2013年03月01日

バトルシップ

おバカ映画万歳!ビバおバカ
そんな映画です。内容は・・

【ある日の地球】
「地球に似た星を見つけたぜ
 コンタクトとってみるか・・」

そう思ってイタズラ電話を実施。
ところが相手の星は
話の通じないヤクザの家だった。

【エイリアンの星】
「うるせーな。ヒトの星に勝手に妨害電波だしやがって
 そんなにウチと闘いたいんか?
 おいエイリアン海兵隊出撃。
 いっちょ「脅しに近い説諭」してこい」

そんな映画です。

面白かった・・がヒトには進められない。

そんな映画ッス。

あらすぢ

IN GOD WE TRUST ALL OTHERS WE TRACK
「神のみ信じ、他は疑え」

「キングダム 見えざる敵」「ハンコック」の
ピーター・バーグ監督が手がけ、エイリアンの
侵略部隊と各国の連合艦隊が洋上で激闘を
繰り広げる姿を描くアクション大作。
ハワイ沖の太平洋上で大規模な軍事演習
(RIMPAC)を行っていた、アメリカを中心とした
世界各国の艦隊の前に、突如として正体不明の
エイリアン母船が出現。地球側の呼びかけに
応じることなく、侵略を始める。演習に参加していた
米海軍の新人将校アレックスや、アレックスが
ライバル心を抱いている海上自衛隊の指揮官
ナガタらは、弱点もわからない謎の侵略者と
相対することになる。
主演は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の
新鋭テイラー・キッチュ。ナガタを演じる
浅野忠信は「マイティ・ソー」に続く
ハリウッド映画出演。

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まず、いつも斜めに物事を見てしまい
出世できそうにない科学者がいっぱつ目に
「コロンブスと先住民が出会ったらさ・・
 やはり悲劇しか起きないよね。
 いや、我々が「先住民」だけども

こういう侵略モノSFにありがち。
わくわくさせる導入部から、いきなり場面転換。
アホな白人がいきなり警察とおっかけっこ。
なに?なんなの?
まさかコイツが主人公?と
早々に、この映画に心を任せてよいものなのか迷う。

「逆境は自分の本当の姿を知る
 絶好の機会である」


デキる兄貴は、警察に追いかけられたアホな弟
(以後「バカ主人公」と呼称)の性根を叩きなおすため
海軍に入隊させる。
海軍もかわいそう。
どこぞのヨットスクールじゃあるまいし。

海軍に入隊して5年。コケの一念というか
ドロボーしてまでの気概を買われてか
バカ主人公は海軍でそこそこの地位を得た上
なんと提督の娘と付き合う。
そのへん、バカでも主人公。
タダモノではないスペックを持つのに、
使い方を間違えてる男として上手く表現されている。
たぶん。

で、バカ主人公が成長するなか
エイリアンの先遣部隊が5隻で地球にやって来る。
うち1隻は「惑星間通信専用船」だったらしい。
たまたま進行方向に浮かんでいた
地球側の人工衛星に
エイリアンの通信専用船が激突。

ふつーそこは、人類の衛星なんかゴミ扱い。
鎧袖一触。
テクノロジーの格差を観客に見せ付けたいところ。
ところが・・
エイリアンの「通信専用船」も破壊された!

さあ、この辺いろいろと突っ込み甲斐がありそう。
どこから行く?
まず、危なそうなら避けような。エイリアン側も。
次、エイリアンの船体強度ヨワ、弱すぎ。
さらに次、母星との「きずな」たる大事な「通信船」なら
最後衛に置くとか工夫しないかな?
レーザーとかビーム砲とか自衛兵器は無いの?
5隻ともそろって純粋な「輸送船」で護衛もなしとか?

