2013年03月02日

地球(テラ)へ・・

「地球(テラ)へ・・」

BS/CS日本映画専門チャンネルの
オトナノアニメ枠にて放送。
アニメの存在は知っていたけど
観たことなかった。

昔の我が家には、著作権なんか
くそ食らえ立った時代のあだ花、
誰が歌っているのか判らない
「こどもまんがのうた大全集」という
カセットテープがあって、
その中に「地球(テラ)へ・・」のOPソングが
入ってたから、歌そのものには馴染みがあった。
ダ・カーポが歌う正式な歌を聞くのは
もう少し後のことになるけれど。



そういや奇面組で病院の垂れ幕に
「院内上映中 寺へ・・」って
ちいさなちいさなギャグが
あったなあ・・。

あらすぢ
現代から遠く離れた未来―
S.D.(Superior Dominance:特殊統治体制、
西暦3千数百年)の時代。人類はスーパー
コンピュータによる完全な管理の下、子供を
教育する専用の惑星と、社会を営む大人の
惑星とに分かれていた。

地球から遠く離れた植民惑星アタラクシアで
育った少年ジョミー・マーキス・シンは、
『目覚めの日』(=14歳の誕生日)の数日前から
不思議な夢を見ていた。1人の盲目の美少女と
青い髪の若者が会話している場面である。

そして『目覚めの日』、成人検査の最中に、
夢に出て来た青い髪の若者に助けられた。
実は成人検査とは、社会人としての適性を検査し、
過去の記憶を消され洗脳されると同時に、
超能力を持つ新人類「ミュウ」を発見し社会から
排除するためのものでもあった。“不適格者”
(=ミュウ)と診断されたジョミーは抹殺されそうに
なるが、そこへミュウの手助けが入り、混乱の中
ミュウの船へ迎えられることとなる・・。

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なにこのアニメ?
製作から30年経過しての初見だけど
残念だが、少なくとも名作ではない。
今でこそ宮崎アニメとかジャパニメーションとか
エヴァとか、日本製アニメがもてはやされているけども
80年代初頭のアニメまんが(特に東映アニメ)なんて
たしかにこんなもんだった。
だんだん、だんだんと洗練されていったんだな。

ナウシカ世界のように、地球がもたない所まで
来てしまった人類社会は、スーパーコンピュータに
管理を委ね、地球から全員離脱。
子作りは全部「試験管ベイビー」
卵子と精子はランダム。
育ての親と子供もランダムにあてがわれ
育児は子供育成専用惑星で行われる。

14歳になると『目覚めの日』として
政府の施設に送られ、そこで文字通りの洗脳。
(政府にとって)まっとうな大人に仕立てられ
ときどき生まれてしまう「社会不適合者=ミュウ」は
洗脳するか始末されるか。

洗脳された人類は、大人だけが活躍する惑星で
仕事に従事。なかでもエリート中のエリートだけが
地球で暮らせるという・・。

このシステムを宇宙で数千年繰返すことで
母なる愛の星「地球(テラ)」の自然再生を待つという
壮大なシナリオ。
ナウシカ世界の科学者よりは
この世界のお偉方の方がちょっとだけ
マトモだったかも知れないけど。

地球人類と敵対する「ミュウ」一族。
たぶんミュータントのミュウなのだろう。
「ミュウ」一族とは、身体の一部に
なにかしら欠損があるのと引き換えに
超能力を持つ存在をいう。
遺伝子の都合とかで、ときどき生まれてきてしまうが
人類社会からは常に疎外される。

主人公は超能力者ミュウでありながら
五体満足、健康そのものという・・
主人公となるべく設定されたような特殊な存在だった。

初代ミュウの長(ブルーソルジャー)に救出され
いきなりミュウの長を禅譲される主人公。
最初は反発するが、何のカンのあって
彼はミュウの長の地位におさまる。

ミュウにしても地球人類にしても
試験管ベビーで増殖する時代に
ヒロインはなんと自然分娩を希望。

それも「私にヤラセテください」と
ソルジャー(ミュウの長)に希望するのだ。
なにをするのか解っての立候補だったのだろうか(ポッ)
「やらせて」をカタカナにすると
妙な映画に成り果ててしまうが
とにもかくにも三人も生んだヒロインなのでした。

