2016年08月28日

龍三と七人の子分たち

「龍三と七人の子分たち」

キャッチコピー
「金無し、先無し、怖いもの無し!
ジジイが最高!!」
「俺たちに明日なんかいらない!!」

龍三と七人の子分たち [DVD]

ここしばらく遠ざかっていた
コメディ邦画でもみたいなあ、と
なんかのDVDのトレーラーでみた
タケシ監督のこの映画
「龍三と七人の子分たち」を選択する。

観てみたんだけれども・・う〜ん。

あらすぢ
かつてヤクザの組長を務めた龍三は
息子・龍平のもとで隠居生活を
過ごしているが、ヤクザの息子と
白い眼で見られていた過去から
家庭の中でも窮屈な生活を送っている。
連休に龍平が妻の実家へ帰省、
留守を預かる最中に半グレ京浜連合
からオレオレ詐欺の電話がかかる・・。

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想定していたのと
なんかちょっとだけチガウ。

もう少し、なんつーか”爽快感”が
欲しかったんだけども
キタノ監督独特の照れ隠しなのか

結局はマトモな社会では
生きて行けない連中なんだから
映画的ファンタジーの舞台を用意して
活躍させるとしても、せいぜいがこの程度よ?
といった監督の諦観のようなものが感じられた。

昔はブイブイ言わせてた
スネに傷もつ伝説の男でも
老いれば所詮ジジイはジジイ。
一龍会も半グレ京浜連合も根は一緒。
(むろんキタノ監督が所属する”芸人”もだ)
むやみにヒーロー化なぞ
したくなかったのかもしれない。

ビートたけしが散々やってきた漫才を
丁寧にコント化⇒映画化したような話でした。

それにしても近藤正臣、カッコいいなあ。
ああいうジジイになりたい。
(あくまでイメージのお話ですが)

必殺剣劇人 DVD-BOX

それと殿下こと小野寺昭。
あの人ですら”ジジイ”として
メンバー入りとは。
ああ、昭和は遠くになりにけり。

太陽にほえろ!オリジナル・サウンドトラック 70’sベスト

龍三と七人の子分たち

監督:北野武
脚本:北野武

出演者:キャスト
龍三親分(一龍会) - 藤竜也
若頭のマサ(一龍会) - 近藤正臣
はばかりのモキチ(一龍会) - 中尾彬
早撃ちのマック(一龍会) - 品川徹
ステッキのイチゾウ(一龍会) - 樋浦勉
五寸釘のヒデ(一龍会) - 伊藤幸純
カミソリのタカ(一龍会) - 吉澤健
神風のヤス(一龍会) - 小野寺昭

西(京浜連合) - 安田顕
北条(京浜連合) - 矢島健一
徳永(京浜連合) - 下條アトム

龍平 - 勝村政信
キャバクラのママ - 萬田久子
村上(刑事) - ビートたけし
榊 - 辰巳琢郎
龍平の上司 - 徳井優
佐々木(京浜連合) - 川口力哉
田村(京浜連合) - 山崎樹範
松嶋(京浜連合) - 川野直輝
石垣(京浜連合) - 石塚康介
焼鳥屋の店長 - 芦川誠
刑事 - 國本鍾建
百合子 - 清水富美加
龍平の妻 - 池谷のぶえ
京浜連合組員 - 山口祥行
京浜連合組員 - 本宮泰風
康介 - 込江海翔
軽トラの運転手 - ガンビーノ小林
看護師 - 山本恵子
老人ホームの職員 - 北沢清子
焼鳥屋の店員 - ケンタエリザベス3世
オカマ - カトゥー

音楽:鈴木慶一
編集:北野武

製作会社:
「龍三と七人の子分たち」製作委員会

配給:
ワーナー・ブラザース映画
オフィス北野

公開:2015年4月25日
上映時間:111分
製作国:日本
言語:日本語

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posted by PON at 21:33| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ラ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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