケビン医学生はまたまた道を誤り
今度はインヴィジブルになるわけだが
それはまあ別の話。
流れ去った時間というものがフタをしてくれた
個々人が持つ過去の罪というものを
いちど死んだ人間は持ち帰ってきてしまうらしい。
過去をほじくり返すのはやめたほうがブナンということか。
慈悲深い神の手のひらの中で
何でも自由にやらせてもらっている人類が
神の手のひらから無理に出てゆこうとするなよ
って教訓話ですかね。
もっとも相性が悪いように見えて
結局一緒に寝る仲になった二人(ケビンとジュリア)。
だったが、そんな中、言い出しっぺ
(仮死実験を言い出した人)ネルソンが、良心の呵責に
耐えかねて自殺を決意する。
ケビン「ネルソンが消えた、ひとりで大丈夫か?」
ジュリア「「ええ・・」
ケビン「行ってくる」
ええっ??行くんか。
彼女連れてけよ。そこは。
ようやく相互理解(=寝る)を得られたんだろ?
ジュリアロバーツの身の上に何が起きるか
それを見極めるのは、まさに今からじゃないのか?
彼女にもふかーい過去があるんじゃないの?
それとプレイボーイのウィリアム・ボールドウィンさん。
彼だけは婚約破棄という目にはあったものの
基本的に、弄んだ女性達に対して許しを乞うたとか
そんな話が最後までないまま、なんとか状況を
乗り越えている。なんなの彼?社会的破滅って
目にあったわけでもないしなあ・・単にヤリ得だった?
ま、それはさておき
いい医者になりそうだ。彼ら。
キャスト・スタッフ
監督 ジョエル・シュマッカー
出演 キーファー・サザーランド (Nelson)
ジュリア・ロバーツ (Rachel)
ケヴィン・ベーコン (David Labraccio)
ウィリアム・ボールドウィン (Joe)
オリヴァー・プラット (Randy)
原題 Flatliners
製作年 1990年
製作国 アメリカ
配給 コロムビア映画=コロムビア・トライスター映画
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