一方のライバル、キース・アニアン。
(以後シャアもどきと呼称)
彼は人類側勢力が生んだエリート中のエリート。
そして人類側勢力の傲慢さの象徴。
彼もうすうすは気づいているが
結局、人類を管理するマザーコンピュータが
特別にしつらえたキングオブエリートだった。

ここまで進んだ医学能力ならば
ミュウを生み出す素因子の排除くらい
造作もないはずなのに、それをやらない
マザーコンピュータに不信感を抱きながらも
地球のために働くシャアもどき。

ミュウ勢力は、なんてテレパシー万能主義。
テレパシーバリア!テレパシービーム!!
なんでもかんでもテレパシー。

テレパシーで
地球軍が放つ惑星破壊ミサイルの
信管を破壊までしちゃうミュウ達。
ガンダムの逆シャアのネタが既にココに。
それだけでなく
・地球が持たないところにきている
・地球に住めるのはエリートだけ
・地球に休んでもらうために人類粛清

ってな感じで、すっかり話は宇宙世紀。

観客をほったらかしに話はどんどん進む。

初代ミュウの長(ブルーソルジャー)から禅譲
3年後、ミュウ軍、地球(テラ)へ進軍開始

5年後、シャアもどき(キース・アニアン)といろいろ交流

10年後、マーキス・シンはシャアもどきと共に
 グランドマザーコンピュータに真相を糾す

さらに色々あるけれど、最後はミュウ側の勝利。
地球(テラ)で皆で生きてゆこう、で終了。



しかし、80年代アニメで育ったジブンにとって
出てくる声優の方々が皆・・素敵過ぎ。

神谷明、古谷徹、増山江威子、池田昌子、
小山茉美、石丸博也、塩屋翼、野田圭一、
柴田秀勝、戸谷公次、八奈見乗児、田中崇、
藤田淑子、間嶋里美、中谷ゆみ・・

井上純一、沖雅也、志垣太郎
秋吉久美子、 薬師丸ひろ子
この辺にも80年代を感じます。



スタッフ
監督 - 恩地日出夫
脚本 - 恩地日出夫、塩田千種
アニメーション演出 - 笠井由勝
キャラクターデザイン・作画監督 - 須田正己
メカデザイン - ひおあきら、須田正己他
音楽 - 佐藤勝
制作 - 東映動画

ジョミー・マーキス・シン - 井上純一
キース・アニアン - 沖雅也
ソルジャー・ブルー - 志垣太郎
フィシス - 秋吉久美子
ジョナ・マツカ - 薬師丸ひろ子
トォニィ - 古谷徹、川島千代子(子供時代)
セキ・レイ・シロエ - 神谷明
グランドマザー - 岸田今日子
コンピュータ・テラ - 久松保夫
テラズ・ナンバー5 - 増山江威子
マザー・イライザ - 池田昌子
カリナ - 小山茉美
サム・ヒューストン - 石丸博也
リオ - 三景啓司
アルフレート - 塩屋翼
船長ハーレイ - 野田圭一
ゼル機関長 - 柴田秀勝
クフ艇長 - 戸谷公次
ドクター - 八奈見乗児
エラ - 野口すみえ
パパ - 田中崇
ママ - 藤田淑子
教授 - 北川国彦
ミュウの少年A - 間嶋里美
ミュウの少年B - 鈴木富子
警官 - 佐藤正治
看護婦 - 中谷ゆみ
白衣の男 - 岸野一彦

声優コンテスト優勝者 - 砂子弘美、木内一裕

主題歌
オープニングテーマ
「地球へ…(Coming Home To Terra)」
作詞 - 竜真知子 / 作曲 - 小田裕一郎 /
編曲 - 川上了 / 歌 - ダ・カーポ

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posted by PON at 21:18| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(タ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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