2012年05月27日

スペースインベーション

「スペースインベーション」

主人公に向けてロボットがいう。
背中が完全に金属です

CSのFOXチャンネルかそこらで。
ひさびさの脱力映画だった。
飛ばし飛ばしで大正解。
でもそれほど怒りは感じさせない
不思議な愛嬌があるのだ。
二度と観たくはないけど。

あらすぢ
天才物理学者のゲインズ博士
(クリストファー・ファーレイ)は、ある日、
外宇宙から飛来した隕石を発見。その内部には
宇宙最古の金属生命体が眠っていた。生命体を狙い、
暗躍する謎の男フラッグ。研究所を爆破され
重傷を負ったゲインズは、生命体と融合。
超人“アトム・ナイン”として生まれ変わる。
その頃フラッグは究極兵器プラズマ・ビームによる
攻撃を開始。月を引き寄せ、地球にぶつけようと
するが…。

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ヒーローの名は「アトム・ナイン」
いえーい。ひゅーひゅー・・ふう

宇宙からやってきた気のいい金属生命体と
融合した主人公科学者が
人類を救うために立ち上がる・・という
ありがちなヒーローものなんだけど
なんかその「設定」を非常に間違った方向に
使っているように思えてならない。
もちろん間違っているのは
劇中の主人公ではなくカントクと脚本家である。
(・・後で確認したら、監督=主演でしたw)

ネタバレしますけど、マッドサイエンティスト
(=フラッグ)が自らの科学力で
地球上の政府(たぶんアメリカだろう)を脅迫する。
俺を独裁者にしろ。言うことを聞かないと
月を地球に激突させるぞ〜とかなんとか。
名も知れぬオッサンが
いきなりそんな宣言されても
アメリカ政府だって困ってしまう。
俺が大統領だったらムシするね。
で、この映画の政府もムシした。

ところがこのマッド博士、本物の技術を
中途半端に持つ奴でして、ほんとに月を
地球に激突させるコースに乗せる。
あわてた人類世界が、月の接近を止めてくれたら
考えてやらんことも無い、と声明を出すと
気を良くした博士は止めようとしたんだが
計算違い?だとかで止められなかった。
さあ、マッド博士も含めて地球が大ピンチ!

このまま月が激突するのを見ているしかないんか?

で、ヒーロー、アトムナインの出番なのだが・・。
解決策がアホ過ぎ。

アトムナインの能力は、基本的に機会生命体と
融合した背中が変形するだけなんで
まずその背中から巨大なマジックハンドが一対出現。
落下中の月を支えます。
これだけでは押し返せないのは自明。
なもんで、更に背中はジェットエンジンに変形するのだ。

宇宙空間でジェットエンジン・・(ローターフィンがあるし)
それも超巨大な。
エンジン一個が月の三分の一くらいの大きさ。
最終的に人類は助かったんだけどね〜。

アホかと。



気がつけば主人公(アトムナイン)、
マーゴ博士(乳デカのメガネ美人)、
マッドサイエンティスト、ロボ
そしてCNNの報道のお姉さん・・位しか
出てこないショボさ。
まさに同人映画でした。

どうすんだろ、続編作る気なんかな?
それこそ阻止したほうがいい。
頼むよヒーロー。

原題: ATOM NINE ADVENTURES
製作年度: 2007年
監督: クリストファー・ファーレイ
上映時間: 78分
キャスト:
クリストファー・ファーレイ
ポール・ミード

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(サ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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