先日、BSだかCSだかで放映。
映画は続編が次々と作られて
シリーズ化が見えてくると、
予算もだんだんと低下し
その映画のおかげで当たり役をモノにしたのに
俳優たちもイメージの固定化や
なによりその低予算に耐え切れず?離脱してゆく。
ジュラシックシリーズは1作目こそ
ジェフ・ゴールドブラムとサム・ニールが
競演してたけど、2作目ではジェフが
そして3作目ではサム・ニールがそれぞれ出演した。
一応、正当な続編なんだよ、
アルバト×スあたりがやりそうな
2流映画会社が勝手に配給したような
エセ続編じゃないんだよ、
ということをアピール?している・・んだと思う。
「少年には二種類ある。
宇宙飛行士を目指す者と
天文学者を目指す者だ」
<
あらすぢ>
コスタリカ沖でパラセイリングをしていた
少年エリックが、恐竜が生息する
イスラ・ソルナ島に不時着する。
少年の捜索活動に乗り出した両親
(ウィリアム・H・メイシー、ティア・レオーニ)
に巻き込まれ、古生物学者グラント博士
(サム・ニール)は再び島を訪れることになる。
だが、かつて恐竜の襲撃に遭ったグラントの
不安が的中。凶暴な恐竜たちが次々と現れ、
一行は命懸けの脱出劇に挑む。
************************
元オーメンのダミアンだけのことはあって
グラント(サム・ニール)博士の
眼力はたいしたもの。
そこらの恐竜に負けない。
彼に対抗しうるとすれば、
やっぱマルコム(ジェフ・ゴールドブラム)博士の
眼くらいだろう。
数々のピンチのなか、最もヤバイ状況に
陥いるグラント博士。ロクな武器もないままに
仲間たちとはハグれた彼は、ラプトルの群れに
包囲されてしまう。
さすがの博士も喰われる覚悟を決めた・・
そこへ現る救いの手。
誰かが煙幕弾を投げ入れ、同時に博士は
安全地帯へ引き込まれる。
救いの主は、映画のオープニングで、
大変なことになった少年エリック。
彼はエイリアン2のニュートのように
地下に潜って、ひたすら救出されるのを
待っていたのだった。
(グラント)「マルコム博士の本は読んだ?」
(エリック)「読みましたけど、説教くさくって
それにカオス理論の自画自賛が・・」
(グ)「そうか、キミとは気が合いそうだ」
グラントとマルコムの間に妙なライバル意識が
感じられて面白い掛け合い。
(エ)「博士の古生物の論文が面白いです。」
(グ)「食われそうになる前に書いたからね。」
ムカつく馬鹿女(演ティア・レオーニ)。
エリック少年の母。
「愛する息子を助けるためだから、
母親なんだから」といって、
何でも許されるワケではない。
気持ちは判るけれど、少なくとも当事者は
ああいった現場に行かない方がいい。
Tでは「T・レックス」単体で
Uは「T・レックス」のつがいで、というように
とにかくT・レックス(ティラノサウルス)を
活躍させすぎてしまったんで、Vではインパクトで
上回るモノを登場させねばならない。
登場キャラのインフレ化。ドラゴンボール状態。
以上により、今回、白羽の矢が立ったのが
「
スピノサウルス」
恐竜学会の中では比較的新顔。
確かにガタイこそT・レックスよりデカイ。
一応肉食であるようなのだが、主食は川魚。
(歯の並び方で判るらしい)
実際はあそこまで正面からバトルしないみたい。
ライオンとトラを同じフィールドに並べても
余程のことがない限りケンカなんかしないものだ。
双方、無事じゃすまないことを知っているから。
ま、それでは映画にならないから。
前作までは「ティラノサウルス」ココにあり!と
大暴れなヤツだったのに、スピノサウルスは
これをねじ伏せてしまった。
更には粘着質にも主人公一行を追いかけてくる。
まるでピーターパンのチクタクワニ。
端役はどんなに用心深く進んでも、
横から恐竜に食われるのに
主人公はヤケクソになって、どんなにジャングルを
ダッシュしても、ちっとも襲われないという・・。
結局、女性と子供は生き残る。
霧とかドアの向こう側はたいていロクなことがない。
サイレントヒル状態。
ただプテラノドンまでが敵になるのは
ちょっとやりすぎな気もした。
基本、グライダー恐竜であるプテラノドンって
あんなに揚力あるんだろうか?
博士一行は執拗にラプトルの群れに襲われる。
ネタばれすると、博士の一行に「研究のため」と称して
ラプトルのタマゴを盗んだ奴がいたからだった。
(じゃ、卵捨てますか?と聞かれ)
(グ)「持っていると怒るが
持っていないと怒るぞ」
ラプトルの一種、オヴィラプトルは化石発見時、
別の恐竜のタマゴを盗んでいるように見えたことから、
タマゴ泥棒=オヴィラプトルと命名されてしまった
経緯があるが、この映画では純粋に被害者だった。
「人間は「純粋に研究のため」と称して
ロクなことをしてこなかった」キャスト出演
サム・ニール (Dr. Alan Grant)
ウィリアム・H・メイシー (Paul Kirby)
ティア・レオーニ (Amanda Kirby)
アレッサンドロ・ニヴォラ (Billy Brennan)
マイケル・ジェッター (Udesky)
トレヴァー・モーガン (Eric Kirby)
ブルース・ヤング (nash)
ジョン・ディール (Cooper)
ローラ・ダーン (Ellie)
スタッフ監督 ジョー・ジョンストン
脚本 ピーター・バックマン
アレクサンダー・ペイン/ジム・テイラー
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ
キャラクター・デザイン マイケル・クライトン
撮影 シェリー・ジョンソン
美術 エド・ヴァリュー
音楽 ドン・デイヴィス
編集 ロバート・ダルヴァ
衣裳/スタイリスト ベッツィ・コックス
************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
↓ ↓ ↓
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
映画(サ行)
|

|