ここはある意味、重要な「布石」かもしれません。
他の惑星から来る技術を持っているのに
地球人類とドッコイドッコイの勝負を繰り広げる
エイリアンども・・。

以降、エイリアンどもの基本行動方針は
母星と連絡取れなくなっちゃったから
 はやく連絡しないとッ

というシンプルなものになりました。
大掛かりな「ET〜フォンホーム」

そのころ、ワイハーでは・・。
海上自衛隊 VS 米国海軍
の親交サッカー大会。

ナガタ艦長(演:浅野忠信)以外は
純粋な日本人に見えない。三世か
チャイニーズか・・(何人かは日本人もいたみたい)
いくらなんでも護衛艦の艦長たるひとが
サッカーに出場しないでしょう(しかもフォワードで)

ちなみに海上自衛隊は映画の「みょうこう」でなく
たまたまハワイに寄港していた
JSDFの実物「きりしま(DDG174)」が撮影協力。
これもりっぱな草の根交流だね。

人間側がノンキな頃に・・通信船をのぞく
エイリアンの4隻は、ワイハー上空へ大気圏突入。
新手の真珠湾攻撃である。

リムパック(同盟海軍同士の軍事演習、実在)中だった
ハワイ近海の各国混成艦隊から
三隻の分遣隊が偵察のため派遣される。
USS「JPJ」、USS「カンプソン」
そして我らがJSDF「みょうこう」である。
(オヤブン国の命令とはいえ、虎の子の
 「みょうこう」を持ってかれるとは・・
 海上自衛隊もさぞ辛かったろう)

イージス艦「みょうこう」に限らずだけど
最近の軍艦ってスマートでカッコいい。



分遣隊は、海上にそびえたつ
明らかな人工物を発見する。

米国海軍の連中は口々に叫ぶ。
北朝鮮だ!北朝鮮に間違いない

ええ?真っ先に疑う先がまずそっち?
いやいやいや、いくらなんでも
海上数百メートルにあろうかとする
人工物をハワイ近海に作れる国力なぞ、
あの国にないでしょ〜?

知ってて言わせた台詞なのか
一般的なブルーカラーアメリカ人の
世界情勢に対する認識なんてあんなものなのか・・。

人類側がアホすぎる分析を重ねている頃
エイリアンどもはハワイ諸島と三隻の分艦隊ごと
バリヤーですっぽりと覆ってしまう。
映画「首都消失」でも山手線の内回りを
すっぽりと覆うナゾのバリヤーが出現したけど
犯人はコイツらだったんだろうな。

そしてバトル開始。
バトル中、海軍の一隻に侵入するエイリアン兵。
マットデイモンをさらに酷くしたような白人水兵が
いたずらで被ってみたエイリアン兵のヘルメットから
不思議なこと(彼らは光に弱い)を発見する。
こいつ、典型的な無学なメリケン人役
(まじめな時に笑えない、余計なチャチャを入れるタイプ)
なんで、こいつドウシテくれよう・・と
イライラがつのりはじめた頃の彼の発見。
だれでも存在意義はあるもの。
暖かく見守ってください、という
脚本側のメッセージと受け取る。

そして、もはやバトルモノ映画では
おなじみ、バトルヒロイン。
今回は研ナオコみたいなバスケス。

一方、ハワイ本島では・・戦闘で足を失って
退役した元陸軍の黒人(ブスッタレ)が良いこという。
軍隊の基本は通信の確保だ・・
さ、もう話の流れは決まったな。

彼と行動を共にすることになる
司令官の娘(演:ブルックリン・デッカー)が素晴らしい。
なにがってタンクトップなとこ。
ぷるんぷるんだ。(アホである)


・・とメンツが出揃ったところで、
日本の報道機関なのに、明らかに日本人とは違う顔した
女子アナが
「いまや世界の運命はこの三隻に託されました・・」
とか、妙に現状をテキカクに取り纏めて報道する。

自分、この映画の存在を知ったときに
真っ先に思ったのは「現代の軍艦は攻撃一本槍で
一撃喰らったらほぼアウト」。
そんな地球側兵器が、遥か宇宙を越えてきた
エイリアン兵器と、サシでヤリ合えるとは到底思えず、
その辺どうやって処理するのだろう?ということだった。

つまるとこ、いろいろ理由をつけてのハンデ戦。

なぜわざわざハワイ近辺をバリヤで囲って、
限定戦力で戦うという演出をするのか?
と思えば・・これ、昔なつかしのおもちゃゲーム
レーダー海戦ゲーム」が
ベースとなっており
おっきなスクリーンでみたいぜッ!
そんな大きなお子様の願いを映画化したものでした。

