(原題:FinalDestination2)
12CHの2時のロードショーにて。
むかーし、雑誌映画秘宝かなんかで
紹介されててその存在は
うすうす知ってたけどスルーだった自分。
まさか自分がこの手の
映画を観る事になるとはねぇ。
HDD録画機器様々。
TSUTAYAに通っていたら、何十年
経っても、借りてこなかっただろうな。
<あらすぢ>
キンバリー(A・J・クック)は友人たちと休暇を
過ごそうと車で出発するが、ハイウェイに入る
寸前に、自分を含めた大勢の人間が衝突事故
によって死ぬ瞬間を予知する。一瞬の後、
予知した通りの大惨事が現実となるが、
予知夢では死ぬはずだった内の8人が生き残る。
そして、九死に一生を得た彼らに、想像を絶する
“死”が迫ってくる。キンバリーは、航空機事故
の生存者が次々と不可解な死を遂げた一年前
の事件に思い当たる。彼らの中で今も生き残って
いるのはクレア(アリ・ラーター)だけだった…
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ほらみて〜こんな人の死に方考えてみたよ?
と、死神=映画の原作者が嬉々として披露する
悪趣味なピタゴラスイッチ。
主人公、キンバリー。最初は、状況に流されるままの
お嬢さんかと思ってたら、話が進み、前作の生き残り
ヒロインと交渉までする。
決裂するや中指立てを決行。このあたりから急激に
パワフルな主人公に変貌する。
おなじみガンダムにたとえると、
腑抜けアムロ(←前作の生き残り「クレア」のこと)に
次回作の主人公カミーユが修正(鉄拳制裁)を
加えたようなもの。
ムコウの子供達は高校生になって免許を取得。
パパの車を借りて一泊キャンプ!なんてあたりから
「ビバリーヒルズ青春白書」的ライフスタイルが
スタートするようだけども、言わしていただくならば
青春を謳歌するスタートにあたり、ともに行動する
男友達は、もう少しセレクトした方がいいと思うよ。
口を開けば、ドラッグとセックス、そして状況を
ヒヤカすことしかない、ボキャの少ない頭。
そんなんだから、毎年何百人もの若者が
ジェイソンに殺されてしまうのですよ。
メリケンの青年には猛省を望みますね。
ネタばれ気にせずレッツゴウ。
ほんのワンシーンだけ、
あの「ザ・ロック」のトニートッド氏が出演。
今回の彼は葬儀屋。職業柄かどうも彼には
世の中のしくみが見えるらしく
主人公に死神から助かる方法をアドバイス。
こういったときのお約束で、どうとでも取れる
言い回しで核心めいたことをいうヤツ。
まっこと罪作りである。
で、出てきた話は「新しい命の誕生」
このキーワードのため、主人公連中は
さる妊婦の行動に振り回されることになる。
死神のシナリオどおりに死ななかった人間、
死神のボキャには「見逃してやる」という
言葉はない様子。
何が何でも死んでもらいたいらしい。
死んだ順に見てゆきましょうか?
映画の前に、宝くじを当てた幸運な男。
自分が捨てたゴミで滑って転んで
イロイロあって死亡。
ゴミを外にばら撒いて平気な感性の人間
なんてのは、まあ自業自得。
母親と子供。
見た目はけっこうなヤングに見えるけど
やっぱ子供だわ。自重しましょうよ。
鳩に関わるとロクなことがないのは
昨今の日本の政治情勢で証明済みです。
母親。きゃー死にたくないよう〜と
パニックで逃走。イロイロあって
エレベーターのドアに首を切断されて死亡。
死神もな〜、別にそんな殺し方でなくっても。
いつも斜めな発言が目立つ
実は婚約中のキャリアウーマン。
だいぶこのキャラに親しみを持ち始めた
頃合いを見計らって死が発動。
エアバッグの作動から、いろいろあって死亡。
この辺から、彼らなんとか助からないのか?
という望みは、どうでもよくなってくる。
さー次は?てな感じ。
バイカーの兄ちゃん。徹底的な無神論で
合理主義者。我々の日常では頼もしいが、
こういった映画では、どうしたって
かわいそうな役回りになってしまう。
なんとか助かったのに、なんと
病院で発生した爆発により死亡。
ここには死神というか脚本家の悪意しかない。
そしてなんと、このタイミングで前作唯一の生存者
ガンダムでいうアムロもあっさりと死亡。
ここで、主人公のお姉ちゃんは
自分が、トニートッドの言葉をミスリードしてたことに
気がつき、第二の策を実行。
・・あれ死なないジャン?Yahoo!!助かった!
かくてお姉ちゃんと、彼女と行動をともにした
気のいい警察官は生き残って終了。
でもねえ、とりあえず本作品では生き残った
というだけで次作(もうとっくにできているみたい)
では、やっぱ死亡要員なのでしょう。
それにしても死神、業務に忠実。
バーベキューでそれはないだろ・・。
面白かった、けど子供には見せられません。
キャスト
アリ・ラーター(ClearRiver)
A・J・クック(KimberlyCorma)
マイケル・ランデス(OfficerThomasBurk)
トニー・トッド(WilliamBludwort)
テレンス・”T・C”・カーソン(EugeneDi)
ジョナサン・チェリー(RoryPeter)
キーガン・トレイシー(KatJenning)
リンダ・ボイド(NoraCarpente)
ジェームズ・カーク(TimCarpente)
デヴィッド・パートコー(EvanLewi)
サラ・カーター(Shain)
スタッフ
監督デイヴィッド・リチャード・エリス
脚本ジェフリー・レディック
エリック・ブレス
原案エリック・ブレス
ジェフリー・レディック
撮影ゲイリー・カポ
音楽シャーリー・ウォーカー
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