2012年10月15日

駅 −STATION−

とりあえず映画が長い。
もとは連続ドラマの脚本だったんじゃないの?

それでいて、映画で何を描きたいのか
あんまり伝わってこない。
要するに人生いろいろ、
気苦労が絶えないよねってこと?

まるで居酒屋兆治の兄弟映画みたい。
おなじ北海道が舞台だし。
出演者の顔ぶれもあまり変わらないし
健さんの人柄を慕っての友情出演なんかも
あるみたいだから、まあその辺りはそんなもんかも。
(武田鉄矢など、この映画でも
 「居酒屋兆治」でも酔客を演じている)

あらすぢ
1967年1月直子。その日、警察官の英次は雪の
降り続く銭函駅ホームで、妻の直子と、4歳になる
息子義高に別れを告げた。離婚を承諾した直子は、
動き出した汽車の中で、英次に笑って敬礼するが、
その目には涙が溢れていた。苛酷な仕事と、
オリンピックの射撃選手に選ばれ合宿生活が
続いていたことも原因であった。その頃、英次の
上司、相馬が連続警察官射殺犯“指名22号”に
射殺された…。

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北海道を舞台に、いろいろあるけど
昭和という時代、黙々と生きる人々の姿を
健さん=三上英次を軸に描く・・話?

--1967年1月 直子--
何があったか知らないけれど
映画冒頭でいきなり「いしだあゆみ」と
離婚している健さん・・。
そりゃ色々あるんでしょう、あるんでしょうけど。
なんかねぇ。
健さんの浮気が原因とかいうなら判らんでもないが
どうも、彼が仕事に没頭(有能な警察官であり
オリンピックの射撃強化選手らしい・・)しすぎて
奥さんの方が、あなたにはもうついて行けません
ってことなのかな。その割には、いしだあゆみに
付き添う男は健さんを遠回りに責めているようでも
あるし。

健さんの方が、
「自分はこういう不器用な生き方(仕事一筋)
 しかできない。妻子にはもっと迷惑を
 かけることになる前に、いっそ離婚を」
なんて、不思議な思考回路から
離婚を推進しているんだとしたら・・
それこそ、いくらなんでも健さん、
弾幕薄いぞ!なにやってんの?とか思う。

「銭函」駅といえば、高校時代の北海道旅行時、
銭函の切符は縁起がいいからと、
わざわざ別行動して駅まで買いに行った
友人を思い出す。

--1976年6月 すず子--
烏丸せつ子さん演じる「すず子」。
増毛駅前の「風待食堂」につとめる
おつむがちょっと薄い(そんな表現が
許された時代!小林稔侍刑事が
彼女のことをそう表現してるし)
あにき思いの女性。

増毛駅の「風待食堂」

「烏丸せつ子」・・そうそう、思い出した。
確かに居たね。そんな名前の芸能人。
後で調べたら、巨乳グラビアアイドルだったらしい。
(その頃はさすがにまだ女体に
 興味のない年でした)
宇崎竜童さんがチンピラ役で好演。
どっからどう見ても立派なチンピラである。
彼も絡んだ、せつ子のエピソードが長い。

このほか、健さんの妹(演:古手川裕子)が
現カレ(演:小松政夫)を捨てて見合い相手と
結婚することに、兄健さんは戸惑うところとか
正直、映画の進行とは無縁と思うエピソードが続く。



--1979年12月 桐子--
桐子とは、健さんがフラっと立ち寄った
居酒屋のおかみで元さくら(演:倍賞千恵子)。
前世では健さんと黄色いハンカチがご縁で
夕張でも一緒になっていたものと思われる。
健さん、あれで結構下半身がゆるいっつーかね。
(もちろん映画の中での話ですよ)
倍賞千恵子さんも、なんだかんだいって
気苦労の絶えない女性役が似合いますな。

出会いの場となった彼女の店のTVからは
「紅白歌合戦」・・いやレコード大賞か?が流れ、
映画はいつの間にか八代亜紀さんの名曲
舟歌」が流れまくるように。

「肴はあぶったイカでいい・・
 シミジミ呑めばしみじみとぉ〜うぉお」

「うまい肴にうまい酒、寒い夜に訳アリ女」
ひょっとしたら、この映画は「舟歌」の
PVだったのかもしれぬ。

てなわけで、ひとことで言いますと
ちと、長げーよ
あと
「北海道の鉄道旅行に行きたくなるじゃん!」
そんなところでした。

「歌いだすのさ・・舟歌うをぉう」

シネマ紀行↓
http://blowinthewind.net/cinema/station.htm

キャスト - 駅/STATION
出演
高倉健 (三上英次)
いしだあゆみ (三上直子)
岩淵建 (三上義高)
名古屋章 (高田)
大滝秀治 (相場)
八木昌子 (相場・夫人)
池部良 (中川警視)
潮哲也 (三竹)
寺田農 (力石)
渡会洋幸 (坂口)
高橋雅男 (国富)
榎本勝起 (テレビアナウンサー)
烏丸せつこ (吉松すず子)
根津甚八 (吉松五郎)
宇崎竜童 (木下雪夫)
北林谷栄 (三上昌代)
藤木悠 (三上一郎)
永島敏行 (三上道夫)
古手川祐子 (三上冬子)
今福将雄 (伯父)
名倉良 (昌一)
田中邦衛 (菅原)
小松政夫 (菅原弟・義二)
草野大悟 (柳)
片岡五郎 (西田)
平田昭彦 (大田黒警視)
織本順吉 (留萌署長)
山本清 (留萌次長)
鬼雷太 (小川刑事)
小林稔侍 (辰巳刑事)
浜田晃 (加賀刑事)
橋本功 (島田刑事)
青木卓司 (坂上係官)
石山雄大 (巡査)
園めぐみ (風待食堂の女中)
谷本小夜子 (新妻旅館の女中)
倍賞千恵子 (桐子)
室田日出男 (森岡茂)
阿藤快 (本庄良介)
村瀬幸子 (良介の母)
風間健 (良介の仲間)
佐藤慶 (対策本部長)
西川明 (係官)
武田鉄矢 (列車の客)
山本紀彦 (増毛駅員)
塩沢とき (新妻旅館の女中)
南雲勇助 (山とりの男)
大谷進 (留萌の巡査)
村添豊徳 (留萌の巡査)
佐山泰三 (留萌の巡査)
梅野泰靖 (取調べの刑事)

スタッフ - 駅/STATION
ジャンル ドラマ
製作年 1981年
製作国 日本
配給 東宝

監督 降旗康男
脚本 倉本聰
製作 田中壽一
撮影 木村大作
美術 樋口幸男
音楽 宇崎竜童
録音 田中信行
照明 望月英樹
編集 小川信夫
製作担当 徳増俊郎
助監督 山下賢章
スチール 石月美徳
殺陣/擬斗 宇仁貫三
題字/タイトル 益川進
製作協力 田中プロモーション

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ア行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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