アプリ版レーダー海戦ゲーム

なもので、とことん味方の都合に合わせてくれる敵。

彼ら偉いよ。危害を加える可能性のあるモノを
所持していない限り、たとえ現地人が
最重要地域に侵入していても撃ち殺さない
のだ。
なんか「ダルマさんが転んだ」みたい。
このエイリアン達はもしかして
・・異星の憲法第9条に縛られているのか。

そのくせ、ガンダムF91にでてきた「バグ」のような
すげー、グルグル無差別殺人兵器がのだが
ああいうのは使用許可がでてるんだ・・。

自分も日本人なんで、日本人が活躍するところを
目にするのはそりゃあ悪い気はしない。
(かの国は火病するでしょうが・・)

吹き替え版では外国人の台詞を日本人声優が
充てるのはいいとして、なぜナガタ艦長
(演:浅野忠信)の日本語の台詞まで
別の声優が充てている。フシギだ。

バカ主人公から、いきなり艦長を譲られたナガタ艦長が
ここで大活躍。
いわゆるYou Did It!だ。
指示に従い任務をこなした米水兵に向かって
ナガタ艦長は叫ぶのだ。

「うまいよ!おまえら!マジでェ」

・・もうちょっとマトモな歓声は無かったのかい?

ちなみに英語字幕では
(EXCLAIMING IN JAPANESE)
でお茶を濁している。

海上自衛隊の戦闘ヘルメットってあんなだったかな?

ワクワクするオトコノコの妄想爆発ファンタジー映画
だったんだね。
ほら、その手のゲームをやっている時の
脳内変換情景がそのまま映像化!

この映画は米国国防省全面協力。
主人公の背中のNAVY(海軍)だけが
目立ちすぎ、と思ったか、両足を失った元軍人の黒人
がいざ立ち上がるとき、胸には「ARMY
更にはバリヤーが取れるや、俺もいるぜ?の空軍
結局は、米軍バンザイ映画なのでした。別にいーけどね。

そして真打ち「バトルシップ」が登場。
(ここまでの軍艦はせいぜい「駆逐艦」であります)



昔の「バトルシップ」を動かすことが出来るのは
ハワイにてたまたま「軍人同窓会」を
開催していた昔の水兵さんたちだけ。

俺らがやらずして誰がやる!
じいさん達。エラク、カッコウのいい登場だ。
わざわざ艦橋の両サイドでポーズする爺さんも。
登ったのかな。ご苦労様。

あれでみんな志村けん的ボケ老人だったら
それはそれで面白い映画になったことであろうが。

何年も記念艦だった奴に実弾積んでる訳ねーだろ、とか
「動く!最後に俺が整備したんだから必ず動く!」
とか、パトレイバーの榊班長の声が
一瞬脳内再生されたりと
PONのほうも忙しかった。

スゲーぜ、BBのドリフト。そして壮絶な撃ち合い。

最後のほうは、もうツッコむ気も失せて楽しんだ。
だってこれバカ映画だもの。
さんざんツッコンでおいて何だけど
本来、バカにツッコむのはヤボってもんなのである。
もはや笑うしかありません。

戦艦の設計者が存命していたら、
もう大喜びだったにちがいない。
「そう、俺はこの為に戦艦を造ったんだよ!」と。

感動なぞまったくなく、ただ「いいバカ映画みたなァ」という
奇妙で爽快な感慨をもって幕。



旧海軍の大和が残っていたらなあ・・。
(それともう少しだけ「みょうこう」に奮戦してほしかった)

原題 Battleship
製作年 2012年
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
上映時間 130分

スタッフ
監督 ピーター・バーグ
製作 ブライアン・ゴールドナー
    スコット・ステューバー
    ピーター・バーグ
    サラ・オーブリー
脚本 ジョン・ホーバー
    エリック・ホーバー
撮影 トビアス・シュリッスラー
美術 ニール・スピサック
音楽 スティーブ・ジャブロンスキー

キャスト(役)
テイラー・キッチュ:アレックス・ホッパー
アレクサンダー・スカルスガルド:ストーン・ホッパー
リアーナ:レイクス
ブルックリン・デッカー:サマンサ
浅野忠信:ナガタ

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画(ハ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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