ワザと間口を狭め、それでも
ついてくる人とだけ盛り上がろう!
・・という文化祭的ノリに近い。
あまりに制約が多くなりすぎた
日本社会、テレビ業界で
「ええ?そこまでやっちゃう?」と
悪ノリを笑いとばすのが、
クドカンスタイル。そう、いつものだ。
いつものなんだけど、今回はミソが
ついてしまった。
バカ男子生徒達を先生の自宅の寺で
勉強合宿する話があるのだが
グラドル出身設定の兄嫁にすり寄るべく
バカ男子生徒達が「勉強教えて」というや
「だめ、私ホリ×シだから・・」と
立ち去るのである。
そこが固有名詞だったため
さるホリ×シ校長からクレームが
ついてしまったらしいのである。
これはクドカンというよりも周囲のスタッフの
怠慢だと思うな。
<あらすぢ>
低偏差値の仏教系男子校・東高と近隣の進学校で
カトリック系の女子校・三女は経営難などの理由で
合併することになる。根強い反対を受ける中、
東高OBで母校の教職に就く原平助は、合併前の
「お試し」として両校の3年生の1クラスを実験的
に共学クラスにすることを提案し実行される。
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クドカン独特のクセはあるけれど
自分は面白いと思うな。
でも今回も新規な客は呼び込めそうもない。
何かのはずみで第一回目に乗り遅れた視聴者は
その文化祭的ノリに毛嫌いして終了しちゃいそう。
団塊の世代には受け入れられないだろうて。
Wiki先生より。
―いじめや学級崩壊といった現実的学校の問題は
あえて描かず、せめてドラマの中だけでも
「平和で楽しく、賑やか」な学園生活を、という
狙いの下、「ただ漫然と1クールを描き切る」
ことを狙い
いいじゃん。インウツな世に飽き飽きだから
せめてドラマの中だけでも、というそんな発想が好きだ。
確かにこのドラマの設定で、より現実的な脚本に
したら、ものスゴーク陰鬱な話になる。
青春時代って元からギスギスしているもんだと
思うし、そこに現代的SNSツールが加われば
陰湿さは加速する。即、三面記事がフツーの流れだ。
でも本作は、いまいち視聴率が振るわず
クドカン本人がぼやいたという記事もある。
あまちゃんのようには行かないようだ。
金八先生のフォーマットを
わざと踏襲しており、物語も終盤になると
平ちゃん先生は黒板の前で演説を始める。
「女子と向き合え
そして さえない自分と向き合え」
「誰とも付き合わないと言った女が
誰とも付き合わなかったことはない。
付き合うからね 必ず
お前以外の誰かと!
東高生の7割が卒業すると無口になる
女性との会話が成立しないからです。
やがて体調を崩す
ストレスによる過食
脱毛により婚期を逃がし 友は去り
気がつけば 仕事以外で入るメールは
東高同窓会のお誘いのみ
日本の少子化は 進む一方です。
先生ではなく 東高の先輩として言わせてもらう
恥をかくなら少しでも早い方がいい」
割と魅力的な出演者が多い。
特に満島ひかり、かわいすぎだが人妻なんだよな。
風間杜夫は相変わらずダイコンです。
キャスト
・原 平助
演 - 錦戸亮
・蜂矢 りさ(はちや りさ)
演 - 満島ひかり
教職員たち
・三宮 大三郎(さんのみや だいざぶろう)
演 - 生瀬勝久 東高校長。あだ名は「3D」
・吉井 良江(よしい よしえ)
演 - 斉藤由貴 三女校長。敬虔なシスターだが元ヤン。
・淡島 舞(あわしま まい)
演 - 坂井真紀
・富永(とみなが)
演 - 富澤たけし
永楽寺
・原 みゆき(はら みゆき)
演 - 森下愛子(ナレーションも兼務)
・原 一平(はら いっぺい)
演 - えなりかずき
・原 エレナ(はら エレナ)〈24〉
演 - 中村静香
・原 平太(はら へいた)〈60〉
演 - 風間杜夫
スタッフ
脚本 - 宮藤官九郎
音楽 - 真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)、羽毛田丈史
演出 - 山室大輔、金子文紀、福田亮介
主題歌 - 関ジャニ∞「言ったじゃないか」
(INFINITY RECORDS)
作詞 - 宮藤官九郎 / 作曲 - 峯田和伸
演出補 - 渡部篤史
音楽プロデューサー - 志田博英
プロデュース - 磯山晶
プロデューサー補 - 木村政和
製作著作 - TBS
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