2012年10月14日

スカイ・クロラ The Sky Crawlers

BSの日本映画専門チャンネルでやってた。

あらすぢ
押井守監督が現代の若者に送るメッセージ

舞台は現在と似たどこか。ここでは思春期の
少年たちを戦闘機に乗せ、ショーとしての
戦争を戦わせることによって人々は平和を
実感している。いくらでも代わりのいる、
決して年をとらぬこの不思議な少年たちは
「キルドレ」と呼ばれ、今日も戦死者が続出する
最前線に補充されていく。そんなキルドレの
一人カンナミ・ユーイチ(声:加瀬亮)は、欧州
のある空軍基地に配属される。そこの女性
司令官クサナギ・スイト(声:菊地凛子)は、
なぜか彼のことを知っている様子だったが
カンナミには覚えがない。

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昔からオシイ作品は好きなんだけれども
この作品は、また観たいと思わせるほどではなかった。
正直いってまたこのパターンかとも思った。
いい加減、押井監督に期待しすぎなのかもしれない。
ファンの方には申し訳ないこってすけれど。

絵はキレイだし、空戦シーンもスゴイとは思う。
「オネアミスの翼」のラストでの空戦
あれもスゴイと思ったが、
この映画ではオネアミスの十倍以上、
これでもかっつーくらい空戦を堪能できる。
できるのだが、あっちは手描きで、こっちはCG。
相変わらずのハイクオリティは感じますが。

面白いかこの映画?と、問われたら困ってしまう。

この、リアルな戦争を経済活性の目玉に、という発想。
むちゃくちゃに思えるだけど
確か、銀河鉄道999にもそんなのあった。
(TV第47話 永久戦斗実験室)
大きな防弾ガラス窓のあるレストランで
ビフテキ(→食いてえ)をほお張る鉄郎。
そのガラスの向こうには砂漠が広がっており
何も知らない鉄郎が食を休め、顔を上げると、
ガラス窓の向こうで若い兵士が瀕死という・・

>ショーとしての戦争を戦わせることに
>よって人々は平和を実感している。

この世界では、戦争が人々のガス抜き
であるとともに、一種のショーウインドウの
ような役割も果たしているようだ。

本日の戦況報道によれば「○○工業」の戦闘機が活躍
→株価上昇
日々戦争やってる
→どこかで必ず大量消費がある
→経済がうまく回る

経済活性のための戦争と
石油権益を守るための戦争。

さすがに自分や自分たちの子供が死ぬ戦争は
勘弁してほしいが、バイオテクノロジーが
発達しまくったこの時代、幸い「キルドレ」と
呼ばれる兵士がいくらでも増産できるんで
彼らが死ぬ戦争なら別にかまわない、
ということなんだな。

「キルドレ」はブレードランナーでいえば
ネクサス6みたいなものか。
過去の記憶を持たない人間は
情緒不安定になってしまうのかもしれない。

敵側に伝説の凄腕パイロット「ティーチャー」
とやらがいる。キルドレ達は
なぜかそいつに絶対に勝てないとされ
物語終盤、主人公のキルドレは
よせばいいのに、レゾンデートルを探すためか
ティーチャーに立ち向う流れになってゆく。
その際の絶望感というか圧迫感みたいのは
感じられました。



たけくま先生評論。さすが文がうまい。

朝日の文化欄の記者さんの記事。
なんかすごーくこの作品に怒っている。
彼は「東京本社版夕刊で毎月1回」
アニメ・マンガ・ゲームのページ
「アニマゲDON」を担当しているらしい。


The Sky Crawlers 
2008年/日本/カラー/121分
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:押井守
原作:森博嗣
脚本:伊藤ちひろ
音楽:川井憲次
声の出演:菊地凛子、加瀬亮、栗山千明

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(サ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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