放送してたんで再観劇。
実は自分、ジャッキーチェンの映画は
それほど真剣に追っかけて観ていない。
「スパルタンX」とか「プロジェクトA」とか
実は何気に未観賞。
昔の「月曜ロードショー」とかで
「酔拳」「蛇拳」とか「木人拳」は観たけど。
なんのタイミングでかはすっかり忘れたが
この「奇蹟(ミラクル)」は珍しく映画館で観た。
ああ、いい映画を観たなあ・・
当時はそんな満足感があったはずなのに。
<あらすぢ>
時は大不況の1930年代。一旗あげようと
香港にやって来たものの、たちまち全財産を
だまし取られたコウは、突然ギャング組織の
抗争に巻き込まれ、成り行きで黒社会のボス、
パクを助けてしまう。ところが彼の部下たちは
パクが絶命する寸前、コウを後継者に
指名したと思い込み、こうしてコウは黒社会の
ボスの座に収まってしまうのだった・・。
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そんなバカな!や、勘違いとご都合主義が
気持ちよくミックスして、我らがジャッキーが
暗黒街でトントン拍子で出世する話という、
映画「摩天楼はバラ色に」のように、
もうちっとスマートにオチる話じゃなかったっけ?
もうほとんど「吉本新喜劇」
都会でうだつのあがらない男が
異例の出世、美人と婚約したなど
故郷の母親に嘘を重ねまくる。
そのオフクロさんが上京。
周囲が協力して、オフクロさんがいる間は
嘘を真のように演じての大騒動。
やっと帰ったら、母から置き手紙。
「最初から判ってました。
お前がそんな凄いハズないでしょ。
素敵な周囲の人に感謝しなさい」
そこでホロリ・・って奴ね。
基本はあんな感じ。
奇蹟(ミラクル)っていうけれど
ラストあれが「ミラクル」とはね・・。
オチをすっかり忘れておりました。
ジャッキーチェン。若いな。
香港映画名物のエンドロールNGシーン。
ジャッキーチェンのNGは
ほとんど「アクションシーン」
あれじゃ生傷が絶えないし、
もういい加減引退したい、と思った
理由がわかる。
ギャング組織No2のおっさんがヨイ。
午馬(ウー・マ)
前のボスが死ぬ間際に後継者として
見ず知らずのジャッキーを指名したのは、
何かの間違いであることを気がついているんだと思う。
だからと言って、冷酷な現No2よりは
何も知らないジャッキーのほうが何ボかマシ。
あわよくば、自分が院政を敷こう、
そんなところだったんじゃないか?
そのNo2も、後半(マダムローズをめぐる人情話)
になるにつれてパワー減。
マダムローズの再婚相手役として
連れてこられた詐欺師の男の方に
完全にオイシイところを奪われてしまってた。
アニタ・ムイ
厚ぼったい唇がトレードマークの女優。
今なにやってんのかな?とWiki先生を
探ってみればびっくり。
今から10年ほど前に40歳で亡くなってた。
更にドウでもいいことであるが、
たのきんトリオ(w)のマッチ先輩と
付き合っていた時期もあったとか。
これまたビックリである。
グロリア・イップ
ああ、いたいた。香港映画界の最終兵器扱い
されたアイドルだったけど、そういや
いつの間にかどっかに行っちゃったなあ。
今ナ二やってんだろ?
マヌケな警察隊長
サミーデービスJrに似てます。
この映画はまさに香港映画の全盛期。
香港映画のスターがジャッキーのため
カメオ出演。
自分が気がついたところではユンピョウと
MrBOO!のマイケル三兄弟の末弟が出てました。
キャスト - ミラクル/奇蹟
出演
ジャッキー・チェン
アニタ・ムイ
グァ・アーレイ
グロリア・イップ
柯俊雄
ウー・マ
トン・ピョウ
楼南光
リチャード・ウン
スタッフ - ミラクル/奇蹟
監督 ジャッキー・チェン
脚本 ジャッキー・チェン/エドワード・タン
原案 エドワード・タン
製作総指揮 レイモンド・チョウ/レナード・ホー
撮影 アーサー・ウォン
音楽 スー・ソン
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