これが ミキプルーンだ!」
これはPONの友人が吐いた言葉ですけど
観賞中、あたまでリフレイン。
2005年9月16日の記事
(7年前かよ・・)
日本映画専門チャンネルにて。
「このミス」原作の映画特集らしい。
なるほど、どおりで
「ホワイトアウト」とか、PONも原作を読んだことの
ある映画か続くわけだ。
<あらすぢ>
ギリシヤ神話に出てくる無敵の盾「イージス」の
名前を持つ護衛艦「いそかぜ」。その名のとおり
最新鋭の防空システムを搭載した護衛艦。
その護衛艦に沖縄米軍基地から盗まれた
1リットルで東京都民1千万人を
死に至らしめることが可能といわれる
米軍開発の化学兵器「GUSOH(グソー)」が
某国の特殊工作員によって
持ち込まれたという情報が入る。
「いそかぜ」の先任伍長の仙石(真田)は、
新入隊員の如月(勝地涼)が工作員ではないか?
と、部下を疑わなければならない状況に
苦しみながらも「俺の艦」を守りたい
という思いから、独自に調査を続ける。
誰を信用したらいいのか?
黒幕、某国対日工作員の「ヨンファ」
(中井貴一)とは何者なのか?その目的とは?
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まず指摘しておきたいのは・・
字幕スーパーの間違いがひどい。
叛乱首謀者の副長(演:寺尾聡)が
心を入れ替え(←遅いけど)て
真田先任伍長に船を一任するという
すんごい良いシーンだというのに。
「総監 いただきましたッ!」
(操艦な)
同じく副長についてきた頭デッカチの
エリート士官。副長が死亡、あっという間に
腑抜けになる。そこへ現れた真田先任伍長。
とにかくミサイルよりも脅威は「グソー」という
毒ガスの存在だ。彼は叫ぶ!
「軍曹はどこだッ」
(軍曹って誰?GUSOH(グソー)だろ?)
F2が三沢基地から発進する。
「I say again kill "ISOKAZE”」
うーむこのあたり、完全にパトレイバー2。
「先制攻撃か、撤退か」
「我々は、国家に責任ある自由と誇りを取りもどす為」
とか言うけどさ・・。
正論振りかざすやつにロクなのいないな。
真田先任伍長にしても、如月行にしても
いそかぜ副長にしても、ひょっとしたら
「ヨンファ=中井貴一」にしても、「父親」の在り方を
どこかで間違ってしまい、フツーの人生を
送れなくなってしまった連中。
それぞれが父親のあり様を模索
人によっては取り返す話なのだった。
息子を無残にも殺された悔しさから
反旗を翻したはずの副長だったが
自分が起こした事件のため、息子よりも
年下の隊員が死に掛かる事実を見て
(やっと)自分のアホさに気がつく。
傷の痛みでうわごとをいう如月行に話しかける副長。
「父さんが悪かったな・・」
「アンタは戦いを判っていない
撃たれる前に撃つ」
「お前は人間が判っていない
撃つ前にためらうのが人だろ?」
ちなみに自分は、999で盗賊アンタレスに
教わりました。撃たれる前に撃て、と。
先任伍長の良識とモノスゴイ耐久力こそが
実はわが国にとっての「イージスの盾」なのです。
自衛隊を構成する人員が
みんな先任伍長だったら、怖いものない。
真田先任伍長は騒動終了後、
またも船に帰ってゆく(原作では退役して
たしか親族のスーパーを手伝って、
看板描きとか始めた気がするが)
今度は護衛艦「はるかぜ」勤務らしい。
あれだけ活躍したのに、昇格はしないんだ・・。
実は意外に背がちっさい真田広之。
喫水線の下である赤が見えたら
船として終了。
UCC世界の最強艦船(日米競演)の
コレクション揃えちゃったから・・
余計、現代の艦船がカッコよくみえました、というオチ。
さらに言えばこのコレクション、メイドインチャイナですw
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