久々に観賞。いいなあBS・CSは。
観たくなってもワザワザ借りには行かないよね。
その昔、テレビ地上波初放映!なんて
ザ・テレビジョンとかで記事になると
ワクワクしながらビデオリモコン持って
待機したモンですよ。
無論CMカットするためであります。
雑誌には「スーパーマン」や「スターウォーズ」など
VHSカセットサイズの題名印刷済みシールが
付録についていたりね。
あの頃、プリンターもパソコンもなかったし。
<あらすぢ>
海水浴場アミティの浜辺には、気の早い
若者のグループが焚火を囲んでビールを
飲んだりギターをかき鳴らしてたわむれて
いた。その中にクリシーという女子大生が
いた。波打際めがけて走り出し、一糸
まとわぬ姿でなまぬるい夜の海に飛び
込んだ。どんどん沖へ出る。やがて彼女は
何かが自分の足をひっぱっているような
衝撃に襲われた・・
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映画のなかにも出てくる話。実話。
WWU終盤、米海軍重巡インディアナポリス号は
原爆をサイパンのB29発進基地に届ける
任務を終え、かなり油断しつつ
アメリカ本土への帰路についておりました。
そして・・殺られてしまったんですな。
日本海軍の潜水艦に。
このときの重巡艦長は、油断しすぎなとこと
自艦沈没後の対応がサイアクだったということで
軍事裁判にかけられ、無罪になったようですが
後に自殺してます。
約1000名の漂流者の内、助け出されたのは
316名。つまり700名近くが海中に消えたとされます。
戦争中ですからさもあろうって話ですが
普通の戦場談とちょっと違う点は
海に消えた水兵のかなりの数が
群がるサメに喰われたとされているのです。
まったくもって
山では「くまこわいくま」ですが
海では「さめこわいさめ」ですね。
サメの危険性を警察署長(ロイ・シャイダー)が
町長に知らせますと、町長さんは
パニック映画おなじみの反応をしめします。
いわく、この町は夏の観光客が落とす金で
ほぼ一年廻ってる。
お前さんたちはそのカキイレ時を邪魔する
つもりなのか?と。
お店の人のことを考えているのか?と。
その筋に訴えるぞ!クビにするぞ!
まるで根拠のない悪意あふれる風説の流布だ!
これはもう風評被害だ!
ヒコクミンめ!
ナーンセンス!!
むきーーーーーーーーー!
この反応、つい最近見たことありませんか?
そうです。
フクイチ事件(事故に非ず)に由来する
食い物流通、ガレキ受け入れ、立ち入り地区
制限解除などに対して、一般人の至極マトモな
正論&リアクション(NoなものにはNoという)に
対する、マスゴミや地場政治屋の論調であります。
サメはビジュアルとして誰でも脅威だと解かるし
退治すれば一応平和が戻ってくるけども
放射能はなあ・・。
子々孫々まで祟るは必至だし。
この映画を撮ったときの
スピルバーグ監督は27歳だったとか。
モンスターパニック映画のフォーマットを
27歳で作り上げてしまった監督。
いうなればサメが暴れるだけの映画なのに
見せ方ひとつでここまで面白くできる。
後に名監督と言われる人だけにやっぱすげいな。
この日本語版では
「Smile you son of a BITCH!!」の訳は
「死ね!バケモノ」でした。
「氏ね」じゃなくってよかったと思いました。
監督スティーヴン・スピルバーグ
出演ロイ・シャイダー
ロバート・ショウ
リチャード・ドレイファス
作品情報-ジョーズ
原題Jaws
製作年1975年
製作国アメリカ
配給CIC
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