いかにも、さだまさし原作だなあ、と。
ジブンもさだまさし聴いていたことがあるから
好きなんですけどね。
基本真面目で割と深刻な話の合間に
照れ隠しのごとく、良い子ちゃん的”チャチャ”を
(今回はオチがその”チャチャ”)
入れるわけですよ。
そこのところがね・・いかにもで。
<あらすぢ>
さだまさしによる原作小説を、岡田将生、榮倉奈々の
主演で映画化。監督は「ヘヴンズストーリー」の
瀬々敬久。高校時代のある事件がきっかけで心を
閉ざしていた杏平は、遺品整理業の職に就く。
そこで出会った女性・ゆきにひかれていく杏平
だったが、ある日、ゆきの衝撃的な過去を知って
しまう。さらにゆきが杏平の前から姿を消して
しまい……。過去の傷を引きずる2人の若者が、
遺品整理という仕事を通して再生していく姿を描く。
共演に原田泰造、松坂桃李、檀れい、柄本明ら。
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「生きるってもの凄く恥ずかしいことだ」
主人公役の岡田将生。
だんだん、ダルビッシュ化が進んでいる。
自分にとってはリーガルハイの悪徳弁護士なんで
人の同情心に付け込んで、またなにか
企んでいるのではないか?と
彼の一挙手一投足に、いちいち
余計な勘繰りをしてしまう。
映画はその岡田将生の”半ケツ”から
スタートする。彼のファンには
たまらないかも知れないが、
ジブンには男のケツはどうでもいいので
別の意味で堪らなかった。
差し替えで別人のケツかもしれない
可能性も付記しておこう。
「関係なくないだろ、命は繋がっているんだよ」
訳ありヒロイン役。榮倉奈々。
この人もだんだんと
「間違いない」のセリフを残し
ヒリピン以降、あまり消息を聞かなくなった
あの人に似てきている。
この記事のためにWiki先生で調べたら
>怪獣映画が好きで、雑誌「SEVENTEEN」の
>インタビューで、“感動した映画”として、
>『私の頭の中の消しゴム』と共に『キング・コング』
>『ゴジラ』シリーズのファンであることも述べた。
ということなんで、なんか急激に親近感。
あまりボロクソに書くのはやめておきます。
彼女のいう「キング・コング」とは
2005年のピーター・ジャクソン監督版
だろうな。
「ゲンキですかッ!」
(先日、国権の最高機関で注意されてたけど・・。
「イノキの常識は世間の非常識」なんだって。
一応は理解しているらしい。
理解しててもな・・税金の無駄でしかない)
同時期にCSで
「アントキノイノチ プロローグ
天国への引越し屋」
という単発ドラマもやってた。
こちらは劇中にも出てくる
「岡田&榮倉」の先輩である
原田泰造が主人公らしい。
らしい、というのは、本編にさほど
期待をしていなかったため、ドラマの方は
録画もしなかったからである。
本編の2年前の話で、今は遺品整理業を
淡々とこなす、原田泰造センパイが熱かった時代。
榮倉奈々も新人バイト。
本編でも業務外で余計なこと(自分達を
捨てた母親の遺品なぞ見たくもないので、
一切を捨ててくださいと依頼されているのに
故人の手紙を遺族へ届ける)をする岡田に
それとなくたしなめる原田泰造。
「ジブンも昔、さんざんやってみたけどな」
なお、最近の方へ。原作は
”くまだまさし”ではなく”さだまさし”です。
スタッフ:
監督:瀬々敬久
企画:平野隆/下田淳行
プロデュース:平野隆/下田淳行
キャスト:
岡田将生
榮倉奈々
松坂桃李
原田泰造
染谷将太
製作年:2011年
製作国:日本
配給:松竹
上映時間:131分
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