2013年02月24日

洋菓子店 コアンドル

「洋菓子店 コアンドル」

TSUTAYAで借りてきました。
可もなく、不可もなく。
普通に楽しんだ映画でしたが以下に二点。

(いきなりのネタバレ)
江口洋介が伝説のパテシェの名を捨てて
世捨て人のようになった理由。

自分も子供が出来てからなんですが
こういった話、苦手です。
作り物だとしても、子供が死ぬシーンってのは
御免こうむります。はい。
(交差点での江口氏の演技には
 狂気が感じられて凄惨でした)

また、蒼井優は年々、女優として演技力が
身についてきたと思います。思いますが
たとえ役柄だとしても、主人公のような奴
もし傍にいたらウンザリです。

特に主人公の元彼と公園で言い合うシーンとか。
KYともいうコトバもあるけど、あそこまで
空気が読めなくて、不思議なパワーでもないと
物語が成り立ちませんからねえ。
なんか彼女だけ、1970年代少女漫画の
メンタルをもち続けるキャラが、そのまま
現代劇に抜け出してきたように感じられ。

あらすぢ
東京で評判の洋菓子店「パティスリー・コアンドル」。
この店のオーナーでシェフパティシエの依子のもとに
大きな荷物を持った鹿児島弁の田舎娘、なつめが
やってくる。彼女はパティシエ修行中だという恋人、
海を追って上京したというが、海はとっくに
この洋菓子店を辞めていた。行き場の無いなつめ
だったが、この店のケーキに惚れ込んでしまい、
実家がケーキ屋であることをアピールしてなんとか
雇ってもらおうと奮闘する。そこでかつて伝説の
パティシエと呼ばれ現在は評論家の十村と出会う。

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鹿児島の実家のケーキ屋では
お手伝いとして店のケーキを作ってきた蒼井優。
「パティスリー・コアンドル」への入社試験代わりに、
それなりの自負を持って手作りケーキを作る。
そこにたまたまいた元「伝説のパテシェ」江口洋介。

ドヤ顔の蒼井優。
そそくさと居なくなる周囲。

蒼井優は、立ち去る江口をワザワザ追いかけて叫ぶ。

「折角ケーキを食べさせてやったんだから
 感想くらい聞かせてくださいよッ!」

対して・・「0点だ」
「仕事が遅い」
「クリームがゆるい」
「シロップの打ち方にムラがある」
「だいたい、「食べさせてあげた」とはなんだ!」


俺もケーキ食べた瞬間
さも解ってる奴のように言ってみたい。
「仕事が遅い」「クリームがゆるい」
「シロップの打ち方にムラがある」
プロにぶっ飛ばされそうですが。

(江口にそこまで言われてしまう、
 蒼井優特製、 鹿児島では通用していた
 ケーキを逆に食べてみたい。
 っつーかむしろ食わせろ)



基礎教育もないのに自己流で中途半端に
経験がある奴ってのが、一番タチ悪いってことか。
たしか「バンビーノ」でも主人公は
地方のイタ飯屋でそれなりに
こなしていたバイトあがりって設定だったな。

先輩の店員。佐藤マリコが怖い。
あの顔じゃあ、いくら美味いケーキ作れたとしても
将来に限界があると思う。
ブスとかそういうレベルじゃなく、
愛嬌がないというのは、それだけでサービス業を
志望する者に致命的ではないだろうか。

相変わらずゴウインな蒼井優は
廃人パテシェ江口を、表舞台へ引っ張り出すことに
成功する。最後、いろいろあって
(多分、大使館のパーティーかなんかの)
正式なお食事会のスウィート(笑)を
引き受けることになったパティスリー・コアンドルの面々。

あんだけ期待させて、江口パテシェがさ、
力いっぱいウデが鈍っていたら笑えるな、と
画面に向かって軽くジャブ。

映画だから、廃人パテシェ江口を引っ張り出さないと
面白くないんだけども、8年間?だか社会的に
引き篭もってた男が、あんなウザイ女の言動くらいじゃ
復活しないでしょう・・
それに奥さんとの仲を取り持つにしても
子供を失った辛さはあんな程度では・・とも思う。
そんな脚本の「浅さ」みたいのは感じてしまいましたね。



ある程度の「図々しさ」も、人生を切り拓く上で
必要なのかもしれない、この映画の妙なところに
勉強させられた気もしなくもない自分でした。

料理がちゃくちゃくと作られる中
前半は何もすることがなく厨房で待機する面々。
江口「あいつら(料理を作るコックさんたち)は前座。
   最後にお客を笑わせるのはオレたちだ」
その強烈な矜持
ありがちでも嬉しいセリフであります。

観賞後、相方とケーキを食べに出かけた
ジブンがいましたよ。
ははは。

洋菓子店コアンドル
出演者
十村遼太郎:江口洋介
臼場なつめ:蒼井優
佐藤マリコ:江口のりこ
海千尋:尾上寛之
花村(十村)マキ:粟田麗
十村由実:山口朋華
ジュリアン:ネイサン・バーグ
Le mondeオーナー:嶋田久作
芳川さん:加賀まりこ
芳川忠男:鈴木瑞穂
なつめの祖母:佐々木すみ江
依子:戸田恵子

監督 深川栄洋
脚本 いながききよたか/前田こうこ/深川栄洋

音楽 平井真美子
主題歌 ももちひろこ
「明日、キミと手をつなぐよ」
撮影 安田光
編集 坂東直哉
配給 アスミック・エース
公開 2011年2月11日
上映時間 115分
製作国 日本
言語 日本語

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ヤ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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