2015年02月17日

学校の怪談2

「学校の怪談2」

去年の夏くらいに
「日本映画専門チャンネル」あたりで
やっていたので観劇。

一昔前の小学生に人気だったらしい・・
それくらいしか認識がなかった映画だけど
とぼけた先生を演じた野村宏伸が
第一作に続き再登場というので録画しといた。
(彼はTVドラマ「とんび」での好演で
 我が家において再評価を受けていたのです)

妖怪ウオッチもそうだが、いまもむかしも
子供は妖怪やらモノノケが好きな様子。
確かに自分も昔は”ゲゲゲの鬼太郎大百科”
みたいなやつを食い入るように読んでたっけ。

あらすぢ
塾の講師をしている理香は教え子たちを連れて、
春休みの集中合宿のために自分の故郷に帰って
きていた。合宿に参加するのは塾の生徒たちのほか、
理香の弟の司をはじめとする地元の子供たちだった。
理香は都会の子供と地元の子供との交流を目的に
この合宿を計画したのだが、都会の塾組と全く
ソリが合わない司は、ことあるごとに衝突を
繰り返している。宿泊所である蓮正寺の
真行和尚は、お寺の隣にある南小学校で数十年前に
起きた、“4月4日4時44分の伝説”を子供たちに
話して聞かせた。それは、当時の校長先生が
首をもぎ取られて死んだという恐ろしい出来事
だった。

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まず・・
前田亜季かわいいな(当時11歳)。
西田尚美きれいだな(当時24歳)。
なおPON(当時25歳)。

返して・・私の時計
岸田今日子怖すぎ。怖すぎである。
もともと佇まいからして怖かったが
晩年はさらにも増して怖くなった。
ついには鬼籍に入られたけども。
ムーミン。うん、ムーミンだとも。
ただし、ここでは「ろくろくび」だったけど。

岸田さんは30年前、舞台となった小学校の
校長だったが、妖怪どものボスに殺され
哀れ、幽霊としてさ迷うことになった存在。
だったらさ、子供たち脅かしていないで
子供たちの生還に協力する勢力であって
欲しい。ボスと戦う力もないなら、
せめてジャマすんなっての。

そして野村宏伸
前作と同じキャラで出てきてくれればいいのに
まったく別キャラ。今度は”寺社荒らし”
前半では状況をどんどんダメにする。
後半はやっぱり状況をグダグダにする。

この映画は「ホラー」映画じゃなくって
「お化け屋敷のジュブナイル」映画なので、
子供たちは最後まで一人も死なないし
状況終結だって自分たちでこなさねばならない。
なもんで、大人たちは最後まで
ぜんぜん使えないまま終了する。
こんなとき(非常時)くらい
大人の凄さを少しは見せなくてどうするよ。

夏季宿泊塾講習の先生である西田尚美は
ただただキャアキャア言ってるだけだし。
おお、こんな時こそジモトの霊能力者だよな!と
観客の熱い期待を一身に受けた坊さん
(演:米倉斉加年)も、状況を改善するどころか
西田尚美先生をからかうことに
注力するだけで終了、という体たらく。

第一作よりもちょっと間延びした
展開だったように感じる。
しょせん”コドモ映画”なんだけども。

「学校の怪談に出演者の今・まとめ」(参考)



製作年:1996年
製作国:日本
配給:東宝=サンダンス・カンパニー
時間:103分

監督:平山秀幸
原作:常光徹/日本民話の会
脚本:奥寺佐渡子
撮影:柴崎幸三
美術:中澤克巳
音楽:寺嶋民哉

出演
野村宏伸
西田尚美
米倉斉加年
岸田今日子
前田亜季
細山田隆人
きたろう

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(カ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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