2016年11月22日

星を追う子ども

「星を追う子ども」

「星を追う子ども」
Children who Chase Lost Voices
from Deep Below

「君の名は。」を劇場で観たことで
我が家にちょっとした「新海誠」ブームが。
なんか他にも観てみたいね〜と
いうことで、レンタルしてきたのだが・・。

あらすぢ
父親の形見の鉱石ラジオから流れる不思議な
音楽に耳を傾けながら、思いをはせるアスナ。
孤独な毎日を送るアスナは、ある少年と
再会するための旅に出ることにする。
それはアスナにとって、世界の冷酷さと美しさ、
そして別れを知るための冒険の旅となる。

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なんだろ。新海作品には
片親キャラが続々と登場しますね。

母親は看護師らしく
家を留守にすることが多い中
うつうつと日々を過ごしている
主人公の女の子アスナ。

そんなアスナが電車の鉄橋上で
もののけ姫にでてきたような
”なんとかヌシ”みたいなモンスターに
絡まれるところが物語の転機となる。

自分を助けてくれた男の子は
その時のバトルが原因であっさりと
死んでしまい、メチャクチャ責任を感じる
アスナだった。

そんなころ、胡散臭い新任の先生が
授業で語ったところによれば
どうも、世界各地に”よみがえり話”は存在し
特に「アガルタ」って場所に行けば
死者が復活するらしい、という
ムー的なお話を吹き込まれてしまう。

Wiki先生によれば
◆アガルタ (Agartha) は、19世紀末から
20世紀にかけてのオカルト的伝説において
アジアのどこかにあるとされた地下都市である。
スリランカの伝説とされることもある。
◆あとアルバムの名前。

アガルタ

このハナシでいう「アガルタ」とは
昔のロボアニメ、ダンバインにでてくる
バイストンウェルのような異世界。
そこは「もののけ姫」のような
魑魅魍魎がはびこり
(イ族なる呪われた種族なんてのも出てくる)

そんな世界をアスナは
ラピュタでいうところの
ムスカ大佐のような人物(モリサキ)と
旅することになる。

で、この話でのムスカ大佐は
オリジナルのより、よほど望みが小さく?
周囲を大掛かりに巻き込んで
大山鳴動しまくるけれど
その真の目的とは、
最愛の人間を生き返らせたい・・という、
本人にとってはそりゃあ大変なこと
なのでしょうが、
周囲からしてみれば
ただただ迷惑なこと、この上ない
そんな存在なのでありました。
そしておんなじことした先達に
エヴァンゲリオンの碇司令官がおりますね。

なんかラノベとかで
散々使いまくった世界観のオンパレード。
結局、ファンタジーなんて
どれもそうなっちゃうのかも
知れないけれど。

うーーん。二度は観ないな。

劇場アニメーション『星を追う子ども』 [DVD]

星を追う子ども
Children who Chase Lost Voices
from Deep Below

監督:新海誠
脚本:新海誠
出演者:
金元寿子
入野自由
井上和彦

音楽:天門
主題歌:熊木杏里
『Hello Goodbye & Hello』

製作会社:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:
メディアファクトリー
コミックス・ウェーブ・フィルム
公開:2011年5月7日

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posted by PON at 21:58| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ハ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする