2013年10月25日

ザ・フォッグ(2005)

「ザ・フォッグ(2005)」

CSで放映していたので録画観賞。
当たり外れの激しいカーペンター監督
作品の中で評判がいいとされる
「ザ・フォッグ」のリメイク。
とはいえ、前作も観ていないPONでありますが。

こういう映画では、社会的に疎外されている人
(浮浪者とか)が真っ先に不吉な予兆を察知するもの。
人間社会のすみっこに追いやられているからね。
(気が早いと早々に犠牲になる)

で、この映画でも海岸をウロウロしている
浮浪者がなんか異変を察知(謎の刻印を拾う)する。
でも警告したいからというよりも
みんなに構ってほしいから、という感じで
主人公たちにいきなり声をかける。

でも変なジジイが、町の異変を入手しても
”はいはいそうね”と軽くアシラワレテしまい
けっして「警告」には結びつかない。
むこうでも、いわゆる「浮浪者」なんかは
”わが町の名物じーさん”として認識されつつも
かるく無視されたりする様子。

そんなじいさんが主人公どもにこんなことを言う。

「浮き荷と投げ荷の違いは
 がらくたか、放置されるだけの違いだ・・」


意味がよくワカラナイのだけど
ネットで検索すると
「flotsam and jetsam」とあり、

(1) 浮き荷と投げ荷
《海中に漂う貨物と海辺に打ち上げられた貨物》
(2) がらくた, くだらないもの
(3) [集合的に] 浮浪者

なんだそうだ。
なんだろ?西洋のことわざか何かが
関係してくるところなのかもしれないが
自分にはよく解らんです。
どっちも荷物じゃないんか??

あらすぢ
ジョン・カーペンター監督による80年製作の傑作
ホラーを、人気若手俳優を起用してリメイク。
平穏で小さな町が生誕100周年を迎えた夜、
霧の中から怨念と憎悪に満ちた死霊たちが現れる。

静かで平和な港町アントニオ・ベイ。生誕100周年を
迎えた夜、町が濃く深い霧に覆われる。そして
その霧から憎悪に満ちた死霊たちが現れ、
町の人々を次々と惨殺していく…。100年前の
怨みを晴らそうとする死霊たちの恐怖を描く。

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舞台はアメリカの港町。田舎町といえど
地方の中心都市になっているが
ここまで大きくなるには
いろいろ後ろ暗いことがあったみたいだ。

「親の因果が子に報い〜ベンベン」って奴。

しかしそれは「逆恨み」というものですよ。

よしんば、100年前の町の開拓者が
悪行を重ねて今の町の繁栄があるとしても
その子孫はいざ知らず、のちに難も知らずに
住み着いただけの住民にまで
ウラミの矛先が行くというのも・・。

まあ相手は積年の「怨念と憎悪」に
充ちた物の怪。
その町に住んでいる人間ならただそれだけで
「ああ、恨めしい・・殺してやる」という
困った思考で、はなから理性など
吹き飛んでいる連中なんだとすれば
オカシクありませんか・・。

ホラー映画で異性と青春を謳歌する奴らは
ほぼ真っ先に殺される、というのはもはや
テッパンでありますが
最初の犠牲者は、海上でよろしくやってる
ガイドの黒人男と白人男
+身体ばっかりケシカラン成長を遂げた女性ども。

黒人なんか、霧(モノノケ)の向こうに
姿を消すのに、なぜか冷蔵庫の中で助かります。
霧は、密閉空間には侵入できないから
助かったということらしいが
誰かが生き残らないと、一行がヒドイ目にあった
理由がオカに伝わらないから
生き残るキャラも必要だった、という
製作者側の理由があるようです。
もっとも冷蔵庫に半日以上潜んでいたら
死んでいますよ普通。
物凄い持久力だな黒人。
貴君が一番化け物じみている。

さあ、モノノケ(霧)が大暴れ開始。
でも、ローカルFM局のDJママの
クソ餓鬼が殺されないのに、
留守番を務める呑気なばーちゃんが、
映画中一番悲惨な形で死亡するってのは
いかがなものか。

かく非常時に、好き勝手なことをする
クソ餓鬼。こんな奴、死んでしまっても
構わないと思うのだが生き残る。
こうなったら、ウラミ骨髄。
”ばーちゃん”こそ悪霊として蘇って
悪の霧から町を守ったれ。
その方が面白い映画になりそう。



ネタバレしますと。

悪の霧の正体は、100年前に
この町を訪れた移民船の人々。
移民船は結構な小金もちだったので、
当時の町の人々は、彼らの財産狙いで
船の人々を惨殺、財産は町ぐるみで着服。
財産はその後の町の発展に役に立った、
という黒歴史。

足を踏んだ方はスグに忘れてしまっても
踏まれた方は決してその痛みを忘れない、
とか申しますが。
移民船の怨霊は100年後に復活。
霧という形となって住民に復讐を開始したのだった。

が、めんどくさいことに、その移民船の
船長の奥さんだけは、この町に生まれ変わり
そんな前世をまったく気にせず暮らしていた。
最終的に怨霊たちは、船長の元奥さんの魂をもつ
ヒロインを覚醒させ、悪霊側に引き入れることに成功。
船長は満足したみたいで、状況終了。
撤退していった。なんなんだ?それ。

よくわからないシーンが一点。
主人公どもが乗り回してたピックアップトラック。
町中を走行中、窓ガラスがいきなり割れるのだが
どうしてなのか?
謎の神父が車を停めようと石でも投げたのか?

ザ・フォッグ
The Fog
監督 ルパート・ウェインライト
脚本 クーパー・レイン
製作 ジョン・カーペンター
デブラ・ヒル/デヴィッド・フォスター
製作総指揮 デレク・ドーチー
トッド・ガーナー/ダン・コルスラッド
音楽 グレーム・レヴェル
撮影 ネイサン・ホープ
編集 デニス・ヴァークラー
配給 ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
公開 2005年10月14日
上映時間 100分
製作国 アメリカ合衆国/カナダ
言語 英語

キャスト
ニック・キャッスル/演: トム・ウェリング
エリザベス・ウィリアムズ/演: マギー・グレイス
スティーヴィー・ウェイン/演: セルマ・ブレア
スプーナー/演: デレイ・デイヴィス
トム・マローン/演: ケネス・ウェルシュ
マローン神父(ロバート)/演: エイドリアン・ハフ
キャシー・ウィリアムズ/演: サラ・ボッツフォード
アンディ・ウェイン/演: コール・ヘッペル
キャプテン・ブレイク/演: ラデ・シェルベッジア
マンディ/演: ソニア・ベネット

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(サ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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