2012年06月21日

パラノーマル・エンティティ

「パラノーマル・エンティティ」

おお、少し前に池袋でロードショーしてた奴が
早くもテレビで見られるのかい?こりゃいいや・・

またもや勘違いでした。
それはパラノーマル・アクティビティ。

パラノーマルとは「超常現象」
エンティティは「実在、存在」

「パラノーマル」系の有名な部分、
「ビデオ片手のドキュメンタリ手法」、これで話が
怪獣方面に行けば「クローバー・フィールド」に
ホラー系にゆけば「パラノーマル・アクティビティ」です。
リアル(っぽい)お化け屋敷レポート映画。

昔、「エンティティー 霊体」という
「すけべえな霊に襲われる女性を描くオカルト映画」が
あったんで、その路線でひとつまた頼むよの作品。

要は、間違えました。すまんです。

以下、ネタばれ多数。

あらすぢ
フィンリー一家は父の死後、母のエレン、長男の
トーマス、長女のサマンサの3人で閑静な住宅街
の一軒家に住んでいた。しかし、家の中で不可解
な現象が起き始め、超常現象学者の進言で、
トーマスが家の中の各所にビデオカメラを設置。
その様子を撮影していた。そして深夜、一本の
救急電話が入り隊員が駆けつけると、幾つかの
遺体と共に茫然と佇むトーマスの姿があった。
事件現場で1年後に発見されたビデオテープの
中身とは…。

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まず書いておかねばならないことは
妹「サマンサ」が巨乳であるということ。
美人かと問われれば多少疑問符がつくが。
まあ一般人レベルでは充分「あり」かと。

兄貴さ、妹の日記を盗み見してしまう事の正否は
緊急事態であるから、ひとまずおくとして
日記を片手にカメラ回しっぱなし・・
ちょっとそれはないんじゃないか?

逃げるときも、泣き叫ぶときもカメラを
手放さないってのはね〜。
ビデオカメラドキュメンタリ方式映画の限界
なのかもしれないな。

アニキも若干マヌケだが可哀相な奴だ。

【などと意味不明の供述を繰り返しており・・。】
一般的に、凶悪事件で犯人が逮捕され
犯人が主張する「悪霊の仕業だ」という
はなしが報道されれば、まあ、ふつーは、
犯人は頭、おかしいんだなとか思ってしまう。

映画開始から実に1:30経過、
ようやく超常現象の博士が到着。
聞けば、バカンスで連絡がつかなかったんだとか。
まあそれはいいでしょう。
仕事よりもプライベート。
向こうの人たちのポリシーでしょうし。
お母さんも、ダメもとでなんども博士に電話しては
留守電にため息ついてるシーンもあるけど

この家族。博士がアテにならないのなら
とにかく頼りになりそうな奴らを片っ端から呼びなさい
(こんなときでも警察は頼りにならないのは基本だけど)
あ、TV局とかいいんじゃない?

それに、母親が、父親との思い出もあるから
なるべくこの家を出てゆきたくない云々の
話をしているんだけれど、結局、この家族は
家から出てゆこうとはならないし。
あんな目に遭っているのに
妹はなぜかいっつも自分の部屋で寝るんだな〜
不思議。

待ちに待った博士は言う。

悪霊は悪魔と一緒。心の隙間に入ってくる
うーん、どこかの団体かと思った。

ちょっと解んなかったこと。
ドキュメンタリー方式なんで
物語冒頭で、いきなりオチが記されている。

なんてことない平和な住宅街で殺人事件が発生。
警察は、当然ながら怪奇現象なんかじゃなく
狂った兄貴の仕業と断定。妹をレ○プして殺し、
ついでにそこにいた博士も殺したとして兄貴が
逮捕。んで兄貴は獄中で自殺。
アニキが残したビデオテープが
家の屋根裏で見つかった。それを見て、一家全滅の
この家に何が起こったかを理解せよ、ってのが
おおよその流れ。

1)夢魔、博士を殺害
2)夢魔、妹を殺害
3)夢魔、母を殺害
4)兄、誤認逮捕
5)兄、獄中で自殺

なんだなーと思ってたんですよ。

ところがラストで、子供達の全滅を聞いた母親は
病院で自殺。そのビデオテープは一家全滅してから
家宅捜査中に見つけたものらしいのだ。
(そんなナレーションが入る)
え?母親が死ぬのは最後?

てことは・・
1)夢魔、博士を殺害
2)夢魔、妹を殺害
3)兄、誤認逮捕、母精神病院送り
4)兄、獄中で自殺
5)子供達の全滅を聞いた母は病院で自殺

映画はアニキが119番に連絡するところから
始まるんでして、その緊急電話キロクにて
アニキはこんなこともいってる。
「they killed my mom・・」
あれ?結局母親は悪霊に殺されたのか?

半殺しの目にあって病院に搬送され
息子の自殺を知ってから病院で自殺したとか?



夢魔もなあ。妹殺しちゃったら
ぶっちゃけ、ナイトライフwが楽しめないじゃないか。
なんで殺すかな・・。

それと、(故)お父さん!
一人で成仏してないで
神様でも仏様でも頼れるモノは全部頼って
家族を守る動きぐらいしなさい。

出演:
シェーン・ヴァン・ダイク,
エリン・マリー・ホーガン,
フィア・ペレラ
監督:
シェーン・ヴァン・ダイク

時間: 89 分

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ハ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする