2012年11月29日

ウルトラマン列伝 バルタンの逆襲

「ウルトラマン列伝」
過去のウルトラシリーズから名作を掘り起して
再編集、今のコドモたちに伝える温故知新な番組。

今回の列伝は初代ウルトラマンで
バルタン星人が再登場する話
「科特隊宇宙へ」を紹介。

ある日、バルタン星人は気がついた。
「ウルトラマンの弱点は
 1人しかいないことだ。
 だったら同時多発攻撃を行えばいい」



その戦略眼ははっきりってすばらしいんだけど
なんで実行がまるで伴わないんだ?
(イデ隊員とたわむれて終了。
 あんなに数いるなら巨大化すればいいじゃん)
いったい、バルタン星人は何考えてんだろ。

あらすぢ
バルタン星人がパワーアップしてウルトラマンに
挑む!人類初の金星探検ロケット・オオトリが
打ち上げられた。当初は順調な宇宙航行かと
思われたのだが…

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おおとり開発の毛利博士の顔色は
最初から悪く(要はアクニン面)
子供の頃から、彼が物語において
プラスの作用をするキャラには
見えなかった。
実際、そういう役回りであったし。

ホシノ少年は勝手に科特隊の基地に入り込み
いきなり泣きはじめる。
ボクらの岩本博士(演:平田昭彦)が、
ぽっと出の毛利博士に、宇宙開発で負けた
うわーーん(意訳)というのである。

ムラマツキャップは言う。
「完成度99%ながら自分で宇宙へ出発する
 毛利博士と
 納得のいく開発が終了するまで実用化を
 控える岩本博士・・どちらが科学者として
 誠意ある行動といえるのだろうね?」

ホシノ少年に対するその問いカケは、何回聞いても、
毛利博士は馬鹿であほで不誠実だと言っちゃってます。
(↑実際そこまでムチャクチャは言ってないが)



その時点での人類最先端のテクノロジーをもって
遭難しちゃう人間を助けうる組織って
いったいどんな組織なんだ?とか思う。
そんな科特隊を裏打ちする科学力を
提供しているのが岩本博士なんだから、
ホシノくんが泣くのも無理はないがけど
毛利博士の立つ瀬がまったくない。

でも、毛利博士もかなりすげーですよ。
彼の開発した「おおとり」には
何気に「重力」制御能力もある。
そんな技術があれば、ハイドロエンジンとかすら
既にローテクな気もするけど?

そんなところへバルタン星人(2代目)の乗った隕石形
宇宙船が、毛利博士の意識を乗っ取ろうと
「おおとり」に接近してくる。

「おおとり」号ピーンチ!
そこは当然SOSかと思いきや
何も起きない。そこで毛利博士は
地球に向けて発信するのだ。

「いやあ、同じ軌道に何処かの国の
 探査船があったんですなぁ
 ドッキングしてしまいましたよ。
 ハハハッ

・・やっぱアンタ信用できんわ、、毛利博士。

こんな調子では、そもそもメビウスで
ムラマツキャップに地球防衛を託し
自分は外宇宙(←これもまたスゴイ)
パトロールの任についたといわれる
「サコミズ」隊長の立つ瀬がない。

さらにラスト。二重遭難状態の
ムラマツキャップたちを迎えに来た、
あのドラえもんの妹が乗っている
チューリップ型タイムマシンみたいな宇宙船。
あれこそ岩本博士が開発していた
金星ロケット「フェニックス」とかいうんじゃ
ないでしょうね??
だとしたら永遠に打ち上げ延期でよかった。
博士がおおとりに栄誉を譲ったのは
技術的っつーよりもデザインにギモンを感じたからでは?

そもそもキャップ以下が不時着した
惑星はいったいドコなんですか?
まさか金星じゃないでしょうけど。

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする