いま微妙に話題の片岡愛之助が主演。
TOKYO MXTVの電波受信状況が
良好だったので録画することができた。
ぜんぜん前情報がないままの観賞。
なんでも
「愛知工業大学開学50周年記念映画」
なのだそうで、WIKI先生によれば
もともとは自主映画だったんだけども
好評だったため、あちこちから
スポンサーを募り、大がかりに商業映画化
したのが本作。
なるほど。それなりには楽しめたが
映画に流れる空気感が今一歩薄い感じがして
(率直にいうと、どことなくビンボー臭い)
自主製作映画にもう少し金をかけて
作品化したというならば納得。
<あらすぢ>
愛知県の田舎町・猿投(さなげ)では、
立派な石垣の残る戦国遺跡、猿投城址公園を
巡って地域活性化を目指して岩手教授が
リーダーとなった「城の復元を目指す住民たち」
と馬場町長が推進する「工場誘致を目指す行政」
とが対立していた。
住民が主導する遺跡の発掘現場に突然、3人の
住民(石崎、勘助、ゴン)の肉体に憑依した
戦国武将の霊が現れて、戦国時代の猿投の領主
であったと主張する恩大寺隼人将は住民たちに
築城を命じる。
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自主製作時にはたぶんこの方は
出ていなかったのでしょう「片岡愛之助」。
この方が主演というだけで、
ひとまずは商業映画としての体を為したように
見えるから不思議。
彼は、戦国武将に憑依されるぼんくら
市役所職員を一人二役。
戦国武将の重々しさは、さすが歌舞伎畑の人で
あるが、憑依される前のぼんくら市役所職員の
演技はちょっとざーとらしかったかな。
「片岡愛之助」といえば
PONにとってはやはり「半沢直樹」での
オネエ風のエリート官僚役だ。
さぞや梨園界でのエリートなのかなと
勝手に思っていたのだが
WIKI先生によれば、ずっと子役で
頑張ってきたが、両親を20代で亡くし
その後片岡一門に入門、一族の偉い人に
気に入られ、養子となったのだそうだ。
けっこう苦労人なんですね。ラブリンは。
そして
今回の築城騒動に巻き込まれる
愛知工業大学で建築学を学ぶ女子大生ヒロインに
「海老瀬はな」
最初は、全然見ない顔だなあ・・
演技も今一つだし、と
かなりビミョウだったんだけども
映画が終わるころには
「うん、可愛いよねこの人」
に変わっていたから、オトコなんて
勝手なものである。
現代に現れた戦国武将を
ごく普通に受け入れてしまう
今の時代とのパイプ役の大学教授に「津村鷹志」
この人は、いつまでたってもZATの隊員だ。
ZATのゆるーーーい雰囲気って奴は
半分はこの人が造り出していた。
もう少し尺を短くしても良かった希ガス・・
あ、でもそうすると元々の「自主製作」版と
大して変わらなくなっちゃうか。
キャスト
石崎祐一 / 恩大寺隼人将 - 片岡愛之助
井原ナツキ - 海老瀬はな
井原勘助 / 猿渡勘鉄斎 - 阿藤快
馬場虎兵衛 - 江守徹
佐々木律子 - 藤田朋子
岩手晴彦 - 津村鷹志
二本松和子 - ふせえり
ゴン - 木津誠之
町民・中村 - 片岡功
大工・村野 - 小野進也
酒屋・森田 - 杉本明朗
春日拓司 - 安宅忍
春日時枝 - 星光子
大学職員 - 団長(安田大サーカス)
スナック秀美ママ - 佐々木秀実
コスプレ侍 - アメリカザリガニ
スタッフ
原案 - 細野渉・古波津陽
監督 - 古波津陽
脚本 - 古波津陽・浜頭仁史
撮影監督 - 辻健司
RED ONEワークフロー - 伊藤格
照明 - モリタケンジ
美術 - 磯見俊裕
衣装 - SERIKA
ヘアメイク - Nico
音楽監督 - 赤城忠治
作曲 - 赤城忠治・松岡政長
録音 - 冨田和彦
エグゼクティブプロデューサー - 後藤泰之
プロデューサー - 益田祐美子
インデペンデントプロデューサー - 戸山剛
アソシエイトプロデューサー - 森豪
コーディネーター - 鳥居一平・村井和之
製作 - 『築城せよ!』製作委員会
(愛知工業大学、平成プロジェクト、
ソイソース・エンタテインメント)
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