2013年06月09日

宇宙戦艦ヤマト2199 #7

「宇宙戦艦ヤマト2199 #7」

日曜の夕方、5時くらい?
(ガンダムとかごちゃごちゃやってたあの時間)
テレビで放映中。

あらすぢ
第七話「太陽圏に別れを告げて」
ヤマトは太陽圏と恒星間空間の境界<ヘリオポーズ>を
通過しようとしていた。艦内ではクルー達が家族との
通信を許可され、それぞれ別れを告げる。
お祭りムードの中、ガミラスとの戦いで家族全員を
失った古代は所在無い思いを味わっていた。そして、
それは彼1人ではなかった。

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面白かった。

話としては、インターミッション。すこし休憩。
地球侵略の最前線基地であった冥王星基地を
撃破した直後。
もうこれ以上進むと地球と通信ができなくなる
リミット地点(太陽系外縁部)を通過する際の
ヤマト艦内の平和な情景。嵐の前の静けさ。

赤道祭・・大航海時代から、世界中の
船乗りが赤道通過の際に行ってきた
航海の安全を祈る由緒正しき恒例行事。

今回のヤマトは「赤道祭」ならぬ「ヘリオポーズ祭」。
地球に別れを告げ、あとは前を見ろ!と
沖田艦長の粋な計らいの祭りだったようだ。
どちらかといえば大学の学園祭のようなノリ。
(旧作は決戦前に「水盃」だった気もする
 ・・昭和は遠くなりにけりだ)



ヤマトに搭乗すべき本来の乗組員は
第二話でガミラスの地上攻撃を受け全滅している。
というわけで、沖田艦長や徳川機関長など一部を
除けば現在ヤマトのクルーは17〜25歳くらいが
大半を占める。
(真田副長ですら29歳だよ?えーー??)

所詮アニメではあるけれど、なんかヤマト艦内の
空気が、スーツ着用なし、お誕生日休暇あり、
社食無料、お菓子食い放題・・といったテッペキの
今風福利厚生を誇る、赤坂とか六本木・渋谷に
本社を構えた急成長中の「ベンチャー企業」
そんな風に思えてしまった。

飲めや歌え!の騒ぎが続き
好いたの腫れただの恋愛フラグが各所で立つ。
御曹司南部くんが心に決めた人、それはw

ヤマトは軍艦であるので
そんな時だからこそ働かねばならない部署もある。

当然だけど、ヤマトの船体は勝手に直るもんじゃない。
「甲板部」なるものが存在し
戦闘後には宇宙服を着て修理する
(戦闘が終了していなくっても
 応急処置に忙しく、場合によっては
 敵に背を向けて作業せねばならないオシゴト)
戦闘員がヒマな時こそ忙しい職場だ。大変だなあ。

一方で、もう地球に通信できなくため
おひとり様1分?程度の家族との通信が認められる。
この辺はキムタクヤマトでも出てきたので
もはやおなじみだ。

徳川機関長。その最愛の家族は
「闇市場に物資を購入するため留守中」
留守番の太助と孫の女児。
この太助を見るたびに思うのは
このヤマトの世界は「新たなる旅立ち」まで
シリーズ化が約束されているんじゃないかって事。

沖田艦長のワーカホリックぶりもうかがえたり。
けっこうお茶目でさみしがり屋さんである様子。

あれ、艦長は「酒」を探して歩き回ってたんじゃなくって
話し相手を求めていたんだよな・・たぶん。
こんな時こそ、佐渡先生の出番だと思うのだが。
(ちなみに佐渡島に観光に行ったとき
 「佐渡酒造」という酒蔵があった・・がこれは別の話)

佐渡先生といえば、宇宙では空気すら
貴重な物資であるから、猫とかいった戦力にならない
フザケたモノを勝手に軍艦に持ち込んではならない。
てなわけで猫のミーくんは今回留守番なんだなあ、とか
佐渡先生のPCのスクリーンセーバーを見ながら思う。
(でもコスプレ服乗せる余裕はあるみたい)

かと思えば折角の家族との交信時間を、
なぜか地球防衛軍のお偉方との通信に充てる輩がいる。
しかも二人も。
一人は森雪で、もうひとりは新見薫。

森雪は子供のころの記憶がないらしく
土方竜提督に育ててもらったらしい。
なんなんだその伏線?
実は森雪はイスカンダル3姉妹のDNAから
作り出したレプリカントもしくはアンドロイドだったとか?

それとヤマト情報室長でメガネ美人の新見薫。
エヴァでいえば赤木リツコ的立場の女性。
なんか見覚えのあるような無いような
地球防衛軍幹部といわくありげな会話だ。
そういや旧作ヤマトには反乱話があったような。
彼女はアンチヤマト派が潜り込ませた「スパイ」とか?
それを阻止するために送り込まれたのが森雪とか?

いずれにしても真正ヒロインである森雪が
悪者側になるとは思えず、「新見」氏のほうが
かなり怪しい。
・・そういえばヤマト保安部所属の
目つきの悪い男がしきりに「新見」氏に絡んでいたけど
あれもそんな伏線なのかもしれない。
あの男、エヴァでいえば「加持」君??
妄想が膨らむ。



美人オペレータ岬百合亜がDJをつとめる
ヤマト艦内ラジオ番組まで開局。
流れるは懐メロ「真っ赤なスカーフ」である。
くう、制作者はヤマトのこと解っているねえ。
祭りに参加できなかったクルーは時々手を休めつつ
艦内に流れる「真っ赤なスカーフ」に耳をすます。



それぞれのキャラクターの背景が少しずつ掘り下げられ
ヤマトの生活感が楽しめる回だった。

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posted by PON at 21:00| 神奈川 🌁| Comment(0) | TrackBack(2) | ヤマト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする