「親はな、遠くで笑っていればいいんだ」
TBS日曜劇場「とんび」の最終回
視聴率20%越えだとか。
うむむ。さもあろう。
父である「ヤス」さん。
気はいいが馬鹿で取り扱いの難しい男として
(不器用とも言うけど)
ドラマの前半でさんざん見せ付けられただけに
最終回の海で見せる、ヤスさんの「親」としての姿は
子育てを通して親も共に育つのだという
真理が感じられて素晴らしかった。
「・・あのなあ、偉そうに育てようとするから
いけねーんだよ。
だいたいな、親なんて大したもんじゃねーんだ。
子供よりちっと長生きしているだけでよ」
「自信を持って言うけどな
子育てなんか間違いの連続だ。
子供は自分の力で成長するんだ」
「親が子供にしなければならないことは
いっこだけよ。
子供に淋しい思いをさせねーことだ」
「悲しみは雪のように降り積もり
そのうちガチガチになっちまう。
だから親は「海」にならなければいけない。
・・これはあのクソ坊主が言ってことだけどな」
息子のモノローグが入る。
「この物語は、とんびが鷹を育てた物語・・だが
本当のところ、どちらが「鷹」だったのか・・」
えぐえぐ(涙)
・・えーところで
幼馴染の坊さん「照雲」ちゃん役。
おっとりとして、不器用に笑う坊主。
大根だと思ってた「野村宏伸」がはまり役。
http://www.tbs.co.jp/TONBI/chart/
「照雲」ちゃんが無茶苦茶なリクツで
怒り出すシーンは
さすがにやりすぎかとも思ったけど。
居酒屋「夕なぎ」のたえ子おばさん役。
麻生祐未。老けメイクでもきれいだなあ。
素敵すぎ。(一人の子持ち、なんと50歳)
http://www.tbs.co.jp/TONBI/chart/
なにより「ヤス」役の内藤聖陽。
坂本龍馬に続いてガサツだけどブレない男。
のびのびと演技していて素晴らしかったです。
(柳沢慎吾に似ているけど
彼にやらしちゃダメだなやっぱ)
第二の「寅さん」がここに現れた。
メビウスのクゼテッペイ隊員が
主人公の会社(小○館)の喧しい同僚役。
防衛軍退役後、医者をやらないで
こんなところに転職していたとは・・。
主人公「旭」が編集していた雑誌は
「小学*年生」シリーズらしいので
ウルトラマン業界の人脈を
小○館内で展開するため
「バーター」転職に違いない。
私はそう見ているね。
「なあ、お母さん(常盤貴子)
あんなに家族が増えちまったよ」
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市川安男 … 内野聖陽
市川 旭 … 佐藤健
坂本由美 … 吹石一恵
市川 旭 (3歳) … 五十嵐陽向
市川 旭 (6歳) … 荒川槙
市川 旭 (11歳) … 福崎那由他
市川美佐子 … 常盤貴子
照雲 … 野村宏伸
幸恵 … 加藤貴子
葛原鉄矢 … 音尾琢真
尾藤社長 … ベンガル
たえ子 … 麻生祐未
海雲 … 柄本明
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