2012年05月11日

コントラバス 黒木岩寿さん

「コントラバス 黒木岩寿さん」

題名のない音楽会で。
今日の特集は「コントラバス」

東京フィル 首席コントラバス奏者
黒木岩寿さん
をお迎えして
とことんコントラバス。非常に面白かった。

コントラバスとはご存知、バイオリンを
放射能をまぶして巨大化させたヤツ。
ジャズなんかではウッドベースという。
ドイツなんかでは、コントラバス奏者のことを
家具運搬屋」なんて言われてるらしい。
なるほど、タンスのようだ。
とにかくデカイので、演奏者も
できるだけ身長のある人になる。

日本のオーケストラ一線で活躍する
コントラバス奏者に、番組前にアンケート調査を
したようだが、コントラバスをやることになった
理由の第一位は、
中高の部活でお前はガタイがいいから、と
指導教員に指名されてそのまま、とのこと。

黒木氏は兄の影響でジャズのウッドベースを
希望したところ、ジャズの師匠に
「どうせやるなら本流を経てからにしろ」と言われ
ウッドベースでなくコントラバスとして
楽器と向き合い、今に至っているらしい。

おなじ演奏するにしても、バイオリンなんかと
違って、体全体で演奏するから、高音から低音へ
移るのも一苦労。
ベートーベンが作曲した曲目の中では
まるで、コントラバス奏者の身体能力を
試すために作られたような曲もあるらしい。

非常に低い音域を担当する上
他の低音管楽器とも被るため、
演奏者も、俺が弾いている音
絶対聞こえていないよなあ・・なんて
時にはボヤキながら演奏するんだとか。

音数少な!これでギャラはいっしょでしょ?
なんて偉そうな共演者(元指揮者?)に
突っ込まれてたし。
コントラバスの音色が入った瞬間
合奏が一気にオーケストラになるといわれる。

ベルリンフィルとウィーンフィルでも
コントラバスの立てる角度がぜんぜん違う。
ドイツは直立。
この辺にもドイツ気質がにじみ出てるね。

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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