男気あるテレビ東京のB級映画枠
”午後のロードショー”にて放映されてた。
そうでもなきゃ観ないよな。
この手の映画は。
<あらすぢ>
古い一軒家に引っ越してきた一家が、
悪夢のような体験を余儀なくされる
スクリーミング・ホラー。『スパイダーマン』の
サム・ライミ製作のもと、『the EYE[アイ]』の
オキサイド&ダニー・パン兄弟がメガホンをとる。
屋敷の過去を暴こうと奔走する主人公の少女を
『パニック・ルーム』でジョディ・フォスターの
娘役を演じていたクリステン・スチュワートが
熱演。VFXを多用した心霊描写や心臓を刺激する
ショック描写の数々が満載。
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映画冒頭。
観劇者はいきなりメンドクサイ状況を
見せつけられる。
女性二人と男の子一人が”何か”から
必死に逃げようとしている。
いわゆる・・
”坊やだけでも逃げて”
”いやだよぅ、マムも一緒にだよう!”
”ぎゃああーーッ”(母の悲鳴)
的なシチュエーション。
彼女らがいったい何から逃げているのかは
現時点では不明だけど
順当に解釈するなら、おそらく
この映画におけるすべての元凶からだろう。
おねーちゃんも必死に抵抗するけど
”ヤツ”に地下室へ引きずり込まれ
壮絶なツメ跡を床に残してフェードアウト。
そして、それから何年経ったのか。
それぞれに後ろめたい過去を持つ
訳ありな一家が
訳ありな土地に引っ越してくる。
その訳ありな舞台は、もちろんココ
”ゴーストハウス”である。
ヒロインもこんな田舎に
流れ着いてくるあたり、
やはり何か影を背負っている。
そこへ、いわくをゼンブ承知していそうな
雰囲気をもつジモト不動産屋が、
シゲキの少ない田舎に突如舞い降りた
美形のヒロインと、なんとかして
仲良くなりたい青年が、
どん詰まりの空気を好転させてくれそうな
流浪のヒッピーくずれのナイスガイも
繁忙期のバイトとして雇い入れました。
んでもって、カラスは相変わらずウルサイ。
さあ役者は揃いました。
で、これで説明は終わりなんだけれども。
あとはいかに観ている側を驚かせるか?という
手法自慢のお化け屋敷騒動が続く。
ヒロインを演じる
クリステン・スチュワートがまあ可愛い。
なもんで、なんとか最後まで観ることができた。
以下、ネタバレ。
たしかにそこは”ゴーストハウス”でした。
ソコに巣くっていたゴーストは
映画冒頭で惨殺された方々のなれの果て。
彼女らは物凄く不器用な皆さんで
自分達をこの悲惨な状況に追い込んだ”犯人”に
どーにかして復讐したいと
待ち構えていたのです。
であれば、ビックリドッキリは
当の犯人に的を絞るとかすればいいのに。
無差別に脅かしていたら、
ただでさえ人が近寄りそうにない
アメリカ片田舎の廃農家に
犯人も含めてもっと寄り付きそうになる
気もしますけど、まあジブン不器用ですから。
結局、犯人はシレっと雇われてたナイスガイでした。
この男、彼なりに家族を愛していたのですが
ある日、我がままにならない家族に怒りを爆発させ
全員惨殺しながら自身は記憶を喪失。
うっすらとした記憶のもと
惨劇の舞台の周辺をウロウロしていたようだ。
主人公一家は破産状態で都会から流れてきて
もう一旗揚げるべく、始めた事業が
”ひまわりの種”栽培。
・・そんなんで一家を養っていけるのだろうか?
だとしたらスゲーなアメリカ。
結構最後まで残ったギモン。
2もあるっぺよ。
ゴースト・ハウス
The Messengers
監督:パン兄弟
脚本:マーク・ホイートン
製作:サム・ライミ
ロブ・タパート
出演者:
ジェス・ソロモン/クリステン・スチュワート
ベン・ソロモン/セオドア・ターナー(子役)
ロイ・ソロモン/ディラン・マクダーモット
デニース・ソロモン/ペネロープ・アン・ミラー
ジョン・パウエル/ジョン・コーベット
コルビー・プライス/ウィリアム・B・デイヴィス
プラム/ブレント・ブリスコー
ボビー/ダスティン・ミリガン
音楽:ジョセフ・ロドゥカ
配給:
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
公開:2007年2月2日
上映時間:90分
製作国:アメリカ
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ラベル:ゴーストハウス