2013年02月23日

トースト 〜幸せになるためのレシピ〜

「トースト 〜幸せになるためのレシピ〜」

TSUTAYAより相方がレンタルしてきた内の一枚。
もともとはイギリスのテレビ映画だったらしい。
まとめてみたら何処かの映画祭で好評だったとか。
日本では、一部の小劇場を除き
劇場未公開作品ということでスルーだったようだけど。

あらすぢ
イギリスを代表するシェフ兼フード・ライター、
ナイジェル・スレイターの実話を豪華キャストで
描くトゥルー・ストーリー。
食卓に缶詰とトーストを出す料理下手な母親のもとで
育ち、逆に料理に興味を持つようになったナイジェル。
母親が他界した後、父親は新しく家政婦を雇い、
ナイジェルは彼女の作るレモン・パイに衝撃を受ける。
やがて2人はライバルとなり、料理で父親の愛情を
勝ち取ろうとするのだが…。
/原題:TOAST

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イギリスを代表するシェフ兼フード・ライター
ナイジェル・スレイターの実話
といわれましても・・知らないからな。
ナイジェルといえばマンセルくらいだし。

1960〜70年代のイギリスの階級社会や
学校の様子、食生活を垣間見られることは
興味深かったけれど、とにかくイギリス文化を
知らないから、なんでも初めに「何で?どうして?」
と疑問符のほうが先にたってしまった。

一応、事実を土台にしたフィクションらしいから
当時のイギリス文化や、登場人物の言動などに
そんなバカな?疑問符をつけたところで、
事実だから仕方ないといわれては
もう返す言葉がない。

主人公は料理に非常に興味があるのに
牛乳嫌い。それは個人の嗜好なんでどうでもいい。
学校給食で牛乳が配給されるのに
なぜ生徒達は並んでビンを受け取るのか?
しかも屋外で。ビンは既にフタが開いていて
ストロー装備ってのもサービスがいいのか悪いのか。

主人公の親父、言動がとってもヘンで。
エキセントリック。どうやら前妻時には
ロクなものを食わせてもらえなかったから、
そんでイライラしていたとのことだが
奴の逆鱗の場所が皆目不明。

親父は工場経営者=セレブ階級らしく
一部では有名な秘密組織「フリーメイソン」にも所属。
ムー情報なんてアテにならないようで
向こうではいわゆるライオンズクラブみたいに
普通に交流会とかがあるみたいだ。

前妻が缶詰食ばかりだったのは
多分時代設定が1960年代だから。
現代だったら冷凍食品だったろうな。
それと彼女、缶詰ラブな人じゃなくて
不器用で、かつ体が弱かったから
調理を学ばないまま母親になったと思われ。

原題の「トースト」とはあのトースト。
母親の調理が失敗した時には
いつも場を取り繕うために出てくる。
バターたっぷりのカリカリトーストだ。
母親の調理失敗というけれど
毎日の作業である、単に缶詰を温めることに
失敗するというのは・・いかに体が弱いとはいえ

ワザとではないのですか?母さん!

さすがの息子も思い余って
本で得た知識を基に
初めて料理の真似事にチャレンジ。
ニッポンの独り身の男ならだれでも作る
パスタを茹でる作業だ。
ミートソースだって缶詰だし
パルメザンチーズまで用意。
おおよそ失敗などしようがないと思うのだが
パルメザンの香りを「ゲロみたいとホザく」父親。
連鎖で喘息発作発生の母さん。
主人公の不幸は、こんなゲスすぐる親父を
持ってしまったところにあるんだと思う。


・・で場をつなぐにはやっぱあの「バタートースト」



調理が下手くそな実の母親の
ほぼ唯一の料理で思い出の「ミンスパイ
(「民主パイ」じゃないですぜ、たぶん
 そんなの食いたくないし)
漫画マスターキートンにも出てきたから
これは知っている。
なんかミントたくさん使ったパイで
大抵のエゲレスの子供達には
おふくろの味なんだとか。

かくして、ミンスパイのレシピを
息子に伝授する前に、実の母は死去。
すぐに家政婦(掃除婦らしい)がやってくる。



この家政婦がまたエラくアバズレで
品性下劣でガサツで根性まがっとる。
でも料理と掃除は上手い。

アバズレ家政婦は結局、主人公の親父と再婚。
晴れてママハハに昇格するが、彼女は親父を
愛したというよりは、親父の資産を狙った
・・というほうが近い。
とはいえ、妙なところはマジメなママハハ。
親父には毎日美味しい手料理を振舞い
家もピカピカで手は抜かない。

一方、主人公は幼少期から
9歳とは思えない達観した親友がほざく
言葉に影響を受けており
「男を落とすには胃袋から・・」と
なにより家族愛に飢えていたんで
「あらすぢ」にあるように、息子とママハハは
「やがて2人はライバルとなり、料理で
 父親の愛情を勝ち取ろうとする…。」

そもそも、あんなクソ親父の歓心なぞ
得なくてもいいじゃないか、とか思う。

かくして、そんなどうでもいい理由からボッ発した
料理合戦と、実は主人公が静かに持っていた
オネエ系の要素が、彼を調理人の道へとすすめる。
人間、人生を決める「鍵」が
どこに転がっているか判らないもの。

美味しい料理は確かにすばらしいが
なんでも、食いすぎは寿命を縮めます。ご用心。
結局イギリスが誇る料理は
フィッシュ&チップスとトーストだけなのか?



カツ代の息子氏、ケンタロウも
その筋の人だって聞いたことあるけど。
(交通事故で長期入院中らしいが、大丈夫だろうか)

うちの相方、見終わるやいきなり食パン焼いてました。
ずるい。俺も食いたい。

トースト 〜幸せになるためのレシピ〜<未>(2010)
TOAST

メディア 映画
上映時間 96分
製作国 イギリス
公開情報 劇場未公開

監督: SJ・クラークソン
製作: フェイ・ウォード
原作: ナイジェル・スレイター
脚本: リー・ホール
撮影: バラージュ・ボリゴ
プロダクションデザイン: トム・バートン
衣装デザイン: セーラ・アーサー
編集: リアーナ・デル・ジューディチェ
音楽: ルース・バーレット

出演:
ヘレナ・ボナム=カーター
フレディ・ハイモア
ケン・ストット
ヴィクトリア・ハミルトン
オスカー・ケネディ
クレア・ヒギンズ
ナイジェル・スレイター

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(タ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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