2013年02月28日

宇宙大怪獣ドゴラ

「宇宙大怪獣ドゴラ」

「宇宙大怪獣」と入力したら、
いきなり「宇宙代価移住」と変換される始末。
・・ガンダム宇宙世紀の移民政策すか?IMEさん。

あらすぢ
 世界各地で異常な現象が頻発する中、テレビ衛星が
謎の物体に破壊されてしまう。ある日の深夜、銀座の
宝石店襲撃した浜子(若林映子)達ギャング団一味は
金庫を溶かし宝石を空中に巻き上げるアメーバ状の
怪生物と遭遇して逃走する。時を同じくして世界中の
宝石店、ダイヤ原石運搬車などが襲われるダイヤ
盗難事件が続発。
 世界的規模の盗難事件に警視庁外事課・駒井刑事
(夏木陽介)は強盗団のマーク(ダン・ユマ)に
翻弄されながらも事件を追う。しかし、強盗事件は
国連宇宙対策本部の調査により炭素物質をエネルギー
源とする放射能の影響で突然変異した宇宙細胞の
仕業であることが判明・・。

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映画の大半は、国際的ダイヤ強盗団と
われらがニッポンの警察がダイヤを巡り
繰り広げられる、のどかな大騒動。

「世界ダイヤ保険協会」の手先である
マークって奇妙な外国人が話をゴチャゴチャに。
彼には猛省を望む。

国際的ダイヤ強盗団の一員、田島義文氏が
部下に「アニキィ」と呼ばれるんですが・・
究極に似合わない。
やっぱ彼には、部下などいない
チョビ髭小悪党でいていただかないと。

そんなこんなで敵も味方も頼りにならない中
次々に起こる怪事件。
人が浮いたり、ターゲットのダイヤが消えたり・・

強盗団が狙ったダイヤ輸送のルート
国道139号線


こりゃどうも、お互いの勢力が
自陣営を邪魔するために仕掛けたにしては
あまりに大掛かりで、かつ
あまりに意味不明な現象ばかりだね。
あれ?キミんとこの勢力の仕業じゃないの?
じゃあ一体誰が?

そう、人間の仕業ではなかったのだ。
スクリーンの前の子供たちはみんな知ってたけど。

小泉博 氏が「国連宇宙対策委員会」なる
意味不明の組織から、根拠不明の情報をもってくる。

ニッポンで起きている一連の怪奇現象の原因は
ズバリ「宇宙細胞」だ。
放射能が蓄積し、一種の「吹き溜まり」状態と
 なっている日本の上空」で、宇宙細胞が
突然変異したヤツ
だ・・とのたまう。
続いてニュースでもいきなり報道。
「「怪獣」ドゴラが現れました!」

根拠もなにもない。
国連の組織が断定して
報道までされちゃったんだから。
これはもう仕方がない。
なんて放射「脳」なの?とか、
ましてや宇宙細胞ってナニさ?とか
決して疑問に思ってはいけない。いけないんだったら。

日本上空が「放射能が蓄積し、一種の
「吹き溜まり」状態」とは、
おそらく「ヒロシマ」&「ナガサキ」のことなのでしょう。
現在なら、どれだけドゴラが出現しちゃうんだ?
っつーくらい、今の極東上空は穢れに
満ちておりますけども。
このような特撮映画においては、いい加減、
放射能の所為にしすぎなのではないか?と
思わなくもありません。

ちなみにドゴラ出現中は、志村けんの
幽霊コントのように
ほわわわわ〜の笛の音が流れるから安心。

電話の受話器デカッ。デカすぎだ。
あれじゃ長電話できないな。
あと銀座に柳とチンチン電車。
後に出てくるけど、石炭需要に沸く九州の町も。
当時の文化が伺い知れてとても良いです。

博士(演:中村伸郎)の娘?を演じる「藤山陽子」
なんか今風の美人である。マル。

ラジオの臨時ニュース」はすごい。
話を無理やり進めたいとき
「臨時ニュースを申し上げます」
が流れればよい。放射能ともども
脚本家にとってなんと便利なのだろう。

ドゴラは「ダイヤ」もそうだけれど
結局「炭素」が好きなので、
石炭を産出する地域へ出没する。

場面はいきなり東京駅。
「北九州が特別警戒態勢に入ったので
 なるべく九州への移動は控えてください!」と
駅員がコール中、博士は悲壮な決意を表明する。

「私は炭素の専門家だ、誰にも止められない。
 問題が起きている以上、
 北九州へ行かねばならないのだ」
いや、おっしゃるとおりなんですが

博士、今や北九州の炭鉱地域が宇宙大怪獣に
襲われているというのに、
ブルートレインあさかぜ(しかも20系・A寝台)で
北九州へ急行するとは、なんたるノンキものですか。


おお、日本上空はドゴラに占領されちゃったので
飛行機は危なくて乗れないという深謀遠慮ですかわかります。

しかも牽引するカマ(機関車)は
EF65-500番台(506号機)!←現役中に乗りたかった。
単に旅行に行きたいだけでは?

途中、ピカピカの20系車内を舞台に
なんかオリエント急行殺人事件とか
そんな系統の話にも突入しそうになったりして。

博士は北九州駅からロープウエー公園駅経由で
見晴らしのよい高台へ。
(高塔山ロープウェイだそう。今はもうない)
 ↓   ↓
http://plaza.rakuten.co.jp/sakudo/diary/201101110000/

そこに自衛隊の皆さんが陣取っております。
田崎潤氏は警察のボスを演じていらっしゃいますので
今回の防衛隊長は、津田光男さんです。

調子に乗る大怪獣ドゴラは、若戸大橋を破壊。
(ブルトレは関門トンネルだからドゴラの脅威もない。
 博士、なんてベストチョイス!)

一方、がんばる防衛隊はミサイルで
ドゴラを粉砕することに成功する。
やったー!
ところがバラバラになったドゴラは
それぞれが細胞分裂してまた増えちゃった。
頭を抱える皆さん。

突如、レーダーに蜂の大群が映る。
レーダーに映る大群ってどんな規模?
で、その大群のそばを奇妙な固形物が落ちてゆく。
そのあともいろいろあって、ミツバチじゃなくって
地バチとか、とにかく宇宙大怪獣には
ハチの毒が効くことを博士は突き止める。
博士、ブルトレ乗った甲斐があったね。



そうとわかれば話は早い。
キンチョールみたいに、地バチの毒を
空中にばら撒く防衛隊。
ドゴラは片っ端から「結晶化」して地面へ落下して終了。

宇宙大怪獣にしてはちょっと情けない最後でしたが
しゃあないね。
ほわわわわ・・・。



製作・・・・・・・・・・・田中友幸、田実泰良
監督・・・・・・・・・・・本多猪四郎
特技監督・・・・・・・・・円谷英二
脚本・・・・・・・・・・・関沢新一
原作・・・・・・・・・・・丘見丈二郎
『スペース・モンス』
音楽・・・・・・・・・・・伊福部昭
   
駒井刑事・・・・・・・・・・・夏木陽介
マーク・・・・・・・・・・ダン・ユマ
宗方博士・・・・・・・・・中村伸郎
桐野・・・・・・・・・・・小泉博
昌代・・・・・・・・・・・藤山陽子
岩佐・・・・・・・・・・・藤田進
髭の男・・・・・・・・・・・河津清三郎
浜子・・・・・・・・・・・若林映子
駒井の上司・・・・・・・・田崎潤
新田・・・・・・・・・・・船戸順

スペース・モンスの「モンス」って何だろう??

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ア行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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