キッズチャンネル
オトナのアニメ枠でやってたので再見。
今度は7歳の息子とともに。
ノストラさんの予言1999年7の月を控え、
まだ「世紀末」という言葉が
生々しく心に響き、さらには「ムー」系統の
オカルト与太話を、笑って否定できないくらいに
PONがコドモであったあのころ。
恐る恐る観た映画、幻魔大戦。
忍び寄る世紀末の黒い影。
まさか、てめえの息子と観る時代が来るとは・・。
<あらすぢ>
原作=平井和正、石ノ森章太郎、
アニメキャラクターデザイン=大友克洋、
音楽監督=キース・エマーソン、
監督=りんたろう
というそうそうたる顔ぶれで製作された、
超能力バトル・アクション。角川映画劇場用
アニメ第1回製作作品でもある。大宇宙の破壊者
“幻魔”が地球に接近しつつあった。
宇宙の意識体“フロイ”のメッセージを
受け取った、トランシルバニアの王女にして
エスパーの“ルナ”は、やはり幻魔と戦って
いるというサイボーグ兵“ベガ”と共に
地球を守る戦いを開始する。
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以前にも記事にしました。
「幻魔大戦Vol1」
「幻魔大戦Vol2」
途中で飯のため観劇を中断した親子でしたが
「へん!もうあんなの観たくないよ」
という息子(7歳)
その実、彼は映画が怖くって
観るのが嫌になってしまったことを
父親は知っています。
最後は、私に寄り添うようにして
観終わりました。
父の感想としてはですね・・。
なんかコー×クの科学とかが
金に物言わせ、映画会社やアニメハウスも
食いつなぐために制作に参加する
布教アニメ映画みたいだなあ、と。
チケットだけは売りさばけるのに
映画館はガラガラ、のあの手の映画っすよ。
こんなアブナイ映画だったっけ?
主人公、東丈(あずまじょう)のお姉さん
三千子さんが、メーテル声でいう。
「ジョウ、ねえさん、あなたの言うことなら
なんでも信じられる」
「あなたのそのすごい力の源は
”愛”なのかもしれない」
とかなんとか。
こっぱずかしい、セリフの数々。
絵はキレイ。
キャラはもろ”大友”画。
白人であるルナ姫すら東洋人顔のアレ系だ。
透過光によるオーラ表現なんかも
この映画が世に広めてしまい、
後にはメカであるZガンダムまでがオーラ出してたり。
そういや前に震災復興チャリティとして
”大友克洋”原画展ってのを
秋葉に見に行ったことがあるが
その緻密さには感心した。
氏の作品はAKIRAや童夢、気分はもう戦争とか
一通り読んではみたけれど
今に至るまで気に入っているのは
この”幻魔大戦”だけなんで
その設定画やラフデザイン画にも感動。
(ベガの星の宇宙戦艦とか)
ちなみに今回、久々に観返してみて
確認できたことは、主人公、東丈達が
最後に倒した”火竜”(声:ガメラ)は
カフーじゃなくって、やっぱり
”幻魔大王”!だったようです。
(地球攻撃軍司令カフーは丈のお姉さんの
残留思念が消し去って消滅してた)
ただしあくまでこの映画内の話。
小説や漫画なんか知ったこっちゃありませんがね。
聞くところによれば、未だ死刑にならない
どこかのアサ×ラ氏も、この映画にモロ
影響を受けたのだそうな。
ハルマゲドンとかいう言葉もこの映画から
広まったんだよなあ。
息子はかなり感動して観ていたようですが・・
教育方針としてどうなんだろう。
自分自身、ちょっと懐疑的になってしまいましたw
主要キャストの顔が拝めるが
いろいろな意味ですごい。特に”フロイ”
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