スリープウォーク・・夢遊病?
原題はそのものズバリ「NIGHTMARE」
FOXMOVIESにて放映。
カナダ製作の「ぢみ」な2流ビデオ映画。
またこの手を観てしまった・・。
反省の色まったくなし。スミマセン。
「いい夢を!」
<あらすぢ>
ミステリアスな展開と強烈なビジュアル・ショックで
放つ新感覚オカルト・ホラーの傑作!!
夜毎の悪夢 奇怪な超常現象
幽体離脱 ポルターガイスト
それは人の夢に巣食う邪悪な魔物の罠
眠ってはいけない
あいつがやって来る
逃げてはいけない
悪夢と戦え
大学生のモリーは、睡眠障害の研究にうちこんでいた。
それは事故死した母親が、睡眠障害の患者だったから。
そしてモリー自身も、謎めいた悪夢に悩まされていた。
やがて彼女は、自分の血族が“夢魔”にとり憑かれて
いることを知る。人の夢に巣食う、邪悪な魔物。眠れば
必ず襲ってくる、奇怪な超常現象。死にゆく自分を
見ている、もう1人の自分。やがて彼女は悟る。
生き残るには、悪夢に入り込み、魔物と対決するしか
ないことを……。
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ネブラスカ出身の女主人公、モリー。
若干エキセントリックで同情できない言動があるが
やっぱ指摘しておかなければならないのは「巨乳」
同級生に、ネブラスカとカンザスを間違えられ
ムッとするモリーだが、まあ似たようなもんだろ?
一方、話を引っ張ってくれると期待した
大学教授のおばさん(睡眠学専攻)が
劇中で講義するんで主人公と一緒に拝聴。
睡眠障害、ナルコプレシー
PSG(睡眠ポリグラフ)、無呼吸症候群・・などなど
それらしい言葉がどんどん出てくる。
一応SF映画らしいので。
カナダ国民の1/3、数にして1億人ぐらいが
何らかの睡眠障害を抱えていると、
おばさん教授は力説。
カナダ国民って3億もいるのか。
ふーーん。
⇒調べたら3千万人(2010年)でしたよ。翻訳ミスか?
この映画は、主人公が最初からある程度の
真相を知っているパターン。
「夢は脳幹を流れる体液の化学反応よ・・」
あえてコトの本質(オカルト方面)に触れぬよう
物事を科学的に解釈しようと努める主人公。
次に登場するは、校内でいきなり話しかけてきた
(いかにも)怪しい男。少しずつ登場キャラが
揃ってきますよ。
彼が言うに、あんたはスゴい能力を持っている。
自分は3年間、チベットの導師のもとで修行したが
君ほどの力は得られなかった、と。
オバちゃん教授は、主人公から彼の名前を聞くや
忌々しい顔をする。彼は昔、期待の学生だったのだが
ある日狂って精神病院に閉じ込められたらしい。
さあ、どっちがホントなんだろー。
教授か狂学生か?
夢か現(ゆめうつつ)か?
狂っているのは自分なんか?そも正常って何?
狂学生はいう。
「たぶんフロイトは誤りだ
夢は何かに通じる道ではない。
別の世界につながるドアなんだ」
ワタクシにはドアと道の区別がよく判らないけども。
「得体の知れない彼女(=夢魔)が
元の世界に戻るとき
それは君が死ぬときだ」
なんというコケおどし。
だったら主人公に向かって、
「君にはスゴイ力があるんだ」なんてホザいて
気を惹いてはいけませんよ。
主人公、モリーの持つ「スゴイ力」ってのは
つまるところ
「通常、霊界へ行くには臨死体験と直結するが
君は生まれ持って自然に使えるんだ」
ってことらしい。
(⇒映画フラットライナーズでも既出)
さあ、ネタばれです。
今回の元凶は
「話の通じないトチ狂いの夢魔」
奴が夢の世界を操っていたのでした。
中国の故事「胡蝶の夢」ってやつ。
ビューティフルドリーマーでも語られてたけど。
夢魔はココ以外の別の次元から来た存在で
主人公の一族になんぞ恨みがあるらしく
35代に渡り、復讐を遂げてきたんだそうな。
夢魔のパワーの根源は「恐怖」なんだって。
どっかのフレディーみたいだな。
あー眠かった。
睡眠障害をコクフクできること請け合いです。
この映画。
スリープウォーク
製作年:2007年
製作国:カナダ/アメリカ
原題:NIGHTMARE
監督: テリー・イングラム
製作:ブレア・レイキー
製作総指揮:マイケル・J・テイラー
脚本:デビッド・ゴールデン
音楽:マイケル・リチャード・プロウマン
出演:
ヘイリー・ダフ、グウィニス・ウォルシュ、
ジェシー・ハッチ、ミーガン・オリー、
ブルース・ラムゼイ、グウィネス・ウォルシュ
なんだよ、これも「アルバトロス」だよ。
レンタルビデオ屋の埋め草。
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