後だしジャンケンになってしまうけれど
ドローンに放射性物質が載っていた事を
ニュースで知って
映画「機動警察パトレイバー2」を
思い出してしまったのですよ。
ご存知ない方のために
さる南国のPKO任務にて、弱腰の日本政府のため
(1999年:今の政治の動きとは
雲泥の差ではあるけれど)
身を守る発砲すらできぬまま
部下を犬死させてしまった自衛隊の一部が
首都東京を舞台に「テロごっこ」を実施。
平和ボケニッポンジンよ目覚めよ!
というようなお話。
この映画に犯人所有の大きな飛行船が出てくる。
コイツは無人操作の「ドローン」で
新宿に墜落する。するとたちまち発生するガス!
すわッ「猛毒ガス」を使ったテロか?と
警備していた自衛隊員たちは大混乱。
ところがそれは虫も殺せぬ無害ガスだった・・
ってオチ。
これは犯人の意向で無害ガスだったから
良かったけれども、自分達がその気になれば
大量虐殺も可能・・という無言の圧力。
上映当時、もちろんPONも喜んで
観たクチではありますがw
犯人が極力、人を傷つけることなく
淡々とテロ(未遂)を起こしてまわる描写が
今回の事件で、ドローンなるものを使い
鈍感な警備陣と政府を目覚めさせてやる!と
犯人の、自己のやり口のスマートさに
酔っているところと被って見えたんです。
ところで本日、その犯人が自首して逮捕。
彼がやっているブログも
一部ネット上で明らかにされたようで。
で・・PONも見てみたんですが
やっぱ犯人のブログに
「機動警察パトレイバー2」という文字が
ありました。
それに犯人はドローンを飛ばすまでに
2〜3台購入していろいろと試していたようで
栄えある試作一号機の名前が「初号機」w
実際に官邸に突入したドローンは
真っ黒に塗りたくり、これまた
つけた名前が「グリフォン」だそうです。
もはや不出来なジョークと笑うしかない。
でも同時にちょっと怖くもなった。
かのオウム事件にしても
今くらいにドローンが数万円で買える時代だったら
サ〇ンをドローンに載せれば済む。
ソ連に信者を送ってヘリパイロットを養成し
旧ソ連軍の中古ミルヘリコプターを
購入しなくったってよかった。
怖い時代ですよ。これは。
でもドローン、結局二週間近く官邸の人に
見つけてもらえず、犯人はブログで
その辺ぶつぶつ言ってます。
犯人ブログも当ブログに負けないくらい
訪問者が少なかったようなので
今まで全然注目されなかっただけ。
(ご興味ある方、犯人ブログは
ご自分で探してください)
「池袋本町電車の見える公園」の
放射能を発する円盤の方もかなり嫌だ。
子を持つ親としては。
すべり台の地下10センチにある
そいつのせいで、仮にすべり台の下で
2時間じっとしていたら
法で規制されている1年間被ばく許容量を
クリアして被ばくすることができるらしい。
昔だったらSFの題材に過ぎなかった
ディストピアな時代に
間違いなく差し掛かっている。
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