「フローズン・タイム」
FoxMoviesで放映していたんで
またアルバトロスの一発芸映画かと思ったら違った。
いい加減、40過ぎたおっさんが
ネットで書く文章じゃないと思うんですけども。
感想としてはズバリ・・
おっぱいです。
<
あらすぢ>
恋に落ちる決定的な瞬間を逃さないためにも。
愛とは何か知りたかったら、ちょっと立ち止まって
確かめてみよう・・。
「頭蓋骨を砕くのに227キロの重量が必要。
しかし、人間の繊細な感情を砕くのに
そんなに力はいらない」
画家を目指す美大生のベンは失恋の痛手から
不眠症に悩まされていた。どうせ眠れないのなら
とスーパーマーケットの夜間スタッフのアルバイトを
始めるが、不眠続きで朦朧とするベンの周りで
突然すべてが静止してしまう。買い物中にフリーズ
したままの女性たちを丹念に観察して夢中で
デッサンを重ねて行くベン。たった1人で時間の
止まった世界に遊びながら、同僚の女性・シャロン
の美しさに初めて気づくのだった。
************************
いつものようにネタばれ全開でいきます。
イギリスの映画。出だしは不条理サイコホラーっぽく。
結局は能力を持って主人公がこの世を救うんでしょ?と
予想していたら、エッチとバカ経由でなんと
ハートフルコメディに落ち着くという・・意表を突かれた。
なんだこの映画???が、やがて・・
とってもいい映画じゃないか!に。
「時間操作は科学ではなく個人の意識で起こる・・」
「多くの芸術家は女性からインスピレーションを受ける」
「全女性の夢は芸術家と寝ることなのだそうだ」
とかなんとか勝手なことをいってる主人公。
主人公は早くから「異性」に目覚めており
それが美大に進んだ一因でもあると思う。
「
スウェーデン娘は裸で浴室から部屋に戻る」
彼の育った実家は、ナイスボデーの
スウェーデン留学生が裸でうろつきまわり、
たった50ペンスで下半身を見せてくれる
ナタリーというビッチ候補の女の子が住んでいたりと、
とにかくエリートなマセガキが育つには
さいこーの環境であった。
神は、そんなエロエロむっつり男に
もんのすごい能力を授けてやったというのに
ヤツはその理由も、有効な使用方法も追究せず
やったことといえば、自分が勤める深夜スーパーの
女性客(なぜか偶然にも美人&ナイスバディーばかり)
を脱がして写生するだけ。
(その脱がせ方もムッツリなのだ)
これはもう、映画の主人公の行動として
なんかとっても非常に
正しいと思う。
世界を救おう、とか、もっともっと「すけべい」方面に
暴走してやらあ、とか考えないのだ。
てなわけで、サービスカットが多くウレシイ映画に
仕上がっていますが、
デートには見ないほうが賢明かと。
ひととおり美人を描き終えた後、飽きてしまった
主人公は、掃き溜めに鶴の同僚レジ打ち女に目が行く。
彼女は生活に疲れた感じで
主人公との出会いも結構サイアクだったのだが
お?よくよく見るとイケル?
かくして主人公はレジ打ち女のデッサンに励むのであった。
それにしてもヒロイン候補(レジ打ち女)は脱がさないんだ。
なんだろな、その潔癖性。
24Hスーパーの同僚もボスもアホばっか。
そんなアホ連中に囲まれながら日常生活は続き
主人公は失恋の痛手を乗り越え始める。
話にあんまり必要とは思えない
フットサルの試合が延々と続いたり
そのうちボスが自分の誕生日パーティーを企画。
「誕生日パーティーといえば
ストリッパーがつきものだろ?
おい、金は出すから見繕ってコイ」とか、
さらっと言うんだけど、
果たしてホントにそんな文化なの?イギリスって?
ハレンチな展開が既定路線のパーティーに
ヒロイン格が当たり前のように招待されており
そっち方面(コンプライアンスっつーかセクハラ問題)でも
ヒト波乱あるのかと思ってたら、なんもなし。
その辺ははツッコむところではないらしい。
よくワカランよ。
時を止める能力を自在に扱えるようになったころ
主人公は一度だけ、時が止まる世界で
自分以外に自在に動く男(フードを被った男)と遭遇する。
この男、最後まで正体が不明。
フードを被った男が実は敵対勢力で
主人公に能力が失われてしまうまえに、
フード男を倒せ!とか、話をいくらでも膨らませられるのに
結局は
ファンタジーラブロマンスモノに
落ち着いてしまいました。
うん・・それでいいんじゃないか。
主人公の恋に悩める妄想男・ベンを演じるのは
『ハリー・ポッターと賢者の石』で
クィディッチのキャプテンオリバーを演じた
ショーン・ビガースタッフ。
(ビガーパンツじゃないってばよ)
キャスト - フローズン・タイム出演
ショーン・ビガースタッフ (Ben Willis)
エミリア・フォックス (Sharon Pintey)
ショーン・エヴァンス (Sean Higgins)
ミシェル・ライアン (Suzy)
スチュアート・グッドウィン (Jenkins)
マイケル・ディクソン (Barry Brickman)
マイケル・ラムバーン (Matt Stephens)
マルク・ピカリング (Brian 'Kung-Fu')
フランク・ヒスケス (Young Ben Willis)
スタッフ - フローズン・タイム監督 ショーン・エリス
脚本 ショーン・エリス
撮影監督 アンガス・ハドソン
美術 モーガン・ケネディ
音楽 ガイ・ファーレイ
衣裳デザイン ヴィッキー・ラッセル
メイク ルイーザ・マレー
************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
↓ ↓ ↓
続きを読む
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀|
Comment(0)
|
TrackBack(1)
|
映画(ハ行)
|
|