2013年08月03日

メガ・シャークVSクロコザウルス

「メガ・シャークVSクロコザウルス」

・・すみません。また観ちゃった。B級映画。
観てしまいましたよ。
前作
「メガ・シャークVSジャイアントオクトパス」
でかなり懲りたはずだったのにな。

あらすぢ
メガ・シャークとジャイアント・オクトパスの
戦いから数年。コンゴのダイヤモンド鉱山から、
超巨大ワニ「クロコザウルス」が突如出現。
鉱山で働く人々を襲撃する。
一方、大西洋上では、米軍艦のソナーに
巨大な影が捉えられる。サメの専門家の
マコーミックは、メガ・シャークが
生きているのではと考え、サメをおびき寄せる
音波球で実験する。はたして、
ジャイアント・オクトパスと相打ちになったと
思われていたメガ・シャークは生きていた。
米軍艦を襲撃し、応戦むなしく米軍艦は撃沈。
マコーミックだけが脱出に成功する。

コンゴでは、鉱山会社から依頼を受けた
ハンターのナイジェルが、クロコザウルスを
発見していた。ナイジェルはクロコザウルス
の生け捕りに成功し、船で輸送しようとするが、
そこにメガ・シャークが襲来。船は沈没し、
クロコザウルスは逃走する。

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メガ・シャーク、生きていたようです。
前作ラストでジャイアントタコと
絡み合いながら深海に沈んでいったサメ。
今回はそれから数年後のお話だそうだけど
メガ・シャークの野郎はこの数年間
いったい何やっていたのか?

結局ジャイアント・オクトパス
・・負けちゃったんだね。
まあタコだからなぁ。どこまでいっても。

さかなクンさんも昔、解説してたけど
本来、タコはメチャクチャ臆病な生物らしい。
デカくなってもタコはタコってところか。
彼なりに精一杯虚勢張ってたんだ。
お疲れ様でした、タコさん。

んで、今度の相手は・・
超巨大ワニ「クロコザウルス
コンゴのダイヤモンド鉱山から突然登場。
なんでコンゴなんだ?とか思うが
鉱山の坑道直径よりデカイ体のくせに
穴から出てくるワニ君。
もうこういうトコロ、気にしてはならん
気にしてたら観てらんねーっすよ。
この手の映画。
(が、自分は気にして突っ込みまくります。
 このブログの使命なんで)

gibuson.jpg
「USS ギブスン号」は、お供もつけず
ただ一隻で大西洋を航行中。
(ウィスコンシンだか、多分湾岸戦争まで
 生き残っていた米国の戦艦のストックフィルムの
 使い回しと推測され)
船の任務はメガ・シャーク撃破。
主人公のひとりが乗ってる。
彼は無駄に広い戦艦を再利用して
サメ研究室まで整えている。
そこで彼が発明したのは「サメ」を怒らせる機械。
(見た目は漁師町の土産物屋にありそうな
 ガラス玉ライクのモノ)

shark&ship.jpg
主人公は「サメ」を怒らせる機械を
ちょっと試してみたところ、
もの凄い反応で巨大サメが出現!
サメは「ギブスン号」をベリーロールしながら
ジャンプする・・のだが驚くべきは別の点。
船がいつの間にか最新鋭イージス艦
変わっとる!
主砲が3連装主砲から5インチ(127ミリ)単装砲へ。
なんかすごいぞ、そのなんくるないさー感。

「ここはオレの船だ〜!」と
BBギブスン号艦長自ら
巨大なふかひれ相手に銃撃開始!
それはいい。

だけど艦長が操作している機銃ってば
イマドキ使ってるのは北朝鮮くらいじゃないの?
と思しき古めかしい対空機銃。
(第二次世界大戦中のに使われた
 兵員がサイドに座ってハンドル回転するような)
博物館行きがふさわしい「対空砲」である。

せっかくバトルシップに乗ってんのに
なぜそんな武器使うかなあ
っつーか効くのかそれ?
まだ三連装主砲のほうが良くない?

いっぽう、別海域では空母が。
発艦する機体がF22(ときどきホーネット隊な時も)だし
少なくとも軍事考証はムチャクチャ。

空母には大将が乗っており
臨時対怪獣司令本部と化していたわけだが
その空母のビジュアルも、米海軍のオフィシャルな
バンクフィルムを流用したんだと思われ
空母が映るたび水兵さんたちがズーッと「登舷礼」
(とうげんれい・船の縁にずらっと
 水兵さんを並べる儀式)しっぱなし。
なんだ?人間の盾のつもりか?

wani.jpg
そしてライバル、アフリカのコンゴの巨大ワニ
「クロコザウルス」
こいつを捕獲するため、冒険家がある女に雇われる。
この冒険家の雇い主である女がまた・・
アフリカのコンゴに来るのに「ヒール」で
しかも水辺には入るし、巨大ワニがいない
リアル世界でも死ぬだろ、そんな心構えでは。
でもすごいのは冒険家、きっちり仕事をこなして
物語早々、巨大ワニ捕獲に成功する。

*********C M 中***********

ここでアリコのCM
宮崎瑠依さん。かわいい。
病気になったことがある方でも
一定年齢以上であっても
保険に入ることはできます・・が問題は
「誰でも入れるからといって
 誰にでも払ってくれるかというと
 そうでもない」
ここの所、覚えておきましょう。
50・80喜んで!の地井武男さんは
亡くなったっけか(享年70歳)



*********C M 中***********

んで、捕獲された巨大ワニは貨物船で運搬。
そこへ「メガ・シャーク」が来襲。
モンスター運搬中の緊急事態ってのは
もはやお約束である。
緊急事態の中、ロープを切れ!、切るな!で
船長と冒険家は激論する。
んでも船の上では船長が強くて
ロープを切るのだが・・
なんか、ワニはただブルーシートで
覆われていただけみたいだ。
切るとか言ってたロープも
ロープというより「ヒモ」の類である。あれは。



でまあ、実はメガ・シャークの好物は
「ワニの卵」なんだってさ。
それに気がついた主人公たちは
メガ・シャークをおびき寄せるために
「ワニの卵」回収作業に従事するが

卵のそんな用途を見出す前に
軍によってワニの卵は盛大に破壊されており
深海に「卵の殻」が残る程度だった。
深海作業艇じゃあるまいし
深海に卵のかけらを見つけたところで
「攻撃型原潜」になにができるのだろう?と
ここでも?マークだらけであるが
多数の犠牲者を出しつつ
メガ・シャーク(ワニだったかな?どっちでもいいやもう)
の妨害を押し切り、なんとか回収に成功する。

こんな涙ぐましいエピソードをはさみながらも、
このクロコザウルスは、とにかく大量出産が
可能であることが、またまた判明する。
ものすげえ後出しジャンケンである。

で、あの苦労はなんだったんだというくらい
世界中の海岸にワニの卵があふれる。
しかもこの卵、産んで数時間後には孵化。
子ワニサイズも既に人間の倍スケール。
でもこの映画、スケールという概念が無いので
(場面によってモンスターのサイズが変わる)
暴れているのが親ワニなのか子ワニなのか
それすら解らず。

fukahire.jpg
メガ・シャークのふかひれ。

やっと激突!
「メガ・シャークVSクロコザウルス」
とりあえず頑張れ!クロコザウルス。
タコの恨みを晴らしてくれ。
晴らさなくてもいいけど。
やっていることいえば
双方が双方のシッポを噛り付いているだけ。
グールグルだ。

で・・ラストはなんだったけ?
おお、そうだ「サンダ対ガイラ」と一緒。
戦っているうちに海底火山噴火、でケリだったかな。
あれ?子ワニたちはどうしたっけ。

メガ・シャークVSクロコザウルス
Mega Shark vs Crocosaurus
監督 クリストファー・レイ
脚本 ナオミ・セルフマン
製作 デヴィッド・マイケル・ラット
製作総指揮 デヴィッド・リマウィー
音楽 クリス・ライデンハウア
撮影 アレクサンダー・イェレン
製作会社 アサイラム
公開 2010年
製作国 アメリカ合衆国

役名/俳優
ナイジェル・パットナム/ゲイリー・ストレッチ
テリー・マコーミック/ジェイリール・ホワイト
ハッチンソン捜査官/サラ・リーヴィング
カルヴィン提督/ロバート・ピカード
レガット/ハンナ・カウリー

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posted by PON at 21:00| 神奈川 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画(マ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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