@「ファイナル・デスティネーション」
A「デッドコースター(ファイナルデスティネーション2)」
B「ファイナル・デッドコースター」
C「ファイナル・デッドサーキット」←今ココ
D「ファイナル・デッドブリッジ」(未見)
いつの間にかだいたいのシリーズを
観てしまっています。
だんだんパワーダウンしているのは
まあしゃあないやね。
いやグロさのパワーが、じゃなくって
話の面白さが。
<あらすぢ>
大学生のニックは恋人のローリや友人のジャネット、
ハントとサーキットに遊びに来ていた。そんな時突然、
レースのクラッシュに端を発する大惨事の予知夢を
見てしまう。ローリたちを周辺の観客と共に無理矢理
サーキットから連れ出すニック。すると予知夢通り、
大事故が発生。九死に一生を得たニックたちだが、
死の運命はこれで終わってはいなかった。助かった者
たちは、1人、また1人死んでいくことになり……。
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Life is a bitch. Then you die.
Any questions?
「人は苦しみ やがて死ぬ」
冒頭で誰かが着ていたTシャツ。
なかなかイヤーなOPだ。
シリーズこれまでに
死亡していったキャラの死に方一覧。
スタイリッシュにフレームワーク的で再現。
ハント。主人公の親友(らしい)
典型的な、根拠のない自信に満ち溢れた
マッチョ白人バカ男。
別にいいや死んでも。
アメリカでは「人種差別傾向のあるアブナイ奴」は、
みな「全米ライフル協会」のメンバーで
あることをまず疑うべき、という風潮のようだ。
事件の渦中にメンバーがいると
ああやっぱりねといった具合。
他にもロクに子育てしないDQN母との会話。
「悪ガキでしょう?
大学いくまでまだ手間がかかるわ〜」
(Mamに聞こえないところで)
「軍隊でしょ?」
と皮肉る美容院店主。
「大学なんかいけるか、軍隊だろ」の意。
アメリカではそういう色づけなんだな。
「軍隊」も「全米ライフル協会」も。
シリーズ通してのお約束は
「予知夢で大災害から一度は助かるが
結局は死ぬはずだった順番でやっぱ死ぬ」
阻止したければ(運命に逆らいたければ)
@誰かの死亡を阻止すれば
死の連鎖を断ち切ることができる
A死の順番が変わるだけで、結局いずれ死ぬ
そんな説がシリーズの伝統だ。
以上のうわさを歴代シリーズの主人公は
毎度どこからか聞きつけ、死を避けるために
行動を起こす。これがシリーズのほぼすべてなんですが
今作ではもはや、主人公たちが助かるか?
といった理屈や想像は不要になってしまった。
とにかく死ぬのがもうデフォルト。
黒幕が死神だか運命の神様だか知らないけれど、
死ぬのが規定路線ならば、彼らに
「予知夢」など見せる必要ありますかね?
この世界の神というか監督・脚本家は
とにかく人を殺したくって仕方ない様子。
「あんたたち観客だって、もう
彼らが助かることなんか期待していないんだろ?
だったら少しでも観客の想像を裏切る
ビジュアル(死に方)をお見せするのに
全力を出しましょう・・」
そんな感じでありました。
もういいや、このシリーズ。
キャスト - ファイナル・デッドサーキット
出演
ボビー・カンポ (Nick O'Bannon)
シャンテル・ヴァンサンテン (Lori Milligan)
ミケルティ・ウィリアムソン (George Lanter)
ニック・ザーノ (Hunt Wynorski)
ヘイリー・ウェブ (Janet Cunningham)
クリスタ・アレン (Samantha Lane)
アンドリュー・フィセラ (Andy)
ジャスティン・ウェルボーン (Carter Daniels)
ララ・グライス (Cynthia Daniels)
ステファニー・オノレ (Nadia Monroy)
ジャクソン・ウォーカー (Jonathan Grove)
スタッフ - ファイナル・デッドサーキット
監督 デヴィッド・R・エリス
脚本 エリック・ブレス
製作 クレイグ・ペリー
ウォーレン・ザイド
撮影 グレン・マクファーソン
プロダクション・デザイン ジェームズ・ヒンクル
音楽 ブライアン・タイラー
音楽監修 デイナ・サノ
編集 マーク・スティーヴンス
衣裳デザイン クレア・ブロウ
キャスティング リンゼー・ヘイズ・クローガー
デイヴィッド・ラパポート
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