信繁がこれまで遭遇してきた人々からの
言動を思い出し、これまでの己の生き様を
思い返すうち、
結果的に、長期シリーズに一回はある
総集編みたいな内容になってしまった回。
<あらすぢ>
父親のとばっちりを受け
家康の勘気が全然納まらないまま
九度山村に蟄居中の信繁。
ついに大阪方(豊臣)から
お誘いが来る。
1)私は大軍を指揮したことがない
2)私は囚われの身
3)なにより私は戦が嫌いだ
以上の理由から断る信繁だったが・・。
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信繁はさんざん逡巡、躊躇しながらも
豊臣方への参加をお断りするのだった。
信繁は、十年にもおよぶ九度山村での
蟄居生活に慣れてしまった。
もうこのまま農民以上、武士未満の生活で
一生を終えてもいいかな・・
本人も気が付かない心の奥底を
今まで”ウザい”と言われてきた
「長澤まさみ=きり嬢」に
ぜんぶ見透かされてしまう信繁。
「今まで何をしてきたの?
小県にいる頃は父親に振り回されて
大坂に来てからは太閤殿下に振り回されて。
何を残したの?
真田源次郎がこの世に生きたという証しを
何か一つでも残してきた?
(中略)
何もしてないじゃない。
何の役にも立ってない。
誰のためにもなってない。」
はい、後に
”日の本一のもののふ”と謳われる
真田信繁さんが、簡単に論破されました!
・・実はこの「振り回されて」って
きりのセリフ、自分自身を顧みて
かなりズキッときましてね・・。
確かにドラマの中での信繁は
これまで才気あふれる若さをもって
”与えられた”道で全力を尽くしてきたようだけど
彼が全力を尽くしてきた”道”とは
あくまで”誰かに与えられた”道であって
自分の夢のため己で選んだ道じゃないんだよな。
「ここで一生を終えたいの?
それでいいの?
あなたは何のために生まれてきたの?」
「あなたの助けを待っている人がいる。
あなたは、行きたいと思っている。
だったら!行くしかないでしょう」
史実の信繁さん(幸村)は
やることやってから華々しく散り
「日の本一のもののふ」と
歴史に名を遺しましたけれども
さて、これからPONの進むべき道は・・